消えたくなってから・・・・・そして

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あなたと暮らして数年
一緒にいる為に
自分の気持ちを殺していた私

どんなに貶されても
どんなに虐げられても
どんなにみじめになっても

あなたの意見に素直に従っていた

あなたが望んでいなくても
私の意見はそこにはなかった
いまの現状は　あなただけの求めたもの

これまでの経過も結果も
すべて　あなたの思うようにやってきた
そう　あなたが思っていなくても

これまでの不幸の結果
すべてあなたが招いたものではないけど
あなたが望まず　あなたが招いたものなの

私はね　あなたの為に
もっていたプライドは
すべて　捨ててしまったの

なぜかって？
そうでもしないと
生きていけなかったから

あなたのメンタルを受け止めるのは
とても勇気がいる事
それはわかっていたのかな

自分を押し殺しての生活
本当はつらかったんだ
生きていて　死んでるよう

それでも　そんな中でも　
生き甲斐を必死に見つけようとしてた
でもあなたには遊んでいるようにしか見えなかったのね

そして　あなたは
それをもつぶしていったよね
それも　ひとつづつ　ゆっくりと

もう何度も心が折れたよ
自分でもなにをしてるのか
解らなくなってもきたよ

そのうち　いつのまにか
冷たい視線でしか
私の事をみなくなってしまったよね

私はそれでも
あなたの為になるならいいかな
とでさえ　思っていたんだよ

でも　あなたは違ったんだね
私があなたの為に捨てたものを
私自身で取り戻す事を望んだ

それでもその時私は
あなたの為に一生懸命必死だったんだよ
でもね　

あなたは私が思っているものより
大きなものを望んでしまったんだよ
それは今の私にはとてつもなく巨大な壁

私が　もうあなたとは無理かな
と　思った瞬間だよ
そして　ここで最後のプライドを捨てるか迷ったよ

私は　私の最後のプライドを守る事にしたんだ
あなたの為に死ぬのではなく
私の為に生きるという　

これが私の残った最後のプライド

今日もあなたに会いたくなった
考えずにはいられなくなって
涙が止まらなくなった

あの時は　もう　会えなくてもいいと思った
今思えば　二度と会えない事は
誰であれ　辛いという事に気づかされた

病気を理由にしたくない　けど
あの時私は　私じゃなかった
意気消沈　なにも手につかず

どうでもよくなっていた
一人になりたかった
死ぬつもりだった

会いたいのに　会わなかったり
連絡が欲しいのに　連絡しないでって言ったり
本心では　決して離れたくない　と　思ってたり

結論は　私の本心ではないんだ
あなたの中にある私が
もう　無くなってしまったから

何もできなかった私が悪いの
あなたはそんなに悪くない
だから　そんなに自分を責めないで

あなたはきっとこれから
残されたものに懺悔の気持ちで生きてく
だけど　そんなに自分を責めないで

すべて私が悪かった事なの
いままでもそうだったけど
これからも　すべて私が悪者のままでいいんだよ

生きていくための十字架を背負って
これからを過ごしていく
そう思っていると思う

でも

あなた達には笑っていて欲しい
私の分まで笑っていてほしい
私の為にも笑っていてほしい

きっと私は本心では二度と笑えないから
ごめんね

ある日あなたは突然現れて
「さよなら」って　言ったよね
泣きながら　さよならって

私は準備も出来ないまま　お別れするしかなかった
生きてさえいてくれれば　会えたのかな
前みたいに　笑顔でお話したかったな

近いようで　とても遠い所にいってしまったあなた
もうどうしようもない事はわかっていても
夢の中でもいいから　いつか　また　会えるといいな

笑える日は二度と来ないと思うけど
あなたに会えたら　笑っていたいな
普通に　笑いたいな

いまだに気持ちの整理がつかないよ
お別れの準備が整ってないよ
なんで　いなくなってしまったんだよ

どんなに悔やんでも　あなたはもう帰ってこない
だから　私からも　さよならだね
いままでありがとう　さようなら

明日からは　もっと強く生きてくよ
もしいつかあなたに会えた時に
