これは青い文字の袋
薬局でもらう薬は紙袋に入っているが、例えば【内服薬】で説明するならば一般患者はその文字が青い文字、2番目に緑色、3番目にオレンジ色、4番目は太い赤い色で書かれているそうです。
薬の袋にそんな段階があるなんて全く知らなかった。
薬の効力(ききめ)と言うか薬の人体に与える強さに段階があるらしく、病気が重くなると薬の文字の色が変わって来るらしい。
最終的には赤い文字、それも太字らしい。
それをもらった時は、ほぼ終わりらしくとんでもない程危険な薬らしく扱いは医師がしっかり関与してくるらしい。
先日車中での会話。
私の友人の手作り痛み止めの薬「琵琶の葉っぱを25度以上の焼酎に漬けた物を患部にぬると痛みを感じなくなるそうで、母親が癌で最後の週を自宅で過ごすのに病院から万一用にモルヒネを渡されたそうですが、枇杷酒をぬって済ましたそうなんです。枇杷酒ってモルヒネ並なんですね」と枇杷酒について蘊蓄を。
すると社員が、「癌にかかった母親を自宅で結果的に見取る段階まで来た時、渡された薬が劇薬の痛み止めをよ。渡されたんですけど、使用に関しても電話で医師の許可を得てから出ないと投与出来ない程だったんですよ。」
「医者にかかり投薬された時、薬が袋に入っているよね。それって種類分けになっていたのを知っている?」
「えっ、袋に種類があるの」「袋の種類ではなく、紙袋に内服薬とかの文字がありますが、其れは一般的な薬なんです。其の文字の色が何種類かあるんですよ。」「薬の段階的な物なんですが、患者にとって楽な薬かどうかを表しているんですよ。一番重いのは赤い字、其れも太字で」
「赤い文字の袋の薬を患者に与える時は、必ず事前に医師に連絡して、病状を伝え許可を得てから与えるんですよ。所謂痛み止めですね。」「それってモルヒネみたいなものですか」「いや、モルヒネ以上ですね。舌先に小さな粒をのせただけで一瞬で白目になって気絶しちゃうんだから」
世の中にそんな恐ろしい毒薬みたいな薬が存在しているなんて知らなかった。
恐らくこれを読んだ人たちにしても知らなかったのではないだろうか。
※
それにしても実によく面倒をみた男3兄弟であったようである。
親御さんが実に立派な方だったんだろうと思われる。
男3兄弟で母親の面倒をみるのにしっかりローテーション分けして3人がそれぞれしっかりチームワークを組んでいたらしい。
羨ましいい限りである。
なぜならば、我が家の母親が倒れた時、私以外の弟妹は一切みてくれず、妻の負担がたいへんであった。
私は実の親だから大変で当たり前だが、今だ妻にはすまなかったなと心中詫びている。
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