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2023年11月17日

泣けた

書いてから丸8か月近く経過してしまった。
予約投稿がずれにずれて3月から11月になってしまった。

それは3月17,18日の一泊二日の輪行の時の事である。
初日は何とか雨に降られなかったが、夜半から降り出し二日目は雨の中出発であった。
歳を重ねると涙腺が緩んでくるショッキング
雨の中、顔にビシビシ当たる雨粒の痛さに耐えながらタンデムに乗る孫の背中を見つめていた。
後で少しでも孫を楽にしてあげようと、必死に坂道をあえぎながらペダルをこぐ。

雨が顔を流れる。
雨が涙を隠してくれる。
私は後ろで動かないハンドルを握り必死にこいでいるだけ。
孫が前でハンドル操作をしながら道を選びながらやはり必死にこいでいる。
そんな背中を見ていたら涙が頬を伝わって来た。
嬉しかった。

あふれる涙で前が見えなくなる。
タンデムだから前が見えなくとも、動かないハンドルを握りこいでいればよいから楽である。
孫が道を選び漕いでいてくれるから、ときおり私は足を休め後席のハンドルを握って感動にむせぶ。
雨が顔にあたり私の涙を流してくれるから、私の泣き顔は孫は知らない。
安心して涙にくれていた数分間、言葉には出来ない程の嬉しさに包まれている私はペダルをこいでいた。
よくぞ、70過ぎのじじいを嫌がらず旅してくれる孫がいるものだ。

P1170805.JPG


爺さんを嫌がらず一緒に旅してくれる孫がいる。
留守を守る一人残された妻が不安な一夜にならぬように泊まりに来てくれる孫がいる。
この孫達にも感謝の念しかない。
ありがたい事である。
妻が寂しいだろうと気付かってくれるだけでなく、料理等も手伝ってくれていると妻からのラインが入る。
爺さんの涙だけでなく、婆さんも涙しているのではなかろうか。
posted by 小豆洗い at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族
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