2015年02月17日
廃用症候群に気をつけて!
「廃用症候群」に気をつけて!
転倒による(交通事故等も含む)、骨折や痛みが生じると、人は活動性が低下して「廃用症候群」を引き起こしやすくなります。
「廃用症候群」とは、事故や怪我で動けない状態が続く活動性低下により心身の機能低下までおこることで、生活不活発病とも呼ばれます。
ギプスで骨折を固定していると筋肉が萎縮してしまうのと同様に、安静状態や家の中のみの生活では、筋力が低下したり関節が固まって動きが悪くなったりします。
体のバランス能力や反射的運動能力も低下するため、転びやすく、また転んだときに骨折しやすくなります。
特にお年寄りになりますと心肺機能も低下するため、動いたときに動悸、息切れが起き、それがさらに「安静」をとらせるという悪循環を生じます。
また家に閉じこもった生活では、行動意欲が低下するとともに、精神的・知的刺激が乏しく、知的活動(精神活動)が不活発になり、「認知症(痴呆)」の原因にもなります。
日本では増え続ける要介護者
6カ月以上継続して介護が必要な人を「要介護者」といいます。
また要介護ではないけれども、6カ月以上継続して日常生活の営みに支障がある人(例えば、身じたくや掃除、洗濯、買い物など身の回りのことができない等)を「要支援者」といいます。
2004年4月に介護保険制度がスタートしてから、要介護者・要支援者の数は増え続けています。
特に延びの大きいのは要支援者と要介護1(要介護者の中で介護の必要度が最も低い)の人で、2000年4月から2004年4月までの4年間で倍以上に増えています。
高齢者ができるだけ要介護・要支援の状態にならないようにするためにも、また、既に要介護・要支援となった人の状態の改善・悪化防止のためにも、筋力向上トレーニング等の「介護予防」が重要です。
そこで平成17年度以降は、介護保険制度を見直し、各市町村で介護予防サービスを幅広く実施することとされています。
日本の病院では、事故での怪我、出産後などのも出来るだけ安静する治療方法なのに対して海外の病院での治療の多くが出産後直ぐから動くことを進めますし、事故や怪我で入院される患者さんにも出来るだけ早く退院してもらえるよう筋力向上トレーニングを実施しています。
要介護者が海外に比べて多いのはそういった治療方法の違いが大きいのでは無いかと思うところです。
身体のダメージからいち早く回復する運動が身心のダメージを浅くでき、楽しい社会生活の少しでも長く続けるヒントではないでしょうか?
あなたの健康を応援しております☆
http://www.genkidou.biz
転倒による(交通事故等も含む)、骨折や痛みが生じると、人は活動性が低下して「廃用症候群」を引き起こしやすくなります。
「廃用症候群」とは、事故や怪我で動けない状態が続く活動性低下により心身の機能低下までおこることで、生活不活発病とも呼ばれます。
ギプスで骨折を固定していると筋肉が萎縮してしまうのと同様に、安静状態や家の中のみの生活では、筋力が低下したり関節が固まって動きが悪くなったりします。
体のバランス能力や反射的運動能力も低下するため、転びやすく、また転んだときに骨折しやすくなります。
特にお年寄りになりますと心肺機能も低下するため、動いたときに動悸、息切れが起き、それがさらに「安静」をとらせるという悪循環を生じます。
また家に閉じこもった生活では、行動意欲が低下するとともに、精神的・知的刺激が乏しく、知的活動(精神活動)が不活発になり、「認知症(痴呆)」の原因にもなります。
日本では増え続ける要介護者
6カ月以上継続して介護が必要な人を「要介護者」といいます。
また要介護ではないけれども、6カ月以上継続して日常生活の営みに支障がある人(例えば、身じたくや掃除、洗濯、買い物など身の回りのことができない等)を「要支援者」といいます。
2004年4月に介護保険制度がスタートしてから、要介護者・要支援者の数は増え続けています。
特に延びの大きいのは要支援者と要介護1(要介護者の中で介護の必要度が最も低い)の人で、2000年4月から2004年4月までの4年間で倍以上に増えています。
高齢者ができるだけ要介護・要支援の状態にならないようにするためにも、また、既に要介護・要支援となった人の状態の改善・悪化防止のためにも、筋力向上トレーニング等の「介護予防」が重要です。
そこで平成17年度以降は、介護保険制度を見直し、各市町村で介護予防サービスを幅広く実施することとされています。
日本の病院では、事故での怪我、出産後などのも出来るだけ安静する治療方法なのに対して海外の病院での治療の多くが出産後直ぐから動くことを進めますし、事故や怪我で入院される患者さんにも出来るだけ早く退院してもらえるよう筋力向上トレーニングを実施しています。
要介護者が海外に比べて多いのはそういった治療方法の違いが大きいのでは無いかと思うところです。
身体のダメージからいち早く回復する運動が身心のダメージを浅くでき、楽しい社会生活の少しでも長く続けるヒントではないでしょうか?
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