竹にはいいイメージの言葉が多いのではないかな。
「竹を割ったような性格」「竹馬の友」「竹林の七賢人」などが思い浮かぶ言葉である。
竹の成長は物凄い。
一日で1メートル以上も伸びる、生育するとは驚き物である。
植物には細部が分裂氏成長する生長点という部分があるそうで、いつであったかテレビ番組の中で「植物には生長点があり、この生長点を切れば雑草など伸びないのですよ」と、説明していたが素人にそんな説明してもどこが成長点か、皆目わからないのだから下手な説明をする人だなと思い見ていたことがある。
竹にはこの生長点が、竹の一節、一節毎にありそれらが個々に成長、伸びるのだから一日に驚く程成長するはずである。
一節で例え1,2ミリであったにせよ、竹の全体では何十と言う節があり(何百かもしれない)それらが個々に成長すれば全体として1メートル以上伸びる事が容易に判る。
私は若い頃、尺八を習っていたが、用具はプラスチックなどもあるが本物は竹である。
竹の質感により音色が微妙に変わるから秘めた能力を備えているが価格も凄い、優に数十万するのである。
奏者により響き渡る音色にも重厚感の違いが微妙に左右するが初期の段階では判らないが一般的に6,7年もやっていれば違いが判るようになるであろう
但し、早い人は2,3年しない内にその域に達するであろう。
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