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2019年06月18日
<第2回目>腹式呼吸ってホントにいいの?誰にでも効くの?
早速2回目です。
本当はお伝えしたい自己紹介がまだいろいろグダグダあるのですが、
このブログの本来の目的はあくまで
同じ障害に悩む人たちの力になること(`・ω・´)
なので遠回りせず、自分が実体験した有益な情報から発信していきたいと思います。
まずは、腹式呼吸について。
皆さんは、おそらく発達障害の二次障害として、鬱状態になられたことが
一度はあるかと思います。生きている意味が分からなくなったり、
今までできていた簡単なはずのことが億劫になり、
果てにはベッドから起き上がることすらできなくなる・・・
こういったとき、YouTubeやグーグル先生を頼って検索すると、
まずフィジカルなアプローチとしてよくおすすめされているのが
腹式呼吸ですね。
肩が上がったりしないように、横隔膜を使ってお腹が出るように息を吸い、
お腹をへこますようにして息を吐く。
こうすることで精神の安定が図られ、メンタルがぶれにくくなると。
・・・
ほんとですか?ホントによくなりました?
少なくとも僕は全く良くなりませんでした。
むしろ、肩を上げず、横隔膜を使った深い呼吸をすることにとらわれて力んでしまい、
発達障害特有の反芻思考(過去に起きた嫌なことがフラッシュバックのように思い出され、怒りが収まらなくなること)が強化されてしまいました。
つまり、僕には腹式呼吸が合わなかったのです。
批判を覚悟で書きますが、
そもそも腹式呼吸を使った深い呼吸というのは、意識的な肺の換気を行う不自然な呼吸法です。
もちろん、舞台俳優や声優、オペラ歌手など、特殊な職業の方には必須の技術でしょう。
しかし、それは遠く離れた観客に声を飛ばすため、素人離れした声色を出すための技術であり、
メンタルを安定させるための技術ではないと思うのです。
インドのヨガはどうなんだ、メンタルにいいし、がっつり腹式呼吸を勧めているじゃないかと
とおっしゃる方がいますが、あれは目的が違うと思います。
ヨギーたちは、修行の一環であの呼吸法を学びますが、
通常の人間では難しいポーズをよくとりますよね?
日常生活ではありえないほど大きく体を曲げたり、足を広げたりしますよね。
でも、それは単にそういう体勢を取ることに向いてるのが腹式呼吸なだけであって、
腹式呼吸を最初に練習するのは発展的なポーズの基礎になるからということに
すぎないと思うのです。肩や胸が呼吸のたびに動いたら、前屈の時上体が前後に
ブレて煩わしいですよね?
そういったことを防ぐためのテクニック的なものが腹式呼吸の本質だと思うのです。
ヨガに取り組むことでメンタルが安定したように感じるのは、
単に慣れないポーズでリズミカルに呼吸を繰り返すという、有酸素運動が
セロトニンを放出するからというだけだと思います。
ではなぜヨガが鬱にいい、メンタルにいいと言われながら、一定以上浸透しないのか?
それは、単純に
やってない時間は元に戻ってしまうから
なんですよ。
通常時の呼吸を腹式呼吸にしたところで、そもそも本質的な目的の違う呼吸法をしているのだから
変に疲れてしまうのです。意図的な呼吸の仕方をしても、それによって発達障害の行動、
思考様式が改善されたり、鬱傾向が霧が晴れるように治るなんてことはないのです。
では、どういう呼吸法がいいのか?
