新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2019年06月25日
<第13回目>アスペルガーや鬱の方の体力づくり
みなさんお疲れ様です。
今日は体の器質的な問題がない方(重度の喘息、高血圧などがない方)の場合に
お勧めできるトレーニングについてお伝えしたいと思います。
先に結論からいうと、家の中で簡単にできる自重トレーニングを継続してやるのが一番です。
例外的に重りを使うとさらにいい方法もありますが、それは後述します。
回数を決めて終わったら止めるより、記録をつけてなるべく更新していけるようにするのがいいでしょう。
その過程はまさに「自分に克つ」ということに他なりません。
発達障害当事者の方からもジムに行くべきかよく聞かれますが、ぼくはNoと言っています。
少し前からジムで筋トレしたり、格闘技を習って
体を鍛えるのが流行っていますね。
たしかに体を鍛えるのはとてもいいことです。
見た目が変われば気分的にも違ってきますし、
まだ学生でいじめられている子にとっては、筋肉をつけることが防衛手段になることも
あります。
ただ、発達障害当事者や鬱を患いながら働いている方には、
ジム通いや、格闘技を習うことはあまりお勧めできません。
僕はどちらもそれなりにやっていましたが、メリットよりデメリットのほうが
大きくなってしまいました。
ジムで体を大きくする運動をやっていくと、だんだん筋肉がついて
体重が重くなってきます。
僕の場合は凝り性なので、何もしてなかった時よりマックスで15キロも
体重を増やしたことがある(65s→80s)のですが、
筋肉もつくし体形がミニゴリラみたいになって自信はつくのですが、
仕事で急に走ったら膝を痛めてしまいました。
また足の裏の筋肉が急激な体重の増加に耐えられず、歩くだけで
痛むという状態になり、少しダイエットしなければならなくなりました(;^ω^)
・・・あと、ちょっと階段上り下りしただけで苦しくなる(;´・ω・)
体力づくりのはずがこれでは本末転倒です。
また、格闘技は必要に迫られたのもありいろいろやっていました。
一時期夜の仕事をやっていて、料金トラブルで暴れる酔客と揉み合いになることも
多かったので、やらざるを得ないという事情もありました。
やりこむことで確かに自信がつきますし、いざというときの勇気が
出ます。職場の嫌がらせとかが怖くなくなるので、
それはメリットかもしれません。
ただ困ったことに男のさがといいますか、強くなったと勘違いすることで
変に気が大きくなってしまって、いつもテストステロンが出て
イライラするようになってしまいました。
上司から理不尽に叱責されると、昔なら流すようなことも言い返してしまったり、
人込みで軽くぶつかられただけで相手を大声で呼び止めてしまったり、
ただのチンピラみたいになってしまいました。
これは僕だけかもしれませんが・・・ただ単に精神的な成長が
体に追いつかなかっただけかもしれません。
僕にとってあまりいい結果にはならない確信があったので、
夜の仕事を辞めると同時に格闘技も辞めました。
あと、ジムも格闘技も通うことで会費、交通費などお金がかかり続けます。
何度もお伝えしていますが、僕は大金持ち相手のブログを書いてるわけではないです。
月収19万円でもやっていけるようなことのみ伝えていきます。
もし値が張るものでもどうしても紹介したい場合、
経年劣化に耐えうるもの、絶対に必要と思えるもののみ書きます。
長くなりましたが、冒頭でお伝えしたように
発達障害の方が体力づくりをするのであれば、
自分の家から出ずに完結できるトレーニングにすべきです。
そして、体を大きくするトレーニングではなく、スタミナをつけることに
目的を特化しましょう。
筋トレで意外と重要なのは、どうやるかというトレーニング手法より
どんな体を目指したいかです。
僕ら発達障害の人たちは異常に疲れやすいです。
重いものを持ち上げるとか、人を殴り倒す腕力より、
単純にスタミナをつけたいわけです。ここから目線をブラしてはいけません。
なのでメニューを組むときは、回数を少なくする高負荷のトレーニングより、
低負荷高回数になるようにしましょう。
僕がやっているメニューはめちゃくちゃシンプルです。
腕立て伏せとスクワット、これを限界までやる。これだけ。
といっても一回目の限界ですぐやめるのではなく、
一度限界を迎えたら5秒くらい休んであと10回粘る、
二回目の限界を迎えたらまた少し休んであと7回粘る
・・・これを繰り返してできなくなるまでやります。
もちろん最初からこんな追い込まなくていいので、
二回目の限界が来るまでは頑張ってみましょう。
目的さえ定まっていれば、そんなに難しく考えずとにかくやりきることが
できれば結果は必ず出ます。
補足ですが、もし自重が物足りない方でしたら、
ダンベルよりケトルベルをおすすめします。
このスイングをやれば遠心力を伴う重りを扱うだけの腕力、
足腰や体幹、スタミナなどありと
あらゆる身体能力が強化されます。
体力に自信のない方や女性なら5キロくらいから、
ある程度運動経験がある方なら10キロくらいから始めれば十分でしょう。
ケトルベルのリンクも貼っておきます、もしよければ見てみてください。
かなりおすすめです!
