2016年09月06日
店長・売り場リーダーの立ち振る舞いとは・・・・・・1(スタッフのまとめ方について)
こんにちは、今日から店長・リーダーの売り場での立ち振る舞い、考え方についてお伝えしていきます。
よく、スタッフとコミュニケーションがとれないと相談を持ちかけることしばしあります。
前回、お伝えしたように、報告・連絡・相談そして確認を書き込みましたが、それ以前の温度差があるようです。
「何で自分勝手なんだろう。」「自分のことしか考えていない。」とスタッフに対して悩んでいる方、多いと思います。
人員も足りていないから、見て見ない振りして自分自身をごまかしてはないでしょうか。
一番悪いパターンだと思います。
まず、店長・リーダーが自分自身を改めていくことから始めないとなかなか難しいと思います。
「怒る」という事はやめましょう。
「叱る」ということがちゃんとできているかどうかです。
「怒る」と「叱る」は全く違います。
「怒る」・・・・・・・・・自分の感情にまかせて、相手の欠点・ミスを責める行為です。
「叱る」・・・・・・・・・冷静に問題点を検証して、指摘して修正を促す行為です。
ここが難しいところですよね。
相手目線で、どう考えているのか探り出し、気づかせるというコーチングも書き込みましたが、なかなかそこまで
たどり着けないのが現場です。
まずは、とことんやらせて見て、ミスしたり失敗したときに相手がどう受け止めているかという
ところから、入らないとうまく機能しないはずです。
こんな事がありました、
検品をしてもいつも数を間違えてしまう。棚卸しもいつも数が合わないスタッフがいました。
店長は、「何やってるんだ、毎回毎回、おまえは何年この仕事しているんだよ。」と
そしたら、そのスタッフは、「こっちだって、真剣にやってて間違えてるんだし、わざと間違えていない。
誰だって間違えるときはあるはずです。」と切り返してきました。
皆さんこの流れ見て、どう思いますか。
このとき、決算棚卸しを10人の売り場メンバー全員で実施していたときの話です。
何回やっても合わない、やるたびに数が違うのです。
僕は、黙って状況を見ていました。時刻は22時を回っています。
店長は、感情あらわに、全員でもう一回、と号令をかけ、2回目の棚卸しが終わったのが0:30でした。
突き合わせをしたら、やはり、点数が合わない・・・・・・・
皆うなだれていました。攻められたスタッフは「ほら、やっぱりあわない。僕だけの問題じゃない。」と言う始末です。
実は、数え方もミスがあったのですが、棚卸しをする前の事前準備もミスがあり、店長・リーダーともに確認チェックしていなかったのです。
1回目の合わなかった時点で、台帳転記作業を確認していればミスがわかったのですが、していなかったので
解決した時点手の時刻は25:45という時間でした。
次の日、店長と話し、何故こんな効率の悪い棚卸しになったのか、尋ねました。
「皆のレベルが、達していないのをわかっていて、雑にこなしてしまった。」とずれた回答をしたので
「あえて、棚卸し見届けていて途中で僕は、気がついたけど言っても次につながらないと思い最後までやらせた。」
といいました。
「店長自身が、しっかりスタッフを見ていないから、レベルがどうのこうのと言っているよ。自分のスタッフ見下していることに気がつかないの。」と伝えました。
よく数を間違えるスタッフは、なんで間違えるのか一緒にしっかり検証したか尋ねると、指示して、こうやるんだという
手順しか教えていない。と言ったので、それじゃ、検証してごらん、と指示しました。
予想通り、一緒に検品してみると、間違えないように数は数えているのですが、パッキンから出して、しっかり数えていないという事が判明して、そのスタッフも深く反省して納得して素直に仕事をするようになりました。
これ、一例としてありがちなパターンですが、やはり、眼をかけ、手をかけるということを
めんどくさがらないで実践しないと、自分自身も、見失うことになります。
自分自身に、当てはめていろいろと、修正してみましょう。
譲れないモノは譲れません。そのためにはしっかり、自分自身を突き詰めていくことが大切です。
最後まで、ご愛読ありがとうございました。
また次回・・・・
