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2016年09月29日

係数を分析して打ち出しと接客手法に反映させよう。・・・・・・3

こんにちは、今日は係数編最後です。

まず、商品1点の金額の中を分解していくと下記のようになります。販売のスピード.PNG

販売スピードとは、フォロー、発注するときに必要なことです。
販売ペース、つまり速さ(セールススピードポイント)発注数量や持つべき在庫を決める方法。
金額で算出する場合がある。たとえばスーツが1ヶ月90着売れたとすると、90÷30となり販売スピードは3になります。アイテム別に出すと売上ペースがよくわかる。
それぞれのスピードに対して現時点の在庫数量と比較して、何日分の在庫を持っているか簡単にわかり、さらに逆に何日分の在庫を持つべきか決めていくと現時点でどれだけ必要かわかりやすくなる。在庫台帳売り消し表に反映される。
販売スピード.PNG

発注日から入荷日までの間も商品が売れてしまうのでこのリードタイムで売れてしまうであろう数量も発注に入れる。
つまり、前に述べたABC分析が必要不可欠になる。
基準在庫高=平均売価在庫高-月平均売上高
月初売価売上高=月別売上予算高+基準在庫高
        月別売上予算+平均売価在庫高-月平均売上高
平均在庫高=目標売上高÷目標商品回転率
部門別平均在庫高=総平均在庫高×部門別販売目標構成比

たとえば、目標売上高が2億円で、目標商品回転率が8回転の場合し平均在庫高は2500万円となり、4回転の場合は、平均在庫高が5000万円となる。
平均的な店舗の在庫高が2500万であったり5000万であったりして一年間に同じ在庫金額を
8回ないし4回追加して売上を作っていくという考え方。
部門別平均在庫高は、店舗総平均在庫高に部門別販売目標構成比を掛けても出すことができる。
基準在庫高は、たとえ売れる月とそうでない月があったとしても、売れてしまった後には必ず
基準在庫が店舗に安定して残っているようにする考え方となる。
月初売価在庫高の算出の考え方は目標売上高が年間二億だと1ヶ月平均売上高は2億÷12ヶ月で1665万。平均在庫高は、回転率が8回転ならば2億÷8で2500万 4月の目標売上高
を1110万だとすると1110+2500-1665=1945で4月の月初在庫高は1945万となる。
4月の月間仕入れ枠は、1110+1945-1945=1110万になる。
回転率が速い場合6以上の場合は月初売価在庫高を月別売上高と回転率を使い算出する。 
1. 月所売価在庫高=月別目標売上高÷(回転率÷12)=1110÷(8÷12)=1665.0
2. 月所売価在庫高=(月別目標売上高÷営業日数)×在庫日数=(1110÷30.4)×(365÷8)=1665.1


さらに、ここから、今の時代一番大切な分析として
交差比率があります。
仕入れた商品がどのように利益を生んでいるか見る数字。
商品選択の基準ともなる。
粗利益率と使用品回転率という数値で交差比率が算出できる。
たとえば、粗利益率35%の商品があり、その商品が一年間に4回転した場合35%×4回転
交差比率は1.4(140%)という値になる。
1.4という値は、次のように考えられる。1万円分の商品の35%の粗利益部分にあたる、
3500円が4回転の利益として入った、つまり、14000円の粗利益率を稼いだということになる。
先ほども述べたように、粗利益率も回転率も大きければ交差比率も大きくなりよい結果が生まれる。

交差比率1.PNG

商品別交差比率

交差比率2.PNG

商品回転率
交差比率3.PNG
A商品は稼ぎ商品
すべての商品群の中で販売効率もよく無粗利益率も高く無、文句なしの商品ですが
商品のサイクルを考えると威勢を続けるとともに次の稼ぎ商品を準備しなくては
ならない。

B商品はもうけ商品
販売効率は低いが、売れると利益に大きく貢献する商品、販売努力次第で利益も大きいので
外せない商品だが全くだめなときは、外すことも考える。

C商品は売り筋商品
販売効率は高いのですが、利益率は低い商品です。しかし回転率がよく売上をどんどん作る。
販売効率が悪くなったら意味が無くなるので商品の動きに気を配ること。

