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2014年01月15日
374. 片桐はいり 映画館・ミスタードーナツのCMで・もぎり・「弟」向井理 「はなまるマーケット」
1963年1月18日生まれ。東京都・大田区出身。大学在学中に劇団に入団。個性派女優としてCMで話題なり、現在は舞台を中心に映画やドラマで活躍。朝ドラ「あまちゃん」で紅白初出場したのは記憶に新しいところ。
「今朝のおめざ」は
「まめぶるこ」(まめぶ団子5個入り 500円) 久慈市ふるさと物産センター(岩手県・久慈市)
久慈市に伝わる伝統料理「まめぶ汁」のまめぶ団子とお汁粉を合わせた一品。クルミと黒砂糖が包み込まれたお団子とお汁粉の、和のスイーツ。
片桐さんは「あまちゃん」の中で「まめぶ大使」としてまめぶを広める役を演じましたが、「あまちゃん」終了後、実際に「久慈市まめぶ親善大使」に任命され、まめぶの普及のために尽力しているとか。
「おいしい…」「なかにクルミが入ってる…」
実は泳げない…
本当は水泳のできない片桐さん、皆の手前「泳げない」とは言えなかったそうです。そして素潜りに挑戦。
「なんとか潜れた」しかし「上見て、『上がれないな…』」
そのとき、「脳は考えると酸素を使う」ということを思い出し、「何も考えないでおこう!」と決意。
「何も考えないでいたら、フーっと浮いた…」「じたばたしたら事故になったかもしれない…」
そして素潜りが「楽しくなった」のだとか。撮影の合間に何度も潜らされて辛かったそうですが、「今年はプライベートで素潜りがしたい」と語る片桐さん。
ときどき出たい劇場
片桐さんが、役者としての第一歩を踏み出したのが、東京・下北沢の小劇場「ザ・スズナリ」。
「東京で劇団に入っている人の聖地ですよね」と薬丸さん。
「私がデビューしたころにちょうど開場して…1年後くらいに出たんですけど…」と片桐さん。「ここでデビューしたので、10年に1度くらいは出たいなと…」
SFのお芝居で、宇宙人役で出たそうですが…。それがCM関係者の目に留まり、ミスタードーナツのCMに出演することになったとか。共演は明石家さんまさん。
本人としては演劇は「大学時代の思い出」くらいのつもりだったそうですが、そこから活躍が始まったのです。
もぎりたい
銀座の和光の裏にある「シネスイッチ銀座」。この劇場の前身にあたる劇場で、片桐さんは大学時代の7年間、切符のもぎりをしていたそうです。この仕事が片桐さんは大好きで、その後「もぎりよ、今夜も有難う」という本を出版。(笑)
そして「うちでももぎってください」とあちこちの劇場・映画館からオファーが…。今でもプライベートでもぎりをしているのだとか。「キネカ大森」では名札まで用意してくれたそうです。
「もぎりの魅力って何ですか?」と薬丸さん。
「映画館が好きだと思うんですけど…。あと、見に来る人と映画の話ができるから…、行きつけのバーみたいな感覚ですね」「『最近映画どう?』『あの監督は誰?』『あの映画見た?』っていう話をするのが楽しい…」「それで、行ってもぎったり、清掃したり…」
「確かに劇場の入り口で半券もぎられたとき、『これから映画が見られるんだ』ってワクワク感が増しますよね」と薬丸さん。
「映画館が無くならないでほしい」と片桐さん。「老後に映画見て暮らしたいので…。それで頑張って…」
たまに会いたい「弟」
去年舞台で、姉弟として共演したのが向井理さん。「本当の弟より、近い感じで…」
その向井さんに映る、片桐さんの姿が語られました。
「とにかく真面目です。全力しか出せないので…」と向井さん。「そういう背中を見て、いろいろなものを吸収させてもらいました」
さらに「『こういうお姉ちゃんがいたらいいなあ』というお姉ちゃん」「実はすごく乙女…会話していて、ポッと赤くなる…」