次回詳しく書きます。
ブログ始めたばかりで一つの記事の完成が遅くなってしまいますが、
かならず役に立つ情報を書いていきますので、応援よろしくお願いいたします。
発達障害ランキング
もし記事が参考になりましたらポチお願いいたします!(*´ω`*)
本当はお伝えしたい自己紹介がまだいろいろグダグダあるのですが、
このブログの本来の目的はあくまで
同じ障害に悩む人たちの力になること(`・ω・´)
なので遠回りせず、自分が実体験した有益な情報から発信していきたいと思います。
まずは、腹式呼吸について。
皆さんは、おそらく発達障害の二次障害として、鬱状態になられたことが
一度はあるかと思います。生きている意味が分からなくなったり、
今までできていた簡単なはずのことが億劫になり、
果てにはベッドから起き上がることすらできなくなる・・・
こういったとき、YouTubeやグーグル先生を頼って検索すると、
まずフィジカルなアプローチとしてよくおすすめされているのが
腹式呼吸ですね。
肩が上がったりしないように、横隔膜を使ってお腹が出るように息を吸い、
お腹をへこますようにして息を吐く。
こうすることで精神の安定が図られ、メンタルがぶれにくくなると。
・・・
ほんとですか?ホントによくなりました?
少なくとも僕は全く良くなりませんでした。
むしろ、肩を上げず、横隔膜を使った深い呼吸をすることにとらわれて力んでしまい、
発達障害特有の反芻思考(過去に起きた嫌なことがフラッシュバックのように思い出され、怒りが収まらなくなること)が強化されてしまいました。
つまり、僕には腹式呼吸が合わなかったのです。
批判を覚悟で書きますが、
そもそも腹式呼吸を使った深い呼吸というのは、意識的な肺の換気を行う不自然な呼吸法です。
もちろん、舞台俳優や声優、オペラ歌手など、特殊な職業の方には必須の技術でしょう。
しかし、それは遠く離れた観客に声を飛ばすため、素人離れした声色を出すための技術であり、
メンタルを安定させるための技術ではないと思うのです。
インドのヨガはどうなんだ、メンタルにいいし、がっつり腹式呼吸を勧めているじゃないかと
とおっしゃる方がいますが、あれは目的が違うと思います。
ヨギーたちは、修行の一環であの呼吸法を学びますが、
通常の人間では難しいポーズをよくとりますよね?
日常生活ではありえないほど大きく体を曲げたり、足を広げたりしますよね。
でも、それは単にそういう体勢を取ることに向いてるのが腹式呼吸なだけであって、
腹式呼吸を最初に練習するのは発展的なポーズの基礎になるからということに
すぎないと思うのです。肩や胸が呼吸のたびに動いたら、前屈の時上体が前後に
ブレて煩わしいですよね?
そういったことを防ぐためのテクニック的なものが腹式呼吸の本質だと思うのです。
ヨガに取り組むことでメンタルが安定したように感じるのは、
単に慣れないポーズでリズミカルに呼吸を繰り返すという、有酸素運動が
セロトニンを放出するからというだけだと思います。
ではなぜヨガが鬱にいい、メンタルにいいと言われながら、一定以上浸透しないのか?
それは、単純に
やってない時間は元に戻ってしまうから
なんですよ。
通常時の呼吸を腹式呼吸にしたところで、そもそも本質的な目的の違う呼吸法をしているのだから
変に疲れてしまうのです。意図的な呼吸の仕方をしても、それによって発達障害の行動、
思考様式が改善されたり、鬱傾向が霧が晴れるように治るなんてことはないのです。
では、どういう呼吸法がいいのか?