D商品は見せ筋商品
販売効率も粗利益率も悪く、商品を置く価値があるのか見直す。

係数まとめとして

売り場のポイントとなる係数
入場者客数・客単価・商品単価・買い上げ率・関連販売率の4つの項目が店の売り上げの増減を
ひもとく鍵となる。

1. 自店の客単価を日々・週間・月間を把握する。
2. 自店のアイテム売上構成比を週間・月間で把握する。
3. 自店の期首・期末の総在庫金額・店数と一品商品単価を把握する。
4. 個人売上をつけているの手あれば、店の売り上げ構成比を週・月単位で把握する。
5. 一日の時間別の売上・買い上げ客数・入場者客数を把握する。

          効果として
● 自店の売れた商品単価・客単価を把握することにより、自店の商品のバランスが適切なのかどうか1つの目安となる。
● 在庫金額の商品単価と売上商品単価と比較することにより、打ち出し・商品投入計画に反映して手を打つことが具体的にできる。
● 売りたいもの、売り切りたいもの、推奨商品など明確な板付と仕掛け作りに反映することができる。
● DPの構築や、スタッフへの明確な落とし込み、指示の根拠として活用できる。
● 感覚よりもデータに基づく売り場作りが確立され、次の手が素早く打つことができる。


よく、いい使用品がないから、売れる商品がないから、MD・バイヤーの責任にしてしまう売り場責任者がいます。
売り場にすべて売れ筋商品を並べたとしても売上は上がりません。実際に、オイルショックの時代に経験しました。

売り場スタッフは、いかにして入荷してきた商品をいち早く消化してファンを獲得していくかが大切です。
売れない商品も当然出てきますが、サイズピッチがあっていない限りは、あの手この手の手法で
購入に結びつかせることができるはずです。
そのためには、今回お伝えした係数を元に、在庫状況に反映させていくことが大切です。
店舗に変化を持たせすることは、本社の仕事ではありません。
売り場スタッフの力量が大切になります。
ブランド力を生かすも殺すも、現場スタッフ次第です。

最後で熟読ありがとうございました。
質問などあればまた、ご連絡ください。
ではまた、次回・・・・・

2016年09月28日

係数を分析して打ち出しと接客手法に反映させよう。・・・・・・2

おはようございます。
反響が多かったので、早速さらに深くお伝えしていきます。

店舗は、POS導入が当たり前で、ほとんどの分析はボタン一つで見ることができると思います。
しかし、これからお伝えする、アナログの部分を理解していないと店舗運営に支障を来す恐れがあります。

まず、商品の分析の方法としてABC分析(タグ分析)が基本中の基本です。

               ABC分析
自店の取り扱い使用品、A B Cと3つにランクを分けて最上位のAランク商品を重点管理していく手法です。
ABC分析は、売り上げ分析、利益分析、商品分析など容易に活用できる利点がある。
1. 取扱商品を明確にする。
2. 売れ筋、死に筋商品の発見につながる。
3. 売上高ばかりでなく、粗利益、在庫高などのABC分析と比較検討することにより、
取扱商品の商品効率を把握できる。
4. 商品を重点管理するため、人的効率アップもできる。

ABC.PNG


売れ筋は、自分たちで仕掛けて作ることがこの表からでも大切だということがわかります。
陳列の仕方・DPの仕方・提案の仕方、最低この3つを工夫して継続して商品の消化につながるということを
ご理解ください。

次回は、交差比率・在庫状況をお伝えします。
何故、めんどくさい棚卸しが必要なのか理解できるはずです。

今日も最後まで熟読ありがとうございました。

商品をよりいっそう輝かせるのは、売り場スタッフの仕事です。
MDでも、バイヤーでもありません。
不安定な環境の中、しっかりプロセスを踏まえて現場に立ってください。