そして「仕事で高野山に行って、知り合った素敵なお坊さんに仕事が終わっても会いに行っている…」というエピソードが語られましたが、本当に片桐さんの顔は真っ赤に…。
「かわいいお坊さんがいて…」とつぶやく片桐さん。
いやあ、本当に乙女な片桐さん、これからも活躍が楽しみです。
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2014年01月14日
373. とんねるず タモリさんに進路相談・「いいとも」のレギュラーに 「笑っていいとも!」
この日は「笑っていいとも!」の8000回記念ということで、オープニング曲がゴスペラーズのアカペラ。そして「テレフォンショッキング」がとんねるずという、スペシャルな感じで…。
とんねるずの2人が揃って出るのは、29年ぶり2回目らしいです。
「8000回、おめでとうございます」と2人。
2人は「笑っていいとも!」の前の番組「笑ってる場合ですよ!」でコントをしたとのこと。
「『アナウンサーと矢沢永吉』という題で…」と木梨さん。(笑)
「うっすらと覚えてるな…」とタモリさん。
ここで石橋さんが語り始めます。
「19歳…今から33年くらい前に『お笑いスター誕生』という番組に、タモリさんが審査員、ぼくたちは高校卒業したくらいで、それで2人で出たときに、素人が高校の部室でやってるようなことをテレビでやって、米丸師匠とか京唄子さん、鳳啓助さんとか…、ほとんどの皆さんに分かってもらえなかったんですが、タモリさんだけが『お前ら、何やってるか分からんけど、おもしろい…』」(笑)「この一言で…」
「それまで京唄子さんにコテンパンに怒られて…『起承転結が無い!』」と木梨さん。
「それは無い!」とタモリさん。「無いんだよ!」
「『何やってるのかは分からないけど、お前らはいい』って言ってくれたのが、今から33年前の、5月くらい…」と石橋さん。
「何やってるのか分からないから、直しようがない」とタモリさん。(笑)
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久しぶりの「パフォーマンス」
石橋さんは、今回出演するにあたって、スタッフからタモリさんの、かつてのパフォーマンスを記録したレコードをもらって聴いたそうです。
「タモリさんは、毎日司会ですけど、『演じる人』でしたから」と木梨さん。「今日はタモリ8000回スペシャルということで…」
有名な「4カ国麻雀」のリクエストがとんねるずから出ましたが、
「あれはできないね」とタモリさん。「練習しないとできない」(笑)「相当ダメになってる…。昔はうまかったよ…おれは!」(笑)
それでは、と、「生まれたての子馬をやって」と木梨さん。「何しに来たの?」とタモリさん。
なかなかやってくれないタモリさんに、とんねるずがかつてのネタを披露。「11PMのオープニング」。そして新沼謙治の顔真似。
ついに、タモリさんも応えます。バタンと倒れて、手足を振わせて、子馬の誕生を描いて見せました。(拍手)
「ハエとハイエナの違いを見せてくれませんか?」と木梨さん。
「ハエは形態模写だけど、ハイエナは違う」とタモリさん。「ハイエナは、こういう気持ちで歩いてるんじゃないか、という…」
そして、所在無げにうろつくハイエナを演じます。(拍手)ああ、ほんとに懐かしい!
「ハエもやるか」とタモリさん。ハエを演じるタモリさんの後ろで、その真似をする2人。
落ち着くと、「何しに来たの?」とタモリさん。(笑)「8000回だからって、何でもやるわけじゃない」
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タモリさんに進路を相談?
