2020.12.19に、低級国民と題して投稿した。
日本人は皆自分の暮らしは、中級クラスだとテレビの報道番組で答えていたが、私は思い違いも甚だしい
のではないかと主張した。
ほとんどの日本人は低級クラスなのであると、今でも確信している。
ただ嫌味のように説明させてもらうと、上中下の低級でも車を所持し自宅を所有していれば、下の上位では
ないかなと、下でも細分化してとらえている。
但し、あくまで最下級であることは間違いがないと思っている。
上位者に至っては国民の1%もいないのではないかな。100人に1人上級国民がいる訳が無い。
上級は5,60万人に1人位では。つまり江戸時代当たりの殿様クラスが上級であり家老並びに上級武士と豪商、
豪農クラスが中位者で後は低級国民、つまり一般ピープルであると信じて疑わない。
自分を中位に位置付け落ち着かせているだけでなかろうか。
普段の生活でもそうであるが、精神世界においては欧米諸国と比べてみると大きな差があると思われる。
以前テレビ報道で、【心の豊かさ度】世界一位が中央アジアの王国ブータンであり驚いた事を思い出した。
国民の97%が豊かさを実感しているとの報道番組であったが、物質文明から見ればはなはだそれが世界一位
なんてと思わざるを得ないのであるが、心の豊かさという何とも形なき物には抗いようもない。
これとて末端にまで情報が伝達され、若者が精神世界だけではないと気が付き始めた時から必ずや崩れてゆく
であろう思わざるを得ない。
私一人がそう思っていることなのであろうか。
旅行期間一つを例にしても、日本人と欧米諸国の人を比べると良くわかる。
空港で来日した外国の方にインタビューしている報道を良く目にすることが多くなってきたが、その会話の
中で旅行の期間の話になると、ほとんどの外国の観光客は最低でも1週間以上と答え、一般的には2,3週間から
1ケ月以上の人が非常に多い。
これが日本人だと3泊4日若しくは4泊5日の海外旅行がほとんどであると思われる。
若い人は会社をそんなに休めない。絶対無理である。社会構造がそもそも違うと思われる。
「そんなことはないよ。」「私は2週間は行くよ」と、言いはる人もいるであろうが、それはほんの一握りで
ある。
ただ、年寄りは時間があるから2週間位の旅行に、出かけられているであろうが、それとて一部の人である。
多くの老人達は、その日その日自分の事、繫がる人たちとのことで精一杯に生きているだけである。
1ケ月も2ケ月ものんびり船旅などしていられる人はまずいないはずである。
それこそ、そうやってのんびりできる人たちが中級クラスだろうと思う。
【このカテゴリーの最新記事】