2016年09月27日

係数を分析して打ち出しと接客手法に反映させよう。

こんにちは、久しぶりの投稿となります。9月の連休商戦も、例年とはひと味違い、ぱっとしないように思いましたが
皆さんの店舗はいかがだったでしょうか。
「売れない時代」から、「買わない時代」に明確に移行しつつあります。
消費者は、お金を持っていても、もはや宣伝・流行に左右されない「個」の時代に確実に突入したと思います。
そこで安易に、売れないからといって価格変更することは付加価値を大きく損失していくように思います。
係数に落とし込むと、今の環境にお店がしっかりとピントが合っているかどうかわかります。
次の内容を把握しましょう。

売り場の計数管理
売り場の係数

結果と分析においてすべて数字でしかないのが周知の通り。
次の計算式は最低でも理解していなければならない。

達成率(achieve)
実績÷予算×100%
進行率(progress)
実績累計÷予算累計×100%
商品構成比
        商品売上高÷総売上高×100%
商品回転率
        売上高÷在庫高=(回)
客単価@
        売上高÷買い上げ客数
関連販売率(セット売り)
        買い上げ点数÷買い上げ客数
買い上げ率
        買い上げ客数÷入場者客数×100%

粗利益
売価から商品原価を差し引いた一時利益
 粗利益額=売上高-売上原価
     祖利益率=(売上高-売上原価)÷売上高
原価
商品の生産、または仕入れにかかる費用のこと、売上原価とも呼ぶ
売上原価と販売価格の比率を原価率と呼び、原価率が低いほど粗利が高い。
粗利益高・・・・・・・・・・・ロスや値引きを引いた後の利益。
売り場効率
売り場効率=年間販売額/売り場面積(一平方メートル当たり、坪あたり)
 効率工事用のためには、単位面積当たりの客数を増やす。購買単価を上げる。
買い上げ点数を増やすなどの方策が必要。
 損益分岐点
売上高と総費用が等しくなる。利益も出ないが損失もない売上高。
売上高が損益分岐点を超えると利益が出て超えなければ損失が発生する。
一般的な経営では売上に関係なく発生する固定費と、売上の増減に比例して
発生する変動費が費用となるため、以下の式で損益分岐点を求めることができる。
損益分岐点売上高=固定費/(1-変動比率)
値入高・・・・・・・・・・・・ロスや値引きも発生しない予定利益
商品を仕入れたときの価格と予定販売額との差であり、あくまでも予定された利益のこと。

値入高=予定販売額-仕入れた価格(仕入れ原価)
値入率=値入高÷予定販売額

この意味は、しっかり理解して、まず自分のお店の係数をはじき出してみましょう。
さらに、自分で何かしら店を運営したい方は
次回に、深いところまでお伝えしていきます。
今日は、入り口だと思ってください。

最後まで熟読ありがとうございます。

2016年09月06日

店長・売り場リーダーの立ち振る舞いとは・・・・・・1(スタッフのまとめ方について)

こんにちは、今日から店長・リーダーの売り場での立ち振る舞い、考え方についてお伝えしていきます。
よく、スタッフとコミュニケーションがとれないと相談を持ちかけることしばしあります。
前回、お伝えしたように、報告・連絡・相談そして確認を書き込みましたが、それ以前の温度差があるようです。

「何で自分勝手なんだろう。」「自分のことしか考えていない。」とスタッフに対して悩んでいる方、多いと思います。
人員も足りていないから、見て見ない振りして自分自身をごまかしてはないでしょうか。
一番悪いパターンだと思います。

まず、店長・リーダーが自分自身を改めていくことから始めないとなかなか難しいと思います。
「怒る」という事はやめましょう。
「叱る」ということがちゃんとできているかどうかです。
「怒る」と「叱る」は全く違います。
「怒る」・・・・・・・・・自分の感情にまかせて、相手の欠点・ミスを責める行為です。
「叱る」・・・・・・・・・冷静に問題点を検証して、指摘して修正を促す行為です。