「あの時、審査員をやっていたタモリさんは、まだ33とか4くらい…」と石橋さん。
「この世界に30で入ったでしょ?」とタモリさん。「3年か4年のキャリアで、もう審査員やってた」(笑)「出てくる人、全部先輩…それを審査、ひどい話ですよ」(笑)
「ぼくらはタモリさんが面白いと言ってくれたので、『それじゃ、やるか』って…」と石橋さん。
「まだ決めてなかったの?」
「決めてなかった」と2人。
その後、2人はニッポン放送へ行って、タモリさんに聞いてみようとしたそうです。
「『おれらはタモリさんに気に入られたんだ』ってカン違いして」と木梨さん。(笑)
「田辺エージェンシーに入れてもらえるんだ…」と石橋さん。(笑)
「その前に『お笑いスタ誕』で帰るとき、『ぼくたち、お笑いでやっていけるでしょうか?』と言ってなかった?」
「言いました」と2人。
「それで『オールナイトに来るか?』という話で…」とタモリさん。
そして、2人はニッポン放送の廊下で、タモリさんの放送を聴きながら、番組が終わるのをひたすら待ったそうです。
「オールナイトが終わった3時、『じゃあ、お疲れ!』と、タモリさん、帰って…」(笑)
「懐かしいね!長い付き合いだね」とタモリさん。
オールナイトニッポンのあと、タモリさんが「厳しい世界だからやめといたら」と言ったら2人は止めていたのでしょうか、それとも…。
どちらにせよ、タモリさんが2人の背中を押したのは事実のようです。
この日の「テレフォンショッキング」はこの後もえんえん続き、2人が「『いいとも!』もあと2か月ちょっと、ぼくたちをレギュラーにしてください!」と懇願。「何でもしますから!」
「おれにその権限はない」と言いながら、「2か月ちょっとだからいいか」とタモリさんが了承。
このやり取りに、中居さんや設楽さんなどが堪らず乱入。渾然とした中で終わりました。
いやあ、やはり生番組って、ドキドキしますね。ある程度は打ち合わせがあるんでしょうけど、それを壊したいのが、とんねるずであり、タモリさんなわけで…。
「いいとも!」の持っていた原初的なエネルギーを彷彿とさせた8000回記念でした。
なに?これくらいのエネルギーが無ければ8000回は続かない?確かに!ある種、無茶苦茶だったから続いたという…。
2014年01月13日
372. 宮根誠司 タモリの追っかけ・博多の人・大阪の人 「笑っていいとも!」
数ある花束の中で、ひときわ大きく目を引くのが幻冬舎社長の見城徹さんからのもの。
「初めまして」と宮根さん。「ぼく、学生時代にタモリさんのライブ、コンサートを見に行ってるんです」「ラジカル・ヒステリー・ツアー…」「ぼく、広島で見たんです。浪人生で、広島に見に行って、タモリさんがテレビではほとんどできない芸をやってらっしゃって…」
「やってました」とタモリさん。
会場でタモリさんは持ちネタの「4カ国親善麻雀」を伝授しようと盛んにレクチャーされてたそうです。
「ぼく、かなり追っかけでしたから…。オールナイトニッポンも聴いてました…」「オールナイトニッポンに耳くそをずっと送ってくるリスナーいませんでした?」
「そんなやついたんすか?」とタモリさん。
宮根さんによると、タモリさんは番組の中で「耳くその実況」をしていたそうなのです。
「あのころムチャクチャやってますからね…ラジオ」とタモリさん。それが面白かったのですが…。
「だからタモリさんがお昼の『いいとも』をやるって聞いて、ぼくら衝撃でしたよ」と宮根さん。
「江頭が『いいとも』を始めるみたいな衝撃なんです」とタモリさん。
「そうなんですよ」と宮根さん。「ひどかったですよ…」「一番危険なお笑いの方…」
