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2017年11月20日

「体外離脱は何度も経験、天国と地獄を見た」







「体外離脱は何度も経験、天国と地獄を見た」
上祐史浩が語る量子論と死後の世界!
共謀罪への本音も暴露 !(インタビュー)




 あの地下鉄サリン事件から22年――。
菊地直子に高橋克也と、かつてオウム真理教に所属しながら最後まで逃走を続けていた元幹部が次々と逮捕され、「教祖・麻原彰晃こと松本智津夫の死刑も年内に執行されるのでは?」という噂がある。

 そこで筆者・深月ユリアは、オウムとは何だったのか改めて実態を明らかにし、今後の日本はどうあるべきか探るため、かねてより親交のある上祐史浩氏にインタビューを敢行した。
過去にはオウム真理教の外報部長として教団のスポークスマン的役割を果たし、現在は仏教哲学サークル「ひかりの輪」代表として精力的に活動する上祐氏。

 オウムについて真実が明らかになった前編、時事問題について語られた中編に続き、後編ではついに上祐氏の本音に迫る!
かつて、世紀末の日本そして世界を騒然とさせた事件の渦中にあった人物は、いま何を想うのか?
今年7月に強行採決された「共謀罪」への危機感、さらには自身の神秘体験や「死後の世界」について、他メディアでは決して報じられないギリギリ発言が飛び出した!






国民全員が
“オウム関係者”的扱いを受ける可能性!?


――強行採決された「改正組織犯罪処罰法」(「共謀罪」法)について、どのようなお考えをお持ちですか?
24時間警察に監視されている状況は、いろいろ大変な面もあると思います。
そのような上祐さんだからこそ語れる本音を教えてください。

上祐史浩氏(以下、上祐)
犯罪集団に限って適用するとした共謀罪ですが、その団体や構成員の定義が問題です。
一口に「労働組合の構成員」といっても、どこまでが構成員なのか。
定義がなければ、当局が拡大解釈できる。

 公安当局が、オウム後継団体に適用してきた団体規制法の観察処分では、この問題がすでに起きています。当局はなんと10年もの間、なんの関係もない「ひかりの輪」を「アレフ」と同じ団体と見なしてきたのです(※)。団体の定義が常識を逸脱しています。


 当局は、どこまでが団体の構成員かの定義もせずに、できるだけ広く監視しようとする。例えば、メディア関係者が、2〜3回その団体を訪れただけであっても、それが団体の構成員なのか否かの判断は、当局に委ねられます。共謀罪の場合も、こうした拡大解釈の危険性が理論的にはありますし、その対象は全国民です。

 欧米で同様の法律は、主に麻薬取締りやマネーロンダリングの防止などに運用されていると思いますが、日本の場合は「対テロ」という名目で共謀罪が導入されました。しかし、テロを防ぐ効果は、ほとんどないと思います。オウム事件を捜査した國松孝次・元警視庁長官も「共謀罪があってもオウム事件は防げなかった。司法取引の密告制度や盗聴が必要」と発言しています。テロ防止という観点に限れば、CIAやMI6のような諜報機関のない日本に、共謀罪だけを作っても効果はなく、その一方で、当局の濫用の危険性は残りますね。

――たしかに、日本にも秘密裏に諜報活動を手がける組織は公安以外にも存在していますが、縦割り行政によってスムーズな連携に課題がありそうです。正式な諜報機関を組織し、しっかりと国民の監視下に置く方が、透明性や暴走を防ぐという観点からも好ましいかもしれませんね。

※ この取材直後の9月25日、東京地裁は「ひかりの輪」が「アレフ」と同じではないとして観察処分を取り消す命令を下した。




体外離脱は何度も経験、
天国と地獄を見た


――では、ここからよりディープな質問に移らせていただきます。上祐さんご自身は心霊体験や神秘体験をしたことはありますか?