ここが難しいところですよね。
相手目線で、どう考えているのか探り出し、気づかせるというコーチングも書き込みましたが、なかなかそこまで
たどり着けないのが現場です。

まずは、とことんやらせて見て、ミスしたり失敗したときに相手がどう受け止めているかという
ところから、入らないとうまく機能しないはずです。
こんな事がありました、
検品をしてもいつも数を間違えてしまう。棚卸しもいつも数が合わないスタッフがいました。
店長は、「何やってるんだ、毎回毎回、おまえは何年この仕事しているんだよ。」と
そしたら、そのスタッフは、「こっちだって、真剣にやってて間違えてるんだし、わざと間違えていない。
誰だって間違えるときはあるはずです。」と切り返してきました。

皆さんこの流れ見て、どう思いますか。
このとき、決算棚卸しを10人の売り場メンバー全員で実施していたときの話です。
何回やっても合わない、やるたびに数が違うのです。
僕は、黙って状況を見ていました。時刻は22時を回っています。
店長は、感情あらわに、全員でもう一回、と号令をかけ、2回目の棚卸しが終わったのが0:30でした。
突き合わせをしたら、やはり、点数が合わない・・・・・・・
皆うなだれていました。攻められたスタッフは「ほら、やっぱりあわない。僕だけの問題じゃない。」と言う始末です。

実は、数え方もミスがあったのですが、棚卸しをする前の事前準備もミスがあり、店長・リーダーともに確認チェックしていなかったのです。
1回目の合わなかった時点で、台帳転記作業を確認していればミスがわかったのですが、していなかったので
解決した時点手の時刻は25:45という時間でした。
次の日、店長と話し、何故こんな効率の悪い棚卸しになったのか、尋ねました。
「皆のレベルが、達していないのをわかっていて、雑にこなしてしまった。」とずれた回答をしたので
「あえて、棚卸し見届けていて途中で僕は、気がついたけど言っても次につながらないと思い最後までやらせた。」
といいました。
「店長自身が、しっかりスタッフを見ていないから、レベルがどうのこうのと言っているよ。自分のスタッフ見下していることに気がつかないの。」と伝えました。

よく数を間違えるスタッフは、なんで間違えるのか一緒にしっかり検証したか尋ねると、指示して、こうやるんだという
手順しか教えていない。と言ったので、それじゃ、検証してごらん、と指示しました。

予想通り、一緒に検品してみると、間違えないように数は数えているのですが、パッキンから出して、しっかり数えていないという事が判明して、そのスタッフも深く反省して納得して素直に仕事をするようになりました。

これ、一例としてありがちなパターンですが、やはり、眼をかけ、手をかけるということを
めんどくさがらないで実践しないと、自分自身も、見失うことになります。

自分自身に、当てはめていろいろと、修正してみましょう。
譲れないモノは譲れません。そのためにはしっかり、自分自身を突き詰めていくことが大切です。

最後まで、ご愛読ありがとうございました。
また次回・・・・

2016年09月05日

売れない時代から、買わない時代への対応とは

こんにちは、土日は売り場に立っていました。今日掲げた表題は、ここ2カ月ぐらい、いろいろな場所で接客して
感じたことです。
インバウンドの皆さんも、日本人も共通して言えることではないかと思います。
ただ、富裕層の方は昔と同じ購入に対してあんまりぶれはないのかと思いますが、この層も少し同じことが言えます。

売れなくなると、本社サイドは価格変更の手を打ってきます。手法として間違ってはいないがけして、あってはいないと思います。

今の、消費者は昔のようにみんなが着ているから、流行っているからという観念で、お金を使うということは
少なくなってきています。
本当に、自分に対して付加価値があるかどうか、考えて購入することと、何かに使用しないといけないから
仕方なくこうにゅうすることの二つです。このことは今も昔も変わらないのですが、はっきりと感じ取れるのが
この2・3年だと思います。