次回詳しく書きます。
ブログ始めたばかりで一つの記事の完成が遅くなってしまいますが、
かならず役に立つ情報を書いていきますので、応援よろしくお願いいたします。
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<第1回目>自己紹介、アスペに苦しんできた僕の人生
初めまして、
ガチアスペのおっさん、ぶさえもんです。
僕はいわゆる自閉症スペクトラム(+ADHD)を持っています。
小学生くらいから自分で自分が
「あれ?なんかほかのヒトと違う?」
「なんで習い事で僕ばかり怒られるんだろう?」
「なんで一生懸命やってるのに勉強ができないんだろう?」
「なんで先生の言ってることが理解できないんだろう?」
・・・などなど疑問だらけの小学生時代から始まり、
「なんで僕は職場の人とうまくなじめないんだろう?」
「なんでみんなそんなに早く仕事を覚えられるんだろう?」
「なんで同時にいくつものことを並行して進められるんだろう?」
・・・
「なんで僕は何をしてもダメなんだろう?」
「生きている意味が分からない、どうせ何をやっても認めてもらえないんだ」
とすごく苦しい人生を送ってきました。僕が20代だったころは自閉症スペクトラムは
まだ世間的にも認知度が低く、単に要領の悪い、頭の悪い人が使う言い訳のように扱われていました。
中でも、ADHD(注意欠陥多動性障害)は、自分が興味のない課題に対しては
著しく集中力が落ちてしまうため、傍からみるとただの知的探求心のない知能の低い子、
というレッテルを張られがちでした。
僕もご多分にもれず、勉強が全くダメだったため母親から相当な精神的虐待を受けました。
そんな僕でも、ある奇跡的な出会いから自分に合った勉強法をみつけ
徹底的にやりこむことで早稲田大学に進学することができました。
ですが、このこと自体よりも、
「物事にはかならず正しい取り組み方があり、それを見つけさえすれば自閉症の僕でも普通以上の結果を出せる!」
という、それ以降の僕の精神の支柱ともいえる部分ができたことが非常にうれしかったです。
大学卒業以降も様々な挫折を繰り返しましたが、今何とか同じ職場に3年継続して勤めることが出来ています。
僕の考え方が参考になるか保証はできませんが、今勉強ができなくて困っている自閉症スペクトラムの
子供たちや、職場でうまく立ち回れなくて困っている社会人の方にとって少しでも力になれればと
思い、ブログを書くことにしました。
今後もよろしくお願いいたします。
発達障害ランキング
ガチアスペのおっさん、ぶさえもんです。
僕はいわゆる自閉症スペクトラム(+ADHD)を持っています。
小学生くらいから自分で自分が
「あれ?なんかほかのヒトと違う?」
「なんで習い事で僕ばかり怒られるんだろう?」
「なんで一生懸命やってるのに勉強ができないんだろう?」
「なんで先生の言ってることが理解できないんだろう?」
・・・などなど疑問だらけの小学生時代から始まり、
「なんで僕は職場の人とうまくなじめないんだろう?」
「なんでみんなそんなに早く仕事を覚えられるんだろう?」
「なんで同時にいくつものことを並行して進められるんだろう?」
・・・
「なんで僕は何をしてもダメなんだろう?」
「生きている意味が分からない、どうせ何をやっても認めてもらえないんだ」
とすごく苦しい人生を送ってきました。僕が20代だったころは自閉症スペクトラムは
まだ世間的にも認知度が低く、単に要領の悪い、頭の悪い人が使う言い訳のように扱われていました。
中でも、ADHD(注意欠陥多動性障害)は、自分が興味のない課題に対しては
著しく集中力が落ちてしまうため、傍からみるとただの知的探求心のない知能の低い子、
というレッテルを張られがちでした。
僕もご多分にもれず、勉強が全くダメだったため母親から相当な精神的虐待を受けました。
そんな僕でも、ある奇跡的な出会いから自分に合った勉強法をみつけ
徹底的にやりこむことで早稲田大学に進学することができました。
ですが、このこと自体よりも、
「物事にはかならず正しい取り組み方があり、それを見つけさえすれば自閉症の僕でも普通以上の結果を出せる!」
という、それ以降の僕の精神の支柱ともいえる部分ができたことが非常にうれしかったです。
大学卒業以降も様々な挫折を繰り返しましたが、今何とか同じ職場に3年継続して勤めることが出来ています。
僕の考え方が参考になるか保証はできませんが、今勉強ができなくて困っている自閉症スペクトラムの
子供たちや、職場でうまく立ち回れなくて困っている社会人の方にとって少しでも力になれればと
思い、ブログを書くことにしました。
今後もよろしくお願いいたします。
発達障害ランキング