2014年10月28日
忘年会シーズン到来!
健康便り45
忘年会シーズン目前! 暴飲暴食にご用心!
これから、忘年会シーズンに入りますね♪ 元気な人なら早く来ないかな〜と待ち遠しい人もいるでしょうし、逆に営業などに従事されている方は、取引先からお誘いがあったりして年末までに一回、二回では済まない人も多いのでは?
そこで、今回は、これから訪れる暴飲暴食に供えて、対策を紹介したいと思います。
その前に、暴飲暴食で決定的に弱る臓器は、まずは胃ですので胃炎のことを先に学んでおきましょう!
胃炎とは、脂っこいものや、消化の悪いものを食べ過ぎると例え健康な人では胸焼けや胃もたれを起こして胃炎になります。胃炎は胃粘膜の炎症性疾患の総称のことをいいます。
炎症性の変化は幽門部に起きやすく、急性胃炎と慢性胃炎があります。
急性であれば、しばらく、食事を軽めにするとかして胃を休めれば回復しますし、どうしてもキリキリといた痛みがくるようでしたら、胃酸を一時的に抑える薬で抑えられますが慢性胃炎はちと厄介です。
他にも制酸薬、H2ブロッカー、健胃薬、消化薬、鎮痛鎮痙薬があり、更にこれらが組み合わさった粘膜保護修復成分が含まれる複合胃腸薬がありますが特にH2ブロッカーと胃の鎮痛鎮痙薬は、痛みが治まったら服用を中止して下さい。
日ごろより胃の調子が悪い人は、胃粘膜を修復する胃薬がお勧めですし、慢性的なら漢方処方にして下さい。
少し専門的になりますが、慢性胃炎を医学的に定義すると、臨床的には長期にわたり持続あるいは反復する胃の病的症状の出現と記されています。 その本態は、持続あるいは反復する胃粘膜の炎症と、それにともなう胃粘膜の損傷、それに引き続く胃粘膜の修復・改築の過程と定義されています。
要するに慢性胃炎とは、胃の粘膜が傷つき、その状態が長びく状態、あるいはくり返し、くり返し傷ついている状態と理解すればよいと思います。
慢性胃炎という病名は、患者さんの症状、胃X線検査や胃内視鏡検査の結果から、胃の病気のなかでもっとも頻度が高く使われる診断名です。しかし不思議なことに、実はその本当の原因はよくわかっていません。
そのことから原因への食事の関与(食事性因子の関与)が着目されてきました。
アルコール、コーヒーなどの嗜好品、唐辛子、ニンニクなどの香辛料は、胃粘膜を傷害することが明らかにされ、塩分もその一因子と考えられています。
具体的にどのような食生活が慢性胃炎に関係しているのかはまだ不明ですが、暴飲暴食、偏った食生活に問題があるのは確かなようです。
精神的・身体的なストレス、解熱薬などの薬剤も胃粘膜を傷害する原因となりますが慢性胃炎の原因ともなり得るのかについては結論が出ていません。
最近、新しく発見された細菌の一種であるヘリコバクター・ピロリ菌により胃内感染が、持続する胃粘膜の炎症をひきおこす原因として、慢性胃炎でも注目されていますが、まだはっきりとしたことはわかっていません。
また、他の原因として、免疫学的機序のうちの自己免疫説が考えられています。
慢性胃炎の症状はいろいろで、性状によって胃の病的状態が推察されます。
上腹部不快感・重圧感は胃の炎症の一般的症状で、炎症が増強すると心窩部痛、さらに炎症が悪化して胃粘膜が強く傷つくと吐血、下血が現われます。
慢性胃炎には胃の運動機能の異常もともないます。その代表的症状は、胃より小腸への食物の輸送機能(胃排出能)が遅延するための腹部膨満感、胃もたれ感であり、胃機能の異常亢進による吐き気・嘔吐と考えられます。
慢性胃炎では吐血、下血は比較的まれな症状で、吐血、下血がある場合は胃潰瘍など他の病気が強く疑われます。
難しい話をしましたが、結論としまして悪くなる前の予防が大切だということです。
今日は飲み会があると判っていれば、一時間程前に漢方の胃薬を飲んでおいたり、肝臓加水分解質などのアミノ酸を服用しおいたりして万全の状態を作り上げておくことが大切です。
二日酔いなどの様に悪くなってからよく制酸剤などの胃薬を飲みと逆に胃が荒れて悪化しますのでお気をつけ下さい。
足ツボでもかなり効果がありますので紹介しておきますと暴飲暴食をした翌日は、左足にしこりができます、右足にしこりが出来る場合は、ストレスによる胃炎です。どちらもよく揉み解しておくと楽になります。
本日も良い一日をお過ごし下さい☆
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