では、売り場スタッフは、どのように対応しないといけないのか、
前から言っていますが、

   尋ねるスタンス=コンサルティングセールス

            をしっかりしていかないと、通用しないと思います。
つまり、お客様をプロデュースするという感じです。
この接客に必要なのは
  
  ● ブランドの由来・歴史・世界観を把握していること。
  ● 商品のディテール・マテリアルを塾持していること。
  ● カラーコーディネートの対応力・応用力があること。
  ● お客様の背景を把握して、TPO FOPの着こなしの提案ができること。
  ● お客様の体系・髪型に着目して、トータルコーディネートできるように心がけること。
  ● 商品のケアーをしっかり伝えることができること。


以上のことが、大切になってきます。
このことは、今までも変わっていないのですが、今後とても現場では大切になってきます。
当然、商品の供給もいろいろと改善しないといけないのですが、ここではまず、売り場目線でのお伝えとなります。

今までが、実は、簡単に買っていただけただけで、提案・ブランドの世界観など、ここ数年おざなりにしてきてしまったのです。それは、なぜか、
アウトレットビジネスとネット販売が頭角を現したので消費者の価値観が変わってきているのです。
そこを、ただ、価格変更だけで対応しても、うまくいきません。
とてもめんどくさい作業だと思うでしょうが、一人一人お相手したお客様に今日、お伝えしたことを実践していくしか
ありません。小売りは、ここがポイントとなるところです。


対応力、そして、おもてなしとは、今SCコンテストなどでいろいろとレクチャーされていると思いますが
間違ってはいませんが、もはや、それだけでは通用しない時代です。
「おもてなし」ということも日本では大切なことですが、もう一つ、突き進んで

「ハートフルな接客」を心がけましょう。
今日伝えた5項目をしっかり意識して
May I help youの気持ちで取り組むことをお勧めします。
最後ので、ありがとうございました。
また、次回、いろいろなことお伝えしていきます。

2016年09月02日

指数分析について

こんにちは、この時期にお伝えすることが良いタイミングだと思い、書き込みます。
日本は、四季の国です。ひと月ひと月の年間の構成比を算出していくことはご存じたと思いますが
もっと掘り下げて、月・週・一日の時間別(13:00 ・ 15:00 ・ 17:00)と出すことも大切になります。


売り上げ確保のためなのですが、シフトを組む時も必要なツールとなります。
一昔前は、土日・祝日全員出勤体制という感じが当然のごとくまかり通っていましたが
今は、効率も考え、自分自身の時間も大切に確保しなくてはなりません。

客商売ですから、お客様に合わせて、休憩時間を振ることも大切なことです。
店によっては、平日月曜日が売り上げが跳ねる店と、木曜日当たり跳ねる店と環境によって違います。
また、プロパー店舗とアウトレット店舗でも大きく違ってきます。
プロパー店舗は、平日、15:00以降の売り上げ構成比が60%から80%占めるところが多いはずです。
アウトレットは、逆に、15:00までに予算の60%確保しないと厳しいところが多いはずです。
全て環境により違ってきます。
そこを把握して、休憩・公休の振りを考えないといけないのですが、
希望公休を聞いたり、昼間の休憩は12:00からが当たり前というパターンになっないでしょうか。
悪いとは言いませんが、販売チャンスをかなり逃しています。

一回、週間の平日の売り上げの指数(構成比) 一日の売り上げの指数(構成比)を出してみてください。
さらに、traffic(入場者客数)13:00 15:00 17:00と区切って出すことをおすすめします。


この事を、継続して実践していけばいろいろなことが見えてきて、販売・接客そして、打ち出し・陳列に
反映させられるはずです。
やっているようで、やっていない項目だと思います。
なぜならば、めんどくさいから・・・・・違いますか。
忙しいから・人がいないからできないというのは言い訳で
そこをしっかり実践しなければ、感覚だけの売り上げであり、継続して
結果を出すことは難しくなります。
厳しいことを今日は、書いていますが、やるかやらないかで
大きく結果が左右されることを認識してください。
小売りのファッションビジネスは、プロセスがとても大切です。

今日も最後までありがとうございました。
また、次回・・・・・

2016年09月01日

9月の最初の業界情報(トピックス)

