パート先の同僚も皆私と同い年の高齢者である。
最近の会話が「疲れるね」、「トイレの我慢がきついね」と老人会話が多くなって来た。
亡き母が生前、朝起きて離れから母屋にやって来るや否や「疲れたさぁー」、チョット体を動かすと「疲れたさぁー」、「こえーさぁー」であった。
口にこそ出さなかったが、「何を言ってるのだ」と、思っていたが72歳を迎えた頃、母の口癖の「疲れたさぁ」が非常に良く判るようになってきた。
あの時、何故もっと優しくいたわりの言葉を掛けられなかったのか。
そんな思いから娘達にその話と後悔の念を伝えている。
この疲労感は、数年すると一つの壁を超えるらしい。
75を過ぎ新たな境地に突入する時又厳しく感じるのであろうか。
甲殻類が脱皮した時、ふやふやな体で外敵から襲われたらひとたまりもないような、時期があるがこの疲労感を厳しく感じるのも一つ向こう側に行く試練なのであろうか。
そう思えば、頑張ろうの気構えが湧いてくる。
2024年03月20日
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