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2019年06月25日

<第12回目>克服できないのはやる気がないからなのか?:発達障害の子を持つ方へ

みなさまお疲れ様です。

今日は発達障害を克服できないのはやる気がないからなのか?

ということについてです。

実は僕自身もまだ克服しきれていない、というより

障害の一部とされているのでなかなか改善が難しい部分があります。

耳鼻科で詳しく検査したり補聴器を検討したり、

散々試してみましたが、あまり改善できなかったことです。


発達障害の症状は人によってさまざまで、真逆の苦痛を

訴えることもよくあります。

例えば、肌感覚の過敏と鈍麻。

僕はウール素材などのチクチクするセーターやマフラーが大嫌いです。

大きな固い毛虫が上半身や首に巻き付いているようで、

幼少の頃からどんなに寒くても身に付けませんでした。


ワイシャツも、襟首に新しめのノリの効いたものはあまり好きではありません。

なるべくしっとりした、なめらかな触感の物しか着れません。


しかし、こういったことが全く気にならない方もいます。

その代わり、人よりも光に強いまぶしさを感じて、パチンコ屋に

入ったりするとめまいを起こすような方もいます。


年齢を重ねると多少耐えられることもあるようですが・・・


僕も年を取ってからこの視覚と触覚はなんとか我慢できるのですが、

聴覚だけは本当に困っています。

僕は小学校の時から字をまともに書けないことや、

勉強(特に算数)ができないことで親に死ぬほどいじめられました。

でも、これは理由があって仕方なかったのです。


何か勉強を教わるとき、普通の子供は先生が話すことを「聞いて」

理解します。もし耳が聞こえない人に教えるとしたら、

板書の仕方も全く変わってくると思います。

論理的思考の流れを、矢印などで順番に書いて示していくでしょう。

つまり聴覚がだめなら視覚や、触覚に軸足を替えますよね。


そう、僕は複雑な話し言葉が全く理解できなかったのです。

よその家の子供が簡単に理解していることを、僕は全く分からなかったのです。

小学生の頃の僕には、発達障害の聴覚鈍麻のことを両親に説明できるわけもなく、

ただ泣きながら「頭の悪い僕にはできないんだって!!」と

ヒステリーを起こすしかありませんでした。

親でさえ発達障害当事者の味方ではなかったのです。

成績が悪いことは100%僕のやる気がないせいだということになりました。

そのストレスから中学二年で突発性難聴になり、

悪い耳がさらに悪くなってしまいました。


その時は聞こえがあまりにおかしくなったので

早めに耳鼻科にかかったため難聴自体はある程度回復したのですが・・・




今でも電話だけはほんとだめです。



相手がすでに知り合いで、他愛もない会話ならまだいいんですが、

仕事で一度も話したことのない取引先や、担当者の方の場合、

まずどこのだれか名前から聞き取れない。

うちに会社の誰につないでほしいのかも聞き取れない。

丁寧に言い直してくれる方なら助かるのですが、

ぶっきらぼうですぐイライラする方だと

焦りで余計に聞き取れなくなったりしました。


今の職場では、僕の聴覚についてはある程度話をしており、

外線の電話には代わりに先輩が出てくださるようになりました。

解決できない悔しさでいっぱいでしたが、あまりにも聞き取れないことが

逆にストレスになり、余計耳が聞こえなくなる悪循環になって

しまいました。


でも、正直に耳が悪いことを話してよかったと思います。

自分のありったけの努力を試してもダメなものは、

素直にあきらめる勇気も必要なのかもしれません。



生まれつき足がないのに、足がないままほかの人と

同じ速さでは走れない。

どうしてもそうしたいなら、競技用の義足をつけて死ぬほど訓練するしかない。


でも、そもそも同じ速さで走れないとダメなんですかね?人間失格なんでしょうか?そんなことないでしょ?どう考えても。


というか走らないといけないの?って感じですよね。

走れなくても他の事頑張るんじゃだめなんですか?


その辺の柔軟性が欠けている人が周りにたくさんいると、

人格をぼろぼろに破壊されるので、なるべく自分から離れましょう。


僕だって、本当は電話なんて簡単にクリアしてみせたいです。

でもどうしてもだめならほかで頑張るので許してもらいたいと思います。


すべてを発達障害者のやる気のないせいにするのは、簡単ですが・・・

その一言が、親や教師の、上司からのそのたった一言が、

20年以上、いまだに僕を憎しみから解放してくれないのです。

10歳の子供が、親の期待に応えたくないわけ無いんですよ。

応えたいけどできないこともあるんです。


自分の子供に「ない足を生やせ、できないのはやる気がないからだ」、

なんて言いませんよね?

発達障害者は症状が目にみえない分、そういった言葉の暴力を何年も受け続けています。


子供は、その時受けた憎しみは絶対に忘れません。


この先それを免罪符にして、何事にも投げやりな性格になってほしくないなら、

きちんと子供の障害を受け入れてあげてください。

「程度の差こそあれそんなこと誰にでもある」

とか、

「そんな人は昔からいる」

とか、ずれたことを言っても子供の心には響きません。

あれやこれや答えを与えなくてもいいから、子供が「自分で」

自分の障害に立ち向かう手助けをしてあげてください。

時には机の上の勉強から離れてみることも大事です。




今回は若干自分の過去の愚痴も入ってしまいましたが、まとめると

子供は親の言うことを聞きたくない訳じゃないんです。

自分にできることなら親を満足させたいし、期待に応えたいとは思ってます。

それが出来ないのは何か理由があるか、ただのDQNだからなのか、

よく見てから怒りましょう。

ちなみにただのDQNならどうすればいいかは知りません。

僕はDQNではありませんので。



これからも皆さんにとって有益な情報をどんどん提供していきます。

応援よろしくお願いいたします!


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感想(0件)





最後に、吉濱ツトム先生の著書で、大人の発達障害の方向けに

仕事の「学び方の学び方」について書いてある良書をご紹介しておきます。

現在仕事がうまくいかず悩んでいる方も、もしご興味があればぜひ

読んでみてください。



それでは、おやすみなさい。



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初めまして。ガチアスペのおっさんです。 微力ながらADHDやASPに悩む方の力になりたいです。 早稲田大学卒業後、銀行に就職。 マルチタスクに耐えられず挫折。 その後もしばらく自分の障害に気づかないまま迷走。 診断後、一念発起して自分の障害と向きあい、治療に専念する。 現在ある程度克服し、接客業で三年勤続。
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