ある程度つづければ階段の上り下りなどの総合的体力に必要な運動をしたときに
効果に気づくと思います。
もし記事が参考になりましたらポチお願いいたします!(*´ω`*)
発達障害ランキング
これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。
応援よろしくお願いいたします!
今日は体の器質的な問題がない方(重度の喘息、高血圧などがない方)の場合に
お勧めできるトレーニングについてお伝えしたいと思います。
先に結論からいうと、家の中で簡単にできる自重トレーニングを継続してやるのが一番です。
例外的に重りを使うとさらにいい方法もありますが、それは後述します。
回数を決めて終わったら止めるより、記録をつけてなるべく更新していけるようにするのがいいでしょう。
その過程はまさに「自分に克つ」ということに他なりません。
発達障害当事者の方からもジムに行くべきかよく聞かれますが、ぼくはNoと言っています。
少し前からジムで筋トレしたり、格闘技を習って
体を鍛えるのが流行っていますね。
たしかに体を鍛えるのはとてもいいことです。
見た目が変われば気分的にも違ってきますし、
まだ学生でいじめられている子にとっては、筋肉をつけることが防衛手段になることも
あります。
ただ、発達障害当事者や鬱を患いながら働いている方には、
ジム通いや、格闘技を習うことはあまりお勧めできません。
僕はどちらもそれなりにやっていましたが、メリットよりデメリットのほうが
大きくなってしまいました。
ジムで体を大きくする運動をやっていくと、だんだん筋肉がついて
体重が重くなってきます。
僕の場合は凝り性なので、何もしてなかった時よりマックスで15キロも
体重を増やしたことがある(65s→80s)のですが、
筋肉もつくし体形がミニゴリラみたいになって自信はつくのですが、
仕事で急に走ったら膝を痛めてしまいました。
また足の裏の筋肉が急激な体重の増加に耐えられず、歩くだけで
痛むという状態になり、少しダイエットしなければならなくなりました(;^ω^)
・・・あと、ちょっと階段上り下りしただけで苦しくなる(;´・ω・)
体力づくりのはずがこれでは本末転倒です。
また、格闘技は必要に迫られたのもありいろいろやっていました。
一時期夜の仕事をやっていて、料金トラブルで暴れる酔客と揉み合いになることも
多かったので、やらざるを得ないという事情もありました。
やりこむことで確かに自信がつきますし、いざというときの勇気が
出ます。職場の嫌がらせとかが怖くなくなるので、
それはメリットかもしれません。
ただ困ったことに男のさがといいますか、強くなったと勘違いすることで
変に気が大きくなってしまって、いつもテストステロンが出て
イライラするようになってしまいました。
上司から理不尽に叱責されると、昔なら流すようなことも言い返してしまったり、
人込みで軽くぶつかられただけで相手を大声で呼び止めてしまったり、
ただのチンピラみたいになってしまいました。
これは僕だけかもしれませんが・・・ただ単に精神的な成長が
体に追いつかなかっただけかもしれません。
僕にとってあまりいい結果にはならない確信があったので、
夜の仕事を辞めると同時に格闘技も辞めました。
あと、ジムも格闘技も通うことで会費、交通費などお金がかかり続けます。
何度もお伝えしていますが、僕は大金持ち相手のブログを書いてるわけではないです。
月収19万円でもやっていけるようなことのみ伝えていきます。
もし値が張るものでもどうしても紹介したい場合、
経年劣化に耐えうるもの、絶対に必要と思えるもののみ書きます。
長くなりましたが、冒頭でお伝えしたように
発達障害の方が体力づくりをするのであれば、
自分の家から出ずに完結できるトレーニングにすべきです。
そして、体を大きくするトレーニングではなく、スタミナをつけることに
目的を特化しましょう。
筋トレで意外と重要なのは、どうやるかというトレーニング手法より
どんな体を目指したいかです。
僕ら発達障害の人たちは異常に疲れやすいです。
重いものを持ち上げるとか、人を殴り倒す腕力より、
単純にスタミナをつけたいわけです。ここから目線をブラしてはいけません。
なのでメニューを組むときは、回数を少なくする高負荷のトレーニングより、
低負荷高回数になるようにしましょう。
僕がやっているメニューはめちゃくちゃシンプルです。
腕立て伏せとスクワット、これを限界までやる。これだけ。
といっても一回目の限界ですぐやめるのではなく、
一度限界を迎えたら5秒くらい休んであと10回粘る、
二回目の限界を迎えたらまた少し休んであと7回粘る
・・・これを繰り返してできなくなるまでやります。
もちろん最初からこんな追い込まなくていいので、
二回目の限界が来るまでは頑張ってみましょう。
目的さえ定まっていれば、そんなに難しく考えずとにかくやりきることが
できれば結果は必ず出ます。
補足ですが、もし自重が物足りない方でしたら、
ダンベルよりケトルベルをおすすめします。
このスイングをやれば遠心力を伴う重りを扱うだけの腕力、
足腰や体幹、スタミナなどありと
あらゆる身体能力が強化されます。
体力に自信のない方や女性なら5キロくらいから、
ある程度運動経験がある方なら10キロくらいから始めれば十分でしょう。
ケトルベルのリンクも貼っておきます、もしよければ見てみてください。
FIELDOOR ケトルベル 12kg PVCコーティング 音軽減 キズ防止 体幹トレーニング 新品価格 |
かなりおすすめです!