9月の始まりです。業界に少なからず激震が走っています。
アメリカでは、コーチ・ラルフローレン・GAPグループの閉店が相次ぎ
日本では、ヨウジヤマモトのトップが交代LVHMベルルッティ前代表の今村さんが社長に就任
大津パルコは不動産会社に固定資産譲渡・・・来年8月31日に閉店
スクラップアンドビルドがスクラップばかりになりつつあります。

こんなことを知ると不安になる方もいますが、売り場スタッフがしっかりして日々を過ごさないと
何も変わらないでしょう。
オイルショックの時もいろんなことがありました。
生き残りをかけて日々、いろんなことに取り組むのは、どの業界も同じです。

今ある環境、今ある在庫でどうやって業績を上げていくか、売り場の意見が大切です。
そのためには、感覚だけで仕事に携わらないで、時間・数字意識をもって
売り場に臨んでいきましょう。

商品が売れない、買ってもらえない、ではなく いかに提案して購買意欲を持ってもらうのかは
売り場に携わるスタッフの仕事です。
仕事とは、成果・効率を上げることです。

2016年08月31日

さぁ、9月・・・基本に帰ろう。

こんにちは、暑い日がつつきました。台風で大変な被害を合われた方々、本当に大変だと思います。
明日から、9月スタートです。
プロパー店は、秋冬物が立ち上がり感度のいいお客様も多く来店されることだと思います。
アウトレットは、クリアランスなど控えているところもあると思いますが、気候が暑く残暑が残っているとしても
秋冬のイメージをしっかり店舗に感じ取れるように工夫をしてください。

今年は、どこもかしこも苦戦していると思います。インバウンドの波が大きかった前年が大きく壁を作っていることも
事実だと思いますが、視点を変えて挑戦することが、売り場スタッフの役割です。

この機会に、店舗をくまなくきれいに掃除して、気持ちを切り替えることもを忘れないでください。
ややもすると、クーラーをつけっぱなしで帰っている店舗もあちらこちらで見かけます。
コスト意識以前に、エコに対しても無頓着では、客商売は成り立ちません。
基本ができていない店舗は、必ず売り上げが低迷します。

また、低迷したからと言って焦るのではなく、7 ・8月の繁忙期商戦をしくじった店舗は、来年の1月店舗はどうあるべきか
イメージして、今何が足りなくて、力が出し切れていないのか修正して実践していきましょう。
9月は、繁忙期商戦を検証して修正していく月でもあります。

18日以降にピークを作りたいのであれば
9月第一週は
    ● 店舗クリーンネス
    ● レイアウト・陳列変更
    ● 商品の再レクチャー勉強会

この三点は、しっかり実践していきましょう。
11-17日が、販売手法のフィードバックとなります。


これが一般的な、9月のタイムスケジュールとなります。

今年は、安定性がありません。マンパワーが大きく左右します。
気持ちを引き締めてチャレンジしましょう。
また、改めていろいろ次回お伝えします。

2016年08月30日

売れ筋は自分たちで作ろう。

こんにちは、今日の表題・・・・「売れ筋は自分たちで作ろう。」
この実践が、売り上げを確保する一番のポイントになります。

よく、「売れ筋が無いから、売れなくなりました。」と聞くことが多いですが
逆に、店にはほかの商品は無いのでしょうか。・・・・・・
これが、商品を供給するMDやバイヤーの本音です。
売れ筋を作るには、当たり前ですが次のことが大切になります。

  ● DPや陳列方法を工夫する。
  ● その商品の特質を熟知する。
  ● その商品のコーディネートパターンを最低3パターンできるようにする。


以上の三点が不可欠になります。

特質を熟知すると言うことは、素材のことなどではありません。ディテールの細部の特徴を
うまく伝えられるかどうかです。
ウェアーであれば、袖ぐりが堂なのか、身幅はどうなのかということです。
つまり、細い人向けなのか太めの方が映えるのかという具体的な特徴を捉えることです。
そして、同時にこの商品の色味はどんな人に似合い、どんな色の組み合わせが引き立つのか
そこまで考えなくてはなりません。