上祐  オウムに入った後にヨガの修行をして、クンダリニーという気・エネルギーをコントロールすることで、いろいろな神秘体験をしました。いわゆる体外離脱体験も、それが幻想か真実かはいまだにわかりませんが、何度もしました。その時、真っ暗な地獄のような世界と、明るい天国のような世界も見ました。念仏を唱えれば、誰もが極楽浄土に往生できるという宗派もありますが、明るい世界にはあまり人がいませんでした。地球も、原始的な生物ほど固体数が多いピラミッド構造ですから、似た構造かもしれません。しかし、科学的な裏づけがない神秘体験を盲信してはならないと思います。バランス感覚が重要です。

――天国に往生できるのは徳を積んだごく一部の人間で、多くは地獄行き、ということなのでしょうか……。


量子論と仏教に共通点

――昨今、量子論と仏教の宇宙観に共通点が見られることが判明してきています。量子論を用いて「肉体は滅んでも意識は宇宙に放出される」と説明する学者もいますが、考えられていますが、仏教でも死後、私たちの意識は宇宙と同化するものとされていますよね?

上祐  特定の宗教の教えを量子論が証明したというのは言い過ぎですが、確かに量子物理学の「量子もつれ」や「量子テレポーテーション」の理論によって、ミクロの世界は、私たちの常識よりもはるかに一体的であり、仏教の世界観に似ていることが判明しつつありますね。

 また、人間が死ねば脳細胞は破壊されますが、意識を司るのは脳細胞ではなく脳細胞中の量子であるとする「量子脳理論」は、仏教やヨガで主張されるところの「死後に自我が無くなり、宇宙意識と同化する可能性がある」という思想に似ている面があると思います。


エンタテイメント化する
メディアと政治


――最後に読者に向けてメッセージをお願いします。記事に対する反応を見ると、総じて現代日本人には“自分の想像が及ぶ範囲”しか真と認めない、驕りと不寛容の傾向が見られるようです。このような姿勢では、もはや人間的成長は見込めないと思うのですが。






上祐  今年は「フェイクニュース」という言葉が一気に広がりましたが、現在のメディアは新しい時代に差しかかっていると思います。それは、各自が自分の好きな情報を、根拠とは関係なく取り入れるという時代のようです。これは、ニュースメディアまでもがエンタテインメント化している、ということですね。

 こうした状況では、メディアだけを批判しても仕方なく、各自が自分の“好き嫌い”で事の真偽を決めていないかを内省する必要があると思います。すると、例えば陰謀論などを含め、トカナが提供する情報も「真実か嘘か」ではなく、「その中に1%でも真実があるかもしれない」というバランスのとれた見方ができるのではないでしょうか。

――おっしゃる通りだと思います。トカナが提示しているのは、物事に対するオルタナティブで多角的な視点であり、妄信的な姿勢とは真逆の話なのですが……。

上祐  ただし、オルタナティブな視点の肯定が、政治で悪用されるのは問題ですね。例えば、トランプ政権は大統領就任式で「オバマ氏の就任式より多くの人が集まった」という見え透いたウソを平気で言い、それをオルタナティブ・ファクトだと主張しています。何事も程度問題ですから、政権までエンタテインメント・メディアになっては、行き過ぎだと思います。

――ありがとうございました。


 いかがだろう。全3回のインタビューを通して見えてきたのは、かつて日本中を戦慄させた組織の幹部を務めていた人物が、過去を冷静に顧みながら現代社会と未来を熱く分析する姿だ。あの事件の渦中にいたからこそ語れる、現代社会に対する危機意識、そして未来への提言は、実に示唆に富む内容ではないだろうか。日本社会における宗教、さらに暴走する組織の闇を理解する重要人物として、私たちは躊躇することなく彼の言葉に耳を傾けるべきかもしれない。

(取材・文=深月ユリア)



上祐史浩
1962年、福岡県に生まれる。早大大学院理工学研究科修士課程を修了後、宇宙航空研究開発機構に入団するも、まもなく退職し、オウム真理教に出家。地下鉄サリン事件発生時にはモスクワに滞在、事件後に帰国し、教団のスポークスマンとなる。偽証罪で逮捕され、出所後「アレフ」代表となるが、麻原・オウム信仰から脱却し、2007年に脱会、現在は「ひかりの輪」(東西の思想哲学の学習教室)の代表。






タグ:幽体離脱
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