ある程度つづければ階段の上り下りなどの総合的体力に必要な運動をしたときに
効果に気づくと思います。
もし記事が参考になりましたらポチお願いいたします!(*´ω`*)
発達障害ランキング
これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。
応援よろしくお願いいたします!
<第12回目>克服できないのはやる気がないからなのか?:発達障害の子を持つ方へ
みなさまお疲れ様です。
今日は発達障害を克服できないのはやる気がないからなのか?
ということについてです。
実は僕自身もまだ克服しきれていない、というより
障害の一部とされているのでなかなか改善が難しい部分があります。
耳鼻科で詳しく検査したり補聴器を検討したり、
散々試してみましたが、あまり改善できなかったことです。
発達障害の症状は人によってさまざまで、真逆の苦痛を
訴えることもよくあります。
例えば、肌感覚の過敏と鈍麻。
僕はウール素材などのチクチクするセーターやマフラーが大嫌いです。
大きな固い毛虫が上半身や首に巻き付いているようで、
幼少の頃からどんなに寒くても身に付けませんでした。
ワイシャツも、襟首に新しめのノリの効いたものはあまり好きではありません。
なるべくしっとりした、なめらかな触感の物しか着れません。
しかし、こういったことが全く気にならない方もいます。
その代わり、人よりも光に強いまぶしさを感じて、パチンコ屋に
入ったりするとめまいを起こすような方もいます。
年齢を重ねると多少耐えられることもあるようですが・・・
僕も年を取ってからこの視覚と触覚はなんとか我慢できるのですが、
聴覚だけは本当に困っています。
僕は小学校の時から字をまともに書けないことや、
勉強(特に算数)ができないことで親に死ぬほどいじめられました。
でも、これは理由があって仕方なかったのです。
何か勉強を教わるとき、普通の子供は先生が話すことを「聞いて」
理解します。もし耳が聞こえない人に教えるとしたら、
板書の仕方も全く変わってくると思います。
論理的思考の流れを、矢印などで順番に書いて示していくでしょう。
つまり聴覚がだめなら視覚や、触覚に軸足を替えますよね。
そう、僕は複雑な話し言葉が全く理解できなかったのです。
よその家の子供が簡単に理解していることを、僕は全く分からなかったのです。
小学生の頃の僕には、発達障害の聴覚鈍麻のことを両親に説明できるわけもなく、
ただ泣きながら「頭の悪い僕にはできないんだって!!」と
ヒステリーを起こすしかありませんでした。
親でさえ発達障害当事者の味方ではなかったのです。
成績が悪いことは100%僕のやる気がないせいだということになりました。
そのストレスから中学二年で突発性難聴になり、
悪い耳がさらに悪くなってしまいました。
その時は聞こえがあまりにおかしくなったので
早めに耳鼻科にかかったため難聴自体はある程度回復したのですが・・・
今でも電話だけはほんとだめです。
相手がすでに知り合いで、他愛もない会話ならまだいいんですが、
仕事で一度も話したことのない取引先や、担当者の方の場合、
まずどこのだれか名前から聞き取れない。
うちに会社の誰につないでほしいのかも聞き取れない。
丁寧に言い直してくれる方なら助かるのですが、
ぶっきらぼうですぐイライラする方だと
焦りで余計に聞き取れなくなったりしました。
今の職場では、僕の聴覚についてはある程度話をしており、
外線の電話には代わりに先輩が出てくださるようになりました。
解決できない悔しさでいっぱいでしたが、あまりにも聞き取れないことが
逆にストレスになり、余計耳が聞こえなくなる悪循環になって
しまいました。
でも、正直に耳が悪いことを話してよかったと思います。
自分のありったけの努力を試してもダメなものは、
素直にあきらめる勇気も必要なのかもしれません。
生まれつき足がないのに、足がないままほかの人と
同じ速さでは走れない。
どうしてもそうしたいなら、競技用の義足をつけて死ぬほど訓練するしかない。
でも、そもそも同じ速さで走れないとダメなんですかね?人間失格なんでしょうか?そんなことないでしょ?どう考えても。
というか走らないといけないの?って感じですよね。
走れなくても他の事頑張るんじゃだめなんですか?
