2013年12月08日
343. 林隆三 お気に入りのフレンチ・鉄板焼き 「にじいろジーン」
ぐっさんとの待ち合わせは神奈川県川崎市宮前区。ここはMCのベッキーさんの地元でもあるとか。
林さんは今年古希を迎えるそうですが、スポーティーな装いで、若々しいです。
「はじめまして」とぐっさん。
「ファンです」と林さん。「すごく楽しみにしておりました」「住んで20年近くなるんですけど…」「ぐっさんに紹介したい、かわいいお店があるんです」「10年以上行っている…」
お気に入りの店@
「ジャランジャラン」(宮前区・土橋)フレンチのお店。
林さんはだいたい月に2回は訪れるそうです。ランチを食べてクルマで仕事に向かうのだとか。
「家庭的で飾らない店。リッチで程よい…。リーズナブル…」とこの店を讃える表現が次々と…。
そして出てきたのが
「生ハムサラダ」(ランチセット)
「食欲がわくでしょ?」と林さん。
「ハラミ肉のステーキ」(ランチセット)1,800円
牛ハラミ肉をブラックペッパーで味付けしている、この店人気の一品だとか。
「んー、んまい!んまい!」とぐっさん。
林さんは1963年に俳優座の養成所に入所。19歳からの3年間を過ごしました。
「『3年間は仕事をさせない』って言っているのに、プロデューサーが一本釣りにくる…」と林さん。
そうして売れていったのが、原田芳雄さん、前田吟さん、夏八木勲さん…。
「ぼくとこには一度も来なかった!ツレナイ稼業ですよ…」とオヤジギャグを交えて。
地井武男さんとビリ争いをしたそうです。それにしても層の厚い時代でしたね…。
その後、林さんもめでたく人気俳優となり、2人のお子さんにも恵まれました。
「女優さんとキスシーンがあって、子どもがショック…」「息子は口をきいてくれない。娘はけなげに『あれはフィクションなのよね?フィクションよね?』って…」
お気に入りの店A
「鉄板焼 さわ」(品川区・旗の台)
「懐かしくて、1カ月に2、3回は来るんです」
喫茶店風のおしゃれな外観の店に入ると、待っていたのは、林さんの幼なじみ。男性1人、女性3人。中学校の同級生だったそうです。
月に1回はここでおいしいものをつつきながら歓談しているのだとか。
「どういう少年だったんですか?」とぐっさんが、八品さん(男性)に質問。
「品のいい(少年だった)…」
「ぼくは彼らの中学時代を明確に覚えている」と林さん。
「ほんとに記憶力がいい…」と言う女性の声が。
「オムソバ」(710円)
昔ながらのオムソバで、林さんが「さわ」に来ると、必ず食べるというお気に入りの一品だそうです。
「ワイワイ言いながら焼酎でも飲んで…」と林さん。
温泉旅行に行くこともあるそうです。
「時間合わせるの大変じゃないんですか?」とぐっさん。
「もう終わってる人だからいつでも」と八品さん。(笑)八品さんをぐっと睨み付けて立ち上がる林さん。「ごめん」と八品さん。
仲がいいなあ。
お気に入りの店B
中央区・銀座にやってきました。
「若いころは学生服を脱ぎ捨てて、ライブハウス巡りしたんですよ」と林さん。
「GINZA TACT」
この店には特に足繁く通ったそうです。
舞台には1台のピアノ。林隆三さんと言えば、ピアノの弾き語りが有名ですが…。
「ぼくはピアノを習ったことがない。全部耳コピーなんですよ…」と林さん。「高校のとき、関口宏が同級生。彼がハワイアンをやっていて、初めてウクレレのコードの展開を聞いた…」
高校の同級生が関口宏さん…、これもすごい出会いですね。
「なんか一緒にやりたいですね」とぐっさんに誘いかける林さん。
パートを決めて、練習15分。見事に息の合った「You Are My Sunshine」を聴かせてくれました。
林隆三さんはNHKのドラマ「天下御免」で拝見したときからずっと気になる役者さんでした。当時私は小学生。あの元気な若侍も70歳…。でも本当に素敵に年を取られて…。
林隆三さんは2014年6月4日に永眠されました。謹んでご冥福をお祈りします。
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