笑っていられるようにね

今日は一日雨だった
いまの気持ちを表したかのようだ
濡れてみると　気持ちいい

涙が出ていても　ばれないし　わからない
ずぶ濡れになって笑ってみた
でも　いい笑顔は作れない

今日　大切な人が　旅立った
私の中で一番大切だった人だ
もう　どんなに望んでも　その人には二度と会えない

みんなが大丈夫だよって　
あなたは強いから　あなたは一人でも生きていける
みんな　そう思ってる

ほんとは　一人が怖くて　寂しんぼ
誰からも相手にされず　一人ぽっち
何もできない　不出来な人間

そんな私のたった一つの生き甲斐
どんな時も　それだけを思って　生きてきた
でも　もう　そんなあなたはいなくなってしまった

冷たくなったあなたをみて　死にたくなった
独りよがりだってわかってるし
そんな事はしちゃいけないって　わかってる

いまは何もできない私
どうやったって　辛い現実が待っている
未来は明るくない

そんな気持ちを雨は印してくれている
心の中に空いた穴を　断りもなしに　抜けていく
もう　ダメかも　辛すぎる

明日は来ない
未来はない
希望もない

否定しかでてこないや
まだ　雨はさっぱり止まない
雨が止んで　晴れたら元気になれるのかな

家を出る時　子供の為に飼っていた犬も置いてきた
一番私になついていた犬だ

もう私の事は忘れただろうか？
それとも二度と会えないかもしれない飼い主を
ずっと待っているのだろうか

お楽しみのおやつ　ちゃんともらってるかな
お散歩はいってもらってるかな
家でもちゃんと遊んでもらってるかな

たまに遠くにある大きな公園にいってもらってるかな
夜寝る時は今は誰と寝てるのかな
ごはんはちゃんと食べれてるのかな

元気にしてるといいな
本との意味での元気だといいな
離れてしまうなら　もっとわしゃわしゃしてあげときゃよかった

お散歩も　おやつも　お昼寝も
いっぱい　いっぱい　させてあげときゃよかった

ペットは飼い主を選べない　
いまは幸せにやってるかい
私と次会うときまでは　番犬としてお留守番だぞ

運動不足解消の為　歩くことにした
考えてみれば　もう　ずいぶんまともに運動してない

案の定　少し歩いただけですぐ疲れる
筋力も落ちているのも実感できたが　なぜか心臓がばくばく
歩いては休み　歩いては休み　の繰り返し

それでも少し続けていれば　歩けるようになってくる
運動は継続が肝心だ

運動はいいね
嫌な事を忘れられる
そして　少しだけ幸せな気分になることができる

歩くのも慣れてきた頃　ふと　懐かしい曲を聴いてみた
すぐに涙がこぼれだした
楽しかったはずなのに　涙が止まらない

「時代」
いまはこんなに悲しくて　涙も枯れ果てて
もう二度と笑顔には　なれそうもないけど

心に響きすぎ
そのままじゃんか
なんだよ　この歌詞

確かに　ここ数か月
心から笑った事がない
笑顔がつくれない

楽しくないんだよ
何をしても
いまはただ無駄な時間を過ごして生きてるだけ

そんな毎日
いつになったら
本当の笑顔に巡り合えるんだろう

今日一日が終わった
美味しいケーキを買った
でも　その美味しさを分かち合う人はもういない

仕事で疲れた
あのね　今日こんなことがあったんだ
って　聞いてくれる人もいない

こんなにがんばったのに
一緒にいないだけで　なにもできなくなってしまうんだね

おつかれさま
ありがとう
幸せを分かち合えないから
別々の道を進んだのかな？

いなくなって　初めて大切さがわかった気がする
いるのが普通だったから
いなくなるなんて　思わなかったもん

楽しかったあの日には　もう二度と戻れないんだね
思い出も何もかも　いまではつらい記憶になってしまったよ

それでも一人で生きていかなきゃ
それが私たちがお互いに決めたことだから

さみしいよ　かなしいよ　
でも　もう　何を叫んでも誰にも響かない

せめて　ネットの世界だけには　響いて　そして届いてほしい

ありがとう　そして　ごめんなさい
数十年後に　笑顔で会えたら　うれしいな

泣いてみた
思いっきり泣いてみた
どこまでも　泣ける自分がいた

可愛そうだから
同情してほしいから
助けてほしいから

どうしよもなく　泣けてきた
情けなくなって　