2014年03月06日
420. 所ジョージ 裏地・渋谷・世田谷・マイク 「笑っていいとも!」
8年ぶりの出演。59歳の所さん。
たくさんの花束。SMAP、EXILE…。
「これ、番組終わった後、お礼言わないと気まずいですよね」と所さん。
「そうそう」(笑)
「ちょっと面倒だな、と…」
所さんは、1983年〜1990年まで「いいとも」のレギュラーでした。「すごいですね!」や「頭悪いんじゃないの!?」など、自身のコーナーを持っていました。若い写真に会場から「へえ…」。
「32年前ですよ…」と所さん。「青梅街道も久しぶりで懐かしいですよ!」
裏地に凝る
スタジオは暖かく、着てきたコートを脱ぐと、すかさずタモリさんが「裏地がいいね」。
「最近はですね、いろんな服の裏地を…。和服を付けるんですよ…。今、和服の反物が安いんですよ。和服を裏地に使うといいんですよ」「だってめちゃくちゃ安いんですよ」
下に着ていたカジュアルなジャケットの裏地にはアロハシャツが…。
「めっけもの!アロハを裏地に使うと、内ポケットになる…。これ、めっけものでしょう?」
「長寿希望」という文字がジャケットの背中に貼ってあります。本当に遊び心たっぷりの人です。
「アロハはもともと日系の人がハワイに行って作ったのが始まりらしい…」とタモリさん。「だから和風なんだよ…」
裏地に凝ると面白いと力説する所さん。
「脱ぎたくなりますよ…。見せたくて」
東京を感じる場所が好き
「タモリさんと会わないですね…」と所さん。
8年ほど一緒に仕事をしていた当時は毎週のように会っていたのが、その後は数えるほどだそうです。
「そういうもんなのよ、仕事が違っちゃうと…」と所さん。
「フジテレビ、あんまり出ないね?」とタモリさん。
「フジテレビ、お台場にあるじゃないですか?」と所さん。「あそこ、なかなか行く気になれないんですよね」「あと、日テレは汐留…。行かないですね」「汐留とかお台場に行くと、感じが変わるんですよね」
「何の感じが変わるの?」
「渋谷と世田谷…、あの辺中心に暮らしたいんですよ…。もともと埼玉出身なんで。あそこ、東京感じるんですよ」
「埼玉の地続きみたいな感じがあるの?」とタモリさん。
「違います。東京を感じるんです。これがですね、皇居からあっちに行っちゃうと、もう千葉を感じるんですよ」「千葉行ったら茨城ですし…」
世田谷は暮らしやすいそうです。
伝説のマイク
「今、レコーディングやってますよ。で、昔のマイクを手に入れたんですよ…。RCAの古いのでやってるんです」と所さん。「でかいやつ…、リボンマイクで…」
「名機と言われた?」とタモリさん。「完全な形で残っているの、もう少ないだろ?」
「完全なやつ、3本持ってます」と所さん。「どうですか?」と立ち上がって自慢する所さん。子どもや…。
アメリカで買ったそうです。現在RCAのものは日本に直接輸入できないらしく、苦労したとか。
「どう違う?」
「今のマイクは全部拾うじゃないですか?高音から低音まで」と所さん。「リボンマイクはぼけてるんですよ…。中途半端なところはもう…。だからヘッドホンで聞いているといいんです。ヘンな音に引っ張られないで済む」
「人間の肉声のところだけをちゃんと拾う」とタモリさん。
「だからコーラスの人も、『これ、いいですね』って言う…」
所さんはいつも何かに凝っていて、それを語るときの表情は本当に子どものようです。この人の生き方に羨望を感じる人も多いのではないでしょうか。
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