その辺の柔軟性が欠けている人が周りにたくさんいると、
人格をぼろぼろに破壊されるので、なるべく自分から離れましょう。
僕だって、本当は電話なんて簡単にクリアしてみせたいです。
でもどうしてもだめならほかで頑張るので許してもらいたいと思います。
すべてを発達障害者のやる気のないせいにするのは、簡単ですが・・・
その一言が、親や教師の、上司からのそのたった一言が、
20年以上、いまだに僕を憎しみから解放してくれないのです。
10歳の子供が、親の期待に応えたくないわけ無いんですよ。
応えたいけどできないこともあるんです。
自分の子供に「ない足を生やせ、できないのはやる気がないからだ」、
なんて言いませんよね?
発達障害者は症状が目にみえない分、そういった言葉の暴力を何年も受け続けています。
子供は、その時受けた憎しみは絶対に忘れません。
この先それを免罪符にして、何事にも投げやりな性格になってほしくないなら、
きちんと子供の障害を受け入れてあげてください。
「程度の差こそあれそんなこと誰にでもある」
とか、
「そんな人は昔からいる」
とか、ずれたことを言っても子供の心には響きません。
あれやこれや答えを与えなくてもいいから、子供が「自分で」
自分の障害に立ち向かう手助けをしてあげてください。
時には机の上の勉強から離れてみることも大事です。
今回は若干自分の過去の愚痴も入ってしまいましたが、まとめると
子供は親の言うことを聞きたくない訳じゃないんです。
自分にできることなら親を満足させたいし、期待に応えたいとは思ってます。
それが出来ないのは何か理由があるか、ただのDQNだからなのか、
よく見てから怒りましょう。
ちなみにただのDQNならどうすればいいかは知りません。
僕はDQNではありませんので。
これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。
応援よろしくお願いいたします!
最後に、吉濱ツトム先生の著書で、大人の発達障害の方向けに
仕事の「学び方の学び方」について書いてある良書をご紹介しておきます。
現在仕事がうまくいかず悩んでいる方も、もしご興味があればぜひ
読んでみてください。
それでは、おやすみなさい。
アスペルガー症候群ランキング
もし記事が参考になりましたらポチお願いいたします!(*´ω`*)
今日は発達障害を克服できないのはやる気がないからなのか?
ということについてです。
実は僕自身もまだ克服しきれていない、というより
障害の一部とされているのでなかなか改善が難しい部分があります。
耳鼻科で詳しく検査したり補聴器を検討したり、
散々試してみましたが、あまり改善できなかったことです。
発達障害の症状は人によってさまざまで、真逆の苦痛を
訴えることもよくあります。
例えば、肌感覚の過敏と鈍麻。
僕はウール素材などのチクチクするセーターやマフラーが大嫌いです。
大きな固い毛虫が上半身や首に巻き付いているようで、
幼少の頃からどんなに寒くても身に付けませんでした。
ワイシャツも、襟首に新しめのノリの効いたものはあまり好きではありません。
なるべくしっとりした、なめらかな触感の物しか着れません。
しかし、こういったことが全く気にならない方もいます。
その代わり、人よりも光に強いまぶしさを感じて、パチンコ屋に
入ったりするとめまいを起こすような方もいます。
年齢を重ねると多少耐えられることもあるようですが・・・
僕も年を取ってからこの視覚と触覚はなんとか我慢できるのですが、
聴覚だけは本当に困っています。
僕は小学校の時から字をまともに書けないことや、
勉強(特に算数)ができないことで親に死ぬほどいじめられました。
でも、これは理由があって仕方なかったのです。
何か勉強を教わるとき、普通の子供は先生が話すことを「聞いて」
理解します。もし耳が聞こえない人に教えるとしたら、
板書の仕方も全く変わってくると思います。
論理的思考の流れを、矢印などで順番に書いて示していくでしょう。
つまり聴覚がだめなら視覚や、触覚に軸足を替えますよね。
そう、僕は複雑な話し言葉が全く理解できなかったのです。
よその家の子供が簡単に理解していることを、僕は全く分からなかったのです。
小学生の頃の僕には、発達障害の聴覚鈍麻のことを両親に説明できるわけもなく、
