とある駅前の客待ちタクシー
世の中を捻じ曲げて見ているわけでは無いが、たまたま勤務中の体験を以下記します。
松戸の渋滞道路を抜け、渋滞の先頭に出た時のことである。
十字路の信号直前にその抜け道はでるのだが、大概赤信号で停車しているので鼻先を出し、優先的に道を譲ってもらい、チャッカリと渋滞の先頭に出てしまうのであった。
一般の車は概ね譲ってくれるが、トラックなど商業者は仕事で急いでいるからチョット無理して鼻先を突っ込み先頭に出るのだが、相手がタクシーとなると難易度が上がる。
プロのドライバーさんであり、必死に金稼ぎに追われているのが判るだけにこちらもつい遠慮してタクシーには譲り勝ちになる。
しかし、今日は意外にもスッとタクシーの前に割り込む事が出来たが、前に4トントラックがいて前方が見えない。
一台右折車がいて中々走らない。
助手席に座っている私は社員に「まだ信号は青です。今黄色に変わりました。アッ、赤信号に変わってしまいました」と実況報告。
社員は私の言葉と前の車が右折するのを見つつ、前方から車が来ない事を確認してゆっくり右折した。
その間、1分位の間の社員の言葉が面白かった。
「普通タクシーは入れてくれないけど、お客をのせていたから待ち時間もメーターが上がるから入れてくれたんじゃないかな」「そうか、高等戦術ですね」と私。
「タクシーも右折みたいだけど、信号変わってしまったからもう一度信号待ちだね。ワンメーター上がったかもね」「うーん、やはり高騰テクニックだ。お客も文句は言えない程自然の流れを作りましたね」
「いやー、これはいいブログのネタになります」と早速メモリーに保存した。
些細な事かも知れないが、裏の裏まで考えてみると意外に見えないものまで見えてくる気がする。
単なる思い付きかもしれないが、そう言う手法を取れば僅かであろうとも【賃稼ぎ】が出来るんですね。
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