よく、スタッフとコミュニケーションがとれないと相談を持ちかけることしばしあります。
前回、お伝えしたように、報告・連絡・相談そして確認を書き込みましたが、それ以前の温度差があるようです。
「何で自分勝手なんだろう。」「自分のことしか考えていない。」とスタッフに対して悩んでいる方、多いと思います。
人員も足りていないから、見て見ない振りして自分自身をごまかしてはないでしょうか。
一番悪いパターンだと思います。
まず、店長・リーダーが自分自身を改めていくことから始めないとなかなか難しいと思います。
「怒る」という事はやめましょう。
「叱る」ということがちゃんとできているかどうかです。
「怒る」と「叱る」は全く違います。
「怒る」・・・・・・・・・自分の感情にまかせて、相手の欠点・ミスを責める行為です。
「叱る」・・・・・・・・・冷静に問題点を検証して、指摘して修正を促す行為です。
ここが難しいところですよね。
相手目線で、どう考えているのか探り出し、気づかせるというコーチングも書き込みましたが、なかなかそこまで
たどり着けないのが現場です。
まずは、とことんやらせて見て、ミスしたり失敗したときに相手がどう受け止めているかという
ところから、入らないとうまく機能しないはずです。
こんな事がありました、
検品をしてもいつも数を間違えてしまう。棚卸しもいつも数が合わないスタッフがいました。
店長は、「何やってるんだ、毎回毎回、おまえは何年この仕事しているんだよ。」と
そしたら、そのスタッフは、「こっちだって、真剣にやってて間違えてるんだし、わざと間違えていない。
誰だって間違えるときはあるはずです。」と切り返してきました。
皆さんこの流れ見て、どう思いますか。
このとき、決算棚卸しを10人の売り場メンバー全員で実施していたときの話です。
何回やっても合わない、やるたびに数が違うのです。
僕は、黙って状況を見ていました。時刻は22時を回っています。
店長は、感情あらわに、全員でもう一回、と号令をかけ、2回目の棚卸しが終わったのが0:30でした。
突き合わせをしたら、やはり、点数が合わない・・・・・・・
皆うなだれていました。攻められたスタッフは「ほら、やっぱりあわない。僕だけの問題じゃない。」と言う始末です。
実は、数え方もミスがあったのですが、棚卸しをする前の事前準備もミスがあり、店長・リーダーともに確認チェックしていなかったのです。
1回目の合わなかった時点で、台帳転記作業を確認していればミスがわかったのですが、していなかったので
解決した時点手の時刻は25:45という時間でした。
次の日、店長と話し、何故こんな効率の悪い棚卸しになったのか、尋ねました。
「皆のレベルが、達していないのをわかっていて、雑にこなしてしまった。」とずれた回答をしたので
「あえて、棚卸し見届けていて途中で僕は、気がついたけど言っても次につながらないと思い最後までやらせた。」
といいました。
「店長自身が、しっかりスタッフを見ていないから、レベルがどうのこうのと言っているよ。自分のスタッフ見下していることに気がつかないの。」と伝えました。
よく数を間違えるスタッフは、なんで間違えるのか一緒にしっかり検証したか尋ねると、指示して、こうやるんだという
手順しか教えていない。と言ったので、それじゃ、検証してごらん、と指示しました。
予想通り、一緒に検品してみると、間違えないように数は数えているのですが、パッキンから出して、しっかり数えていないという事が判明して、そのスタッフも深く反省して納得して素直に仕事をするようになりました。
これ、一例としてありがちなパターンですが、やはり、眼をかけ、手をかけるということを
めんどくさがらないで実践しないと、自分自身も、見失うことになります。
自分自身に、当てはめていろいろと、修正してみましょう。
譲れないモノは譲れません。そのためにはしっかり、自分自身を突き詰めていくことが大切です。
最後まで、ご愛読ありがとうございました。
また次回・・・・
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怒ると叱る。別物ですよね。
冷静に相手に諭すような叱り方を身につけたいです。
頑張って精進しようっと♪