【裏ごし】なんて作業はここ何年もしていない。
母親が生きていた頃、正月に向けてみんなでお節料理を作っていたが、私の作る料理は錦玉子であった。
卵を茹でたあと皮を剥き、白身と黄身に分ける事から大変な作業が始まるのであった。
裏ごし器を適度な賦課さの皿かボールに被せ、白身と黄身をそれぞれの器に裏ごしするのであった。
この裏ごし作業が大変だから女性陣はみなこの料理を敬遠し、私の処に「この料理はお父さんお願い」という事で私の専属料理の一品になった次第である。
毎年私のおせち専門料理の錦玉子(ネット写真)
一般的に裏ごしは錦玉子ではなく、【餡子】である。
私はアンパンが好きだが小倉アンパンは好まなくこし餡のアンパンが好きである。
従兄弟夫妻を念い2回程、私の手料理を無理やり食べさしているがご主人はやは【こし餡派】であるらしい。
小豆の粒が無く食べている時の食感、舌触りが何とも言えず快感なのである。
裏ごし作業と用具 白餡材料と下準備
今回の裏ごし作業は餡子や錦玉子ではなく、白餡の裏ごしである。
案の裏ごし作業は今までやったことが無いから如何なものかなと、仕事前に不安がよぎる。
若干、安心しているのは白餡作成、当初は白花豆で作って皮を剥いてもその皮は捨てずにすり鉢で引いて餡子に混ぜていたが、白花豆の皮は想像以上に硬く丈夫であるが、その御白いんげん豆で作るようになってからは豆が柔らかく作り易いのである。
だから、裏ごしと言っても小豆と同じくらい楽であろうと、作業前に楽観視なのである。
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