「悪書追放運動とかね…」とタモリさん。「『君たち、エロ本とか見てたらダメだ、送ってきなさい』って…」(笑)
博多の人
宮根さんは、博多によく遊びに行くそうです。
「知り合いが多いので…」「疑問があって、大阪の人って、自分も含めて意外と人見知り…」「博多の人って、人見知りの壁を難なく超えてくるでしょ?」
これを聞いて喜ぶタモリさん。
「分かんないですね、博多出身のおれも驚く…」とタモリさん。「中州で飲んで歩いてたら、後ろからはがい締めにするやつがいる。」「『こらっ!』っていう…」
「おれはお前の先輩だ!」って言ってきたそうです。タモリさんが「小、中、高、どの先輩ですか?」と尋ねると、「博多の先輩!」(笑)「意味分かんない…」
宮根さんも、博多で飲んでいると、見知らぬ人から「なんしょう?お前」と話しかけられ、やたらと焼酎を勧められるのだとか。
博多の知人にお金を貸したのに、一向に返さない。でもよく電話をかけてきて、「宮根さん、テレビ見てると、最近疲れてる…」などと…。「その前に金返せ!」
「一つ言えるのは、よそ者が大好きなの」とタモリさん。「よそ者大好き…特に『東京から来た』って言うと、それだけでクラスのスターになれる」
飲みに行ってもすぐに友だちになるのだとか。
「接待に命を賭ける」とタモリさん。「接待に関して人に負けたくない…」
江戸時代より前から外国との付き合いがあるという歴史から、「もてなしの文化がある」とタモリさん。
大阪の人
博多の次は大阪の人が話題に…。
「挨拶が無い」と宮根さん。いきなり「どこ行くん?」と話しかけられ、「銀行ですけど」「何しに?」というやり取りがよく交わされるのだとか。
宮根さんが大阪のおばちゃんにインタビューしたときのこと。テーマは「安倍さんになって、景気は良くなったか、悪くなったか」。
「どっち欲しいん?」とその女性が聞いてきたとか。(笑)2通りの答えを聞いたら、どちらも実感を込めて答えてくれたそうです。
タモリさんが見かけた大阪の女性は、自転車の前と後ろのカゴに思いっきり荷物を積んで、背中にネギを差して運んでいたそうで…。(笑)
いやあ、後半は話し上手な2人が交わす比較文化論といった趣で、聞きごたえがありました。
2014年01月12日
371. 古田新太A ミュージカル・プロレス・劇団・酒好き・遅刻しない主義 「サワコの朝」
ガイ骨をデザインした白黒のパーカーと帽子といういでたち。帽子には悪魔のように2本の角がにょっきり。
「かわいいと思って買いました」と古田さん。
1965年生まれ。48歳。兵庫県出身。
「『あまちゃん』の影響って大きかったでしょうね?」
「スーパーで声をかけられるようになりました」と古田さん。「おばさま方、お姉さま方に、『あんた、朝からイジメてんじゃないよ』って」(笑)「指さされて『じぇじぇじぇ!』って言われますね。ぼく1回も『じぇじぇじぇ』っていったことがないのに…」(笑)
「記憶の中で今もきらめく曲」は
「マニアック」マイケル・センベロ 映画「フラッシュダンス」の挿入歌
「あの映画で初めて日本でブレイクダンスというのを紹介したと思うんです」「ぼく、高校生だったんですけど…」「これは面白い」「皆で練習し始めました」「仲間で何度も映画館に通って…」「ぼく、クラシックバレーをやってる頃です」
古田さんとクラシックバレー…ピンときませんが、古田さんなりの深謀遠慮があったようです。
「若いころからミュージカルを目指してたんで…、打算的なんですけど、『基礎をやっていたほうがいい』って思ってたんですね…。『金髪で不良なのが、クラシックとかタップとか踏み出したら笑えるな』、そのための努力は惜しまないんですよね…」