ただ泣きながら「頭の悪い僕にはできないんだって!!」と
ヒステリーを起こすしかありませんでした。
親でさえ発達障害当事者の味方ではなかったのです。
成績が悪いことは100%僕のやる気がないせいだということになりました。
そのストレスから中学二年で突発性難聴になり、
悪い耳がさらに悪くなってしまいました。
その時は聞こえがあまりにおかしくなったので
早めに耳鼻科にかかったため難聴自体はある程度回復したのですが・・・
今でも電話だけはほんとだめです。
相手がすでに知り合いで、他愛もない会話ならまだいいんですが、
仕事で一度も話したことのない取引先や、担当者の方の場合、
まずどこのだれか名前から聞き取れない。
うちに会社の誰につないでほしいのかも聞き取れない。
丁寧に言い直してくれる方なら助かるのですが、
ぶっきらぼうですぐイライラする方だと
焦りで余計に聞き取れなくなったりしました。
今の職場では、僕の聴覚についてはある程度話をしており、
外線の電話には代わりに先輩が出てくださるようになりました。
解決できない悔しさでいっぱいでしたが、あまりにも聞き取れないことが
逆にストレスになり、余計耳が聞こえなくなる悪循環になって
しまいました。
でも、正直に耳が悪いことを話してよかったと思います。
自分のありったけの努力を試してもダメなものは、
素直にあきらめる勇気も必要なのかもしれません。
生まれつき足がないのに、足がないままほかの人と
同じ速さでは走れない。
どうしてもそうしたいなら、競技用の義足をつけて死ぬほど訓練するしかない。
でも、そもそも同じ速さで走れないとダメなんですかね?人間失格なんでしょうか?そんなことないでしょ?どう考えても。
というか走らないといけないの?って感じですよね。
走れなくても他の事頑張るんじゃだめなんですか?
その辺の柔軟性が欠けている人が周りにたくさんいると、
人格をぼろぼろに破壊されるので、なるべく自分から離れましょう。
僕だって、本当は電話なんて簡単にクリアしてみせたいです。
でもどうしてもだめならほかで頑張るので許してもらいたいと思います。
すべてを発達障害者のやる気のないせいにするのは、簡単ですが・・・
その一言が、親や教師の、上司からのそのたった一言が、
20年以上、いまだに僕を憎しみから解放してくれないのです。
10歳の子供が、親の期待に応えたくないわけ無いんですよ。
応えたいけどできないこともあるんです。
自分の子供に「ない足を生やせ、できないのはやる気がないからだ」、
なんて言いませんよね?
発達障害者は症状が目にみえない分、そういった言葉の暴力を何年も受け続けています。
子供は、その時受けた憎しみは絶対に忘れません。
この先それを免罪符にして、何事にも投げやりな性格になってほしくないなら、
きちんと子供の障害を受け入れてあげてください。
「程度の差こそあれそんなこと誰にでもある」
とか、
「そんな人は昔からいる」
とか、ずれたことを言っても子供の心には響きません。
あれやこれや答えを与えなくてもいいから、子供が「自分で」
自分の障害に立ち向かう手助けをしてあげてください。
時には机の上の勉強から離れてみることも大事です。
今回は若干自分の過去の愚痴も入ってしまいましたが、まとめると
子供は親の言うことを聞きたくない訳じゃないんです。
自分にできることなら親を満足させたいし、期待に応えたいとは思ってます。
それが出来ないのは何か理由があるか、ただのDQNだからなのか、
よく見てから怒りましょう。
ちなみにただのDQNならどうすればいいかは知りません。
僕はDQNではありませんので。
これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。
応援よろしくお願いいたします!
大人の発達障害のための段取りノート術 見るだけでわかる! [ 吉濱ツトム ] 価格:1,296円 |
最後に、吉濱ツトム先生の著書で、大人の発達障害の方向けに
仕事の「学び方の学び方」について書いてある良書をご紹介しておきます。
現在仕事がうまくいかず悩んでいる方も、もしご興味があればぜひ
読んでみてください。
それでは、おやすみなさい。
アスペルガー症候群ランキング
もし記事が参考になりましたらポチお願いいたします!(*´ω`*)