やばい。アメリカアマガエルの飼育が思いの外楽しい。
体が小さいから、ビバリウムの中に馴染んで、自然な姿を見せてくれる。
これこそ、ビバリウム飼育の醍醐味!!
サラマンダーやイエアメガエル・ベルツノガエルの飼育がペット的な付き合いになるのに対して、アメリカアマガエルは自然そのものの生態を観察させてくれます。
例えて言えば、ハムスターを飼う感覚と、熱帯魚を飼育する感覚。それくらいの違いがあります。
去年は、この付き合い方の違いが分かっていなかったのが失敗の第一要因だった様に思います。
要観察・不干渉。
爬虫・両生類飼育の基本なんですけどね。
こっから先は、苦手な方がいそうな画像もあるので、「続きを読む」からどうぞ。 前々から言ってますが、三匹のアメリカアマガエルはこのビバリウムで飼育しています↓
昼間は何処かしらの隙間に潜り込んで寝ているので確認出来ませんが、霧吹きをして消灯(大体午後4時頃)すると活動を始めます。
目を覚ますと、まず鳴き始めるので分かります。確認はしていませんが、鳴き声が明らかに複数聞こえるので三匹のうち、少なくとも二匹はオスの様です。
ツリーフロッグだけあって、木の枝がお気に入り。特に、画像の左側にある枝の上方の股の所に常に誰かしらが陣取っています。
重量級のイエアメやベルツノに比べて、ジャンプ力が強いので、ちょっと目を離すと一瞬で姿を消します。
戸を開ける際には、要注意。
ちょっと考えたのは、餌やりの件。
三匹のうち二匹はすんなりピンセットから食べたのですが、一匹かなりのビビリ個体がいましてピンセットを近づけるとジャンプして逃げてしまいます。
それで、何度逃げられた事か。
これじゃイカンという事で、急遽Sサイズのコオロギを千匹購入。
これをケージ内にバラ撒くと、ちゃんと食べてくれました。
お、これでいけるかと思ったのも束の間。
ご存知の通り、逃走しまくった挙句に数日にして暑さで全滅という大惨状・・・。
という訳で、今度はGことレッドローチのSサイズを購入。
うん。
逃げない。
死なない。
臭わない。
Gって素敵。
どっちが清潔かでいったら、迷わずコオロギよりこちらを選ぶよ。あたしゃ。
ただ、これにも一つ難点がありまして。
ケージ内に放すと、苔や植物の中に潜り込んで、カエルが食べてるかどうか確認出来ません。
なので、この方式を採用↓
缶詰コオロギの空き缶にローチを入れて、ケージ内に設置。これなら、見失う事なく、カエルがローチを食べれます。
実際、これを置く様になってからすぐに学習したらしく↓
こんな具合に缶の周りにたむろする様になりました。
食いは至って良好。
食事の後は、こんな感じです↓
腹パンパンw
食いっぱぐれのない様に、結構な数を給餌するのですが、朝までには一匹も残さず食されます。
流石に食い過ぎかと思い、現在では二日に一回の給餌としています。
カエルは好調。
植物も好調。
まさしく、心のオアシスです。
このまま、維持出来ればいいなぁ・・・。
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