それがあのキレのいいダンスにつながるのですね。
役者を目指したのは小5
古田さん、小5のときにミュージカルを見て、「舞台俳優という仕事は素敵だ!」と思ったそうです。
「それまでは?」
「プロレスラーです。馬場さんです。ジャイアント馬場になりたかった…」(笑)「でかくなきゃって一生懸命だったけど、そんなに大きくならなかった…」「役者になると、プロレスラーの役とかあるんじゃね?こりゃいいやって」
大学1年で劇団に
小5からの思いや努力は大学に入ってすぐ報われます。
「渡辺いっけいさんという先輩に誘われて…」劇団に入り、すぐに出演が決まったとか。
ただ当時の「劇団☆新感線」のことは「あまり好きじゃなかった」そうです。「なんか女々しくてチャラチャラしてたんですよ」(笑)「恋愛ものが多かった」「『愛してる!』って大きな声出すなよ!って…」(笑)
1回だけのつもりが、「次の公演のチラシに名前が載っている」という形でずるずると…。
渡辺いっけいさんや筧利夫さんを抱えた人気劇団だったのが、どんどん抜けていき、お客さんの数が激減したそうです。「口コミで客が減っていく…」(笑)
そして、主演が古田さんにまわってきます。とにかくアクが強いですから、若くても主演として君臨…。
「自信は?」
「完全にテングでした…。宇宙で一番上手いと思ってた」(笑)
当時関西で評判だった生瀬勝久さんを見ても「いやいや…齢食ってるだけだろ?」と…。(笑)
東京に来て、「ちゃんとした俳優さんを見てヘコみました」。
強烈だったのは大竹しのぶさんと白石加代子さん。
「同じ舞台に乗ったんです…、だれひとりおれを見てなかったですね…。」「威力のある者の方に目が行くんです、お客さんというのは…」
大竹さんは「舞台の上で自由に泳いでいる…」、白石さんは「化け物だな、このテンションで、そのセリフを言うんだ…」「おれって小せえな…」
笑いのテクニック
「笑いの『くされテクニック』を持っている」と古田さん。
「笑いが来ると、ちょっと休めるんです」だから舞台には笑いは必要だと。「そのためにワンブラス置く…」
逆に間を置かずに一気にセリフを言い切って、あとで大きな笑いを取る、ということもあるそうで…。
宮沢りえさんと共演したときのこと。
「私の分身では ありません」と間を置くのを、「一気に言ったほうがいい」とアドバイス。宮沢りえさん、半信半疑ながら実行したところ、ドンと笑いが来たそうです。「なんで笑いが来るわけ?」。
古田さんの考えでは、間を置くと、客がオチを考える。「予測した通りの笑いだったらもう笑わない」「予測する前に言ったほうがいい」
「他は?他は?」と宮沢さんは『古田テク』を吸収しようとしたとか。
大学の恩師
大学(大阪芸大)の恩師、秋浜悟史先生は「いかに客をごまかすかをおれにガンガン教えてくれて…」。
その影響で開発した技があるそうです。
「セリフを忘れたときに後輩をにらむ」(笑)「後ろで油断している後輩をにらむと、『おれだったのか!?』となる」(笑)「そのあとで『ちぇっ』という顔をしてセリフを言うと、おれがフォローしたみたいに見える」(笑)「『後輩がセリフ出なかったから古田がフォローしたんだ』って」(笑)
そして舞台では芝居に集中するのではなく「気が散っている」と古田さん。
「『役に入り込んで…』とか意味わからない」「役に入り込んでたら笑いは取れない」「お客さんの今日の間を読まないといけない」
絶対に遅刻しない主義
古田さんは大のお酒好き。「お酒を飲むと仕事が終わったという実感が持てる」
お酒を飲み続けるためにも、絶対に遅刻はしないようにしているそうです。
「酔っぱらいが遅刻したら、酒を止められるじゃないですか?」確かに!
