過日、整骨院の先生から「肩周りに筋肉が付いてきましたね」と言われドギマギしたものであった。
風呂上がりに何気に茶の間の鏡を見たら確かに肩周りがしっかりと丸みを帯びていた。
因みに我が家の茶の間には畳1畳分の大きな鏡が2枚90度、つまり部屋の角に2枚貼ってあるので初めて我が家の茶の間に入った人は、奥にもう一間あるかのような錯覚にとらわれ皆一様に「あれっ、もう一部屋奥にあるのかと思ったら、【鏡の間】なんだぁ。驚いた」と。
その鏡に映る自分の姿は【四六のがま】ではないが、油こそ出ないがなんともみっともない爺さまの無様な姿が其処に見られる。
今までは己の姿など見たくもなかったから見なかったが、先生の言葉を聞いてから肩周りをしっかりチェックするようになってきた。
何が原因で肩周りに肉が付いてきたのか考えていた。
原因が見えて来た。
パートのない日は朝6時過ぎに畑に出て草取りをしていたが、我が家の畑は金の亡者の所為で石ころだらけにされてしまい、スコップで一回ごとに【金物のふるい】で砂を濾し、残った石と砂利をバケツに移す作業がきついがこの作業はもろ肉体労働でありそれ以外の何物でもない。
以前庭の五色石の分別洗浄作業を3カ月程みっちりしたことがあったが、この畑の石ころ除去作業を小一時間もやっていると肩がパンパンになって来るのであった。
先生に言われるまで、気にも留めていなかったのであるがどうやらこの作業によって私の肩周りに筋肉が付き始めたようである。
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