コロナ過による社会不安は留まるところを知らない。
1月4日夕刻現在、緊急事態宣言の発令を地方行政(1都3県)のトップは国に求めているようだ。
おそらく2度目の宣言がなされるであろう。
ANAでは暮れのボーナスが支給されなかったらしい。
交通費も定期代としてではなく実費支給であると報道されていた。
ANAが出ないくらいだから一般会社では冬のボーナスがカットされても不思議はない。
ボーナスの支給されない会社も結構な数に上っているらしい。
毎年ボーナスシーズンになると、各官庁のボーナス支給の映像がテレビから流れてきたものであるが、昨年夏
と冬のその映像はおろか、支給されたとの一片の報道もなされなかった。
報道規制がなされているのであろう。
世間ではボーナスどころの話ではない厳しい環境に追いやられている人々がどれ程いるかそのあたりの報道が
余りにも少なすぎる。
役所などは大枚な金額が支給されているはずなのに、支給されない業者に時短営業を求めている姿を何故報道
しないのか。
給与カット、ボーナス停止など関係ない人たち(役所)は時短営業の要求や、外出自粛の要求を業者に求めて
いるが相手の立場をどれ程思っているのか。
求められる側は、時短が死活問題にもつながる事が判っていても、従うしかないという道しか残っていない
と言う現実、彼等の痛みを理解し共有してこそ初めて時短要求、要望のテーブルに立つべきではないのか。
自分たちは一切血を流さず、弱いものだけに努力を強いさせる行政。
疲れ倒れていっていることを見て見ぬふりの行政。
再度この発令がなされたら、世の中はどうなってゆくのか。
世界中で再び新型コロナだとか、クラスター発生と騒がれている中、利権に絡む人たちはオリンピックは大丈
夫ですなどと他人事のように言っている。
どこを見ているのかな。
キックバックされるであろう自分のお金しか見ていないのだろうか。
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