2013年12月19日
352. 岸谷五朗 お中元・ニューヨーク・1日1食 「はなまるマーケット」
1964年9月27日生まれ。東京都出身。
映画・ドラマに活躍する一方、1994年に寺脇康文さんと演劇ユニット「地球ゴージャス」を結成。作・演出も手掛けています。
「はなまる」には初出演…。
「17年の歴史なのに、なぜ来てくれなかったんですか?」と薬丸さん。
「な、なぜって…」と引く岸谷さん。のっけから面白い展開に。「来たかったんですけれども、緊張するんで…」
「緊張するんですか?」と薬丸さん。
「あの、演劇は大丈夫なんですけれども…たくさん稽古すれば」(笑)
困っている岸谷さんに盟友・寺脇康文さんからメッセージが。
「岸谷五朗、生出演、大変苦手でございまして…。岸谷五朗は繊細な男です。生卵を机の上に置いて扱うような感じの扱いをしていただいて…ちょっとしたことで笑ってあげてください」(笑)「それでかなり緊張がほぐれると思います」
少し前に岸谷さんが「笑っていいとも!」に出演したときはいやにハイテンションでした。「いいとも」は観客がいて、芝居の感じで出られるからだったのか…と、ひとり合点する私…。ハイテンションを演じてた?
「今朝のおめざ」は
「いくら醤油漬」(300g 3,300円) 函館朝市 味の一番 (北海道・函館市)
鮭から取れた鮮度の良いいくらを、3種類の醤油などをブレンドした自家製のタレに一晩漬けこみ、素材の味を大切にした一品。今日はご飯にかけて食べるという…かなりおいしそうなんですけれど。
「なぜこれをおめざに?」
10数年前に映画「オードリー」でオール北海道ロケをしたときからのお付き合いだそうです。
「いろんなものを『味の一番』さんにお世話になって…」
「粒がきれいですね」と薬丸さん。「自然と笑顔になりますね」
「そんな良いコメント、なかなか出ませんよ、スムーズに…」と岸谷さん。(笑)さっきの逆襲?
2013お中元戦争?
この「味の一番」で思い出されるのが、寺脇さんとの間で勃発した「お中元戦争」だそうです。
サザンの桑田さんのラジオを聴いていたら、「寺脇、おいしいもの、ありがとな!」というコメントが。
寺脇さんとの付き合いはもう30年以上。ほとんど知り尽くしているはずなのに、桑田さんにお中元…。抜け駆け…。
ならば、と「味の一番」に連絡。詰め合わせを送ったそうです。
しばらくしてラジオから、「岸谷、ウニ最高だったぞ!」。
「ウニ、送ったのかよ!」と寺脇さん。「味の一番」のお蔭でもぎ取った勝利でした。
大好き!ニューヨーク
ついこの間、石原さとみさんが「はなまる」でニューヨークへの思いを語ったばかりですが、岸谷さんもニューヨークが大好きだそうです。
「(演劇の)新作がたくさん出ると、見に行くんですけど…、20本くらい見て帰ってきて…」と岸谷さん。すごい数…。
「演劇人にとってはニューヨークというのは、ほんと頼りになる街で…、街全体が演劇の味方なんですね…、すごく過ごしやすいんですね」
ニューヨークでの買い物にはマイキックボードで出かけるのだとか。
「演劇で食べていけないときも、ニューヨークに行って、『あ、存在してていいんだ、自分…』って」「ほんとに広くてたくさんの民族がいて…」
初めてレッスンを受けたとき、ウォークマンにタンクトップの黒人がカバンをバンと置くのを見て、「こんな人たちとレッスンするんだ…」と緊張したそうです。ところがいざレッスンが始まると、その人はまるでリズム感が無かったようで…。(笑)
「いつも新作を全部見て、面白いレッスンやワークショップに行って、英語学校に通ったりして…」
大変な情熱です。
はなまる解体新書
「自分を漢字一文字で表すと」
「朗」「朗らか…五朗の朗で…」
五朗という名前ですが、5人兄弟の5番目ということではないそうです。「2人兄弟の長男です」
生まれ年が1964年で東京オリンピックの年。「五輪の五なんです。どうせ親父が酔ったときに考えて…」(笑)
「朗」という字を充ててくれたのはお母さんだとか。
「ついつい買ってしまうもの」「リップクリーム」
「今まで使い切ったことがない…」
薬丸さんも同じだそうで、「絶対無くすんですよね」。
岸谷さんと同じ事務所の三浦春馬さんも同じことを言っているとか。
「やめられないこと」「モノを捨てられない」
古くなった服なども稽古着などで使うそうです。「いつ捨てていいか分からない」
シャンプーやマヨネーズなども使い切らないと捨てられないのだとか…。
「食生活は…」「一日一食」
「いつ?」
「仕事が全部終わった後ですね」「コーヒー飲んだり、チョコレートつまんだりするんですけどね…」「お酒は必ず飲むので、5、6品ないと嫌なんです」
奥様(プリンセスプリンセスのボーカル岸谷香)は「料理がメチャメチャうまいんです」。
その奥様とも、1年に一回、「Act Against AIDS」のチャリティコンサートでは同じステージに上がるそうです。
そして、その奥様と薬丸さんが、なんと高校の同級生だったとか…。「すごい高校ですね」と岸谷さん。
「奥様は年下なんですけど、同級生になって、先輩になって出ていかれて…」と薬丸さん。「人生って不思議なことが起こるもんですね…」(笑)
ああ、私は長い間、岸谷さんを誤解していたような…。画面から見受けられるヤンチャな印象から、ちょっと引いて見ていたんですが、演劇に真摯に向き合っている姿勢には感銘を受けました。頭の中は演劇のことでいっぱい、という感じです。
緊張するところも好ましい…。緊張しますよね、普通は。テレビに出るのって…。
「地球ゴージャス」の舞台、近い将来見に行こうと思った次第です。
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