携帯電話は持たず、無理に交友関係を広げようとしない古田さん。しかし、後輩役者たちは「古田狩り」と称して1人で飲んでいる古田さんを見つけにくるそうです。そのメンバーは、森山未來、小栗旬、勝地涼、小出恵介…。
「一軒一軒まわって、おれを見つけると『ビンゴ!』という…」(笑)
熱い思いを古田さんに聴いてもらっているそうです。
劇団でも、大物俳優と劇団員の間に入って、食事会をセッティングしたり、「古田がいると、まとまるのが早い」と重宝されているとか…。ただの酔っぱらいではありませんね、古田さん。酔っぱらいの鑑です。
2014年01月11日
370. ブラザートム 代々木のハンバーガー・趣味・ニードルフェルティング・駒沢公園 ・絵本 「にじいろジーン」
ぐっさんとの待ち合わせは、東京都・渋谷区・代々木。
何か面白いポーズをしようと思っているうちにぐっさんに見つかったトムさん。「何かしようと思ってたら来た」
「お腹減ってるでしょ?」とイチオシの店へ向かうことに。
「ARMS」ハンバーガーハウス。この近くの道をよく通るというぐっさん。
「ずごくおいしいんです、ハンバーガー」とトムさん。おススメのハンバーガーは、「プレーン、何もしないもの、ぜひプレーンを…。食べて肉のうまさ、バンズのうまさ、焼き方のうまさを味わってもらえたらと…」
「ダブルバーガー」(1,350円)
本場アメリカンの味が楽しめる一品。オリジナルのバンズに松阪牛やオーストラリア産牛肉をミックスさせた、素材の味が楽しめるハンバーガー。
「ヤイヤイヤイヤイヤ!」と奇声を発するトムさん。文字で書くと訳が分かりませんね。動画を使わないブログの限界。「ヤイヤイヤイヤ!」とまたもトムさん。「すごくおいしい」という意味のようです。
「うまい!うまい!」とぐっさん。こちらは非常に分かりやすい。「肉のうまさとバンズのうまさと、シャキシャキした野菜と…」「本当にうまいですね!」
食べながら、おもむろに店の棚から、ハンバーガー(?)を取り出すトムさん。フェルトでできたハンバーガ―。
「ぼく作ったのよ、これ…。趣味なの」ニードルフェルティングというそうです。
羊毛フェルトを、ギザギザした専用の針で繰り返し刺すことで繊維を絡めて作る手芸。
「やってみようよ」と、ぐっさんに勧めるトムさん。ふんわりしたフェルトを針でひたすら突く2人。
「テレビでこういう地味なのっていいよね…」とトムさん。
立体絵はがきを作る
絵を描くのが好きで、絵本「月からおちたモモンガ」を出したトムさん。
フェルティングを使った、立体絵はがき作りをしてみようとぐっさんを誘います。ひたすらフェルトを針で刺す2人。
「単調な作業ですけど、これ、飽きないですね」とぐっさん。
「気づいたら3日くらい経ってたの…」とトムさん。
「経ちすぎですね…」とぐっさん。
公園が大好き!
次に2人が来たのは
「駒沢オリンピック公園」東京都・世田谷区
「レコードとかの打ち合わせ、全部ここです。ワイン持ってきて座って…」うわあ、いいなあ。
「公園で打ち合わせってメッチャいいですね」とぐっさん。
「大好きです!」とトムさん。「すごく良いものができるか、ダメなものか、極端だよね」
そして「ぐっさんにさ、絵本の帯、書いてもらったじゃない?」「こんなに大きくなった…」
そばに真っ白の可愛らしいワンちゃん。トムさんの愛犬のラースくんです。被災地で保護されて、トムさんが預かっている犬なのだとか。可愛いなあ…。
その犬のことをトムさんは絵本にしたのだとか。
公園・売店のラーメンがまた…
公園・売店のラーメンがトムさんのおススメだそうです。
「ラーメン」(450円)ベンチに座って食べる2人。
「これ、売店の味じゃないな」とぐっさん。「入れ物こそ売店ですけど…」いわゆるプラスチック製。
「公園に住んでいる人いるじゃん?おれ、だいたい友だちだよ…」とトムさん。
ここでも枯葉を利用して立体絵はがきを作る2人。アートですねえ。
プリンを食べる
次に2人が向かったのは目黒区・中目黒。
「いか玉焼き道場 マハカラ」
いか玉焼きは私(よしろう)も大好きですけど。ビールに合うし…。
「ここがプリンを売るようになって…」とトムさん。
行列もできることがあるという、大人気メニューだそうです。「入れなくなるくらいお客さんいっぱいで…」とトムさん。
「うれしいプリン(カスタード味)」(350円)
「おいしい!うまい…」とぐっさん。「めっちゃおいしい!」
「何でもうまいことやるよな…尊敬するよ」とトムさんが店の人に。
ここでもまた立体絵はがきに挑戦する2人。今度はプリンの空き瓶を使っての立体絵はがきです。
器用というか才能豊かなぐっさん。瓶を宇宙飛行士のヘルメットに見立てた絵はがき…見事です。
いやあ、とてもアートなブラザートムとぐっさんさんでした!