今、これだけ考えて売り場に経っている方が何人いるのか、とても、心配になります。
今も昔も、この部分は譲れない、小売り・ファッションビジネスの売り場の「掟」のようなものです。

だから、ちょっと売れなかったり、業績が下がると値下げを慣行してしまうのです。
消費者は、慣れてくると下がるのを待つことを当然のことながら目論んでしまい、
売り場スタッフは、疲弊するパターンに陥ります。
これを改善するのは、本社では無く、売り場のスタッフです。
今ある商品を、いかに売れ筋に変えていくか、売れ筋の無い時代だからこそ、
基本的な、ABC分析のもとに、接客手法とVMD出変化に対応していくことをおすすめします。

今日も最後まで、ご愛読ありがとうございました。
ではまた次回。・・・・・

2016年08月29日

5W1Hの尋ねる接客の重要性

こんにちは、いよいよ8月も終わりに近づき、直営プロパー店は秋冬物の立ち上がりになっていると思います。
「何故、尋ねる接客必要なのか、いまいち難しいし、めんどくさい。」という質問がありました。
全世界共通だと思いますが、満足度、購入時の不安を取り払ってお助けするということが大切だと思います。
例えば、
シャツを見ているお客様に「シャツお探しですか。」「お買い得ですよ。」という言葉はNGです。
反応が返ってこないでしょう。
「普段用ですか。」「通勤用ですか。」と尋ねていきます。
すると、「普段着用です。」と答えが返ってきたとき、すぐに「いいですよ。」と売り急がないで
前にもお書きしましたが、お客様に興味を持っていれば、今日来店された服装がデニムをはいていたら
「普段よく、デニムはよくお履きになりますか。」とさらに尋ねることが大切です。
すると、もしかしたら、実は、ベージュのパン使ったからそれに合わせたいんだと帰ってくることがあります。
ここまでの流れで、売り急がないで、相手のことを真剣に考えてくれている。と思い、お客様から信頼関係が
生まれます。
外国人、アジア人も同じです。
what are you lookig for 何探しているの
そうすれば、
one of your elder sister.  お姉さんのです。・・・・・アジア人お客様
When is it used?     いつ使うのかな。

とやはり、尋ねるスタンスは不可欠です。
特に、今年のアジアの方は、リピーターが多く、観光や日本の食・文化に触れたい志向が強く
物を買う時も、日本人のようにしっかりプライスを見て冷静に判断しています。


販売する私たちは、積極的にそして、リアクションを大きく対応することが大切です。

去年は、プロパー店もアウトレットも黙っていても売れたというより、買ってくれたという言い方が正しいと思います。
一部の商況施設では、言葉のお勉強しようとしているところもあると思いますが
きどった、外国語はまず、通用しません。 
Sentenceでもいいから単語言って、リアクションしていけばなんとなく伝わり、英語を自然に覚えると思います。
なぜならば、自分自身売り場で実際に取り組んでいるので皆さんもという気持ちが強くあります。
中学・高校の時より、英語を意識しています。 映画見たりして覚えていっています。

何が言いたいのかというと、要は手間暇かけた接客はとても大切で、必ず顧客につながるということです。
そのためには、売り急ぐのではなく、尋ねるスタンス、自分が「いらっしゃいませ。」といったお客様に
興味をもって接することです。

SC調査などもあると思いますが、
ポイントは、
     笑顔
     声は、はっきりとした口調でしゃべること
     立ち振る舞いを意識して、歩き方一つも姿勢正しくしっかりとではなく
     しなやかに歩けること、しなやかな動作を身に着けること

以上が大事だと思います。
売り場は、毎日違う顔を出してきます。それに対応して接客していくには
5W1Hを用いて尋ねる接客が、日本人にも、今話題のインバウンドにもしっかり通用しますので
だまさせたと思って、取り組んでください。
今日も、最後までお付き合いありがとうございます。
また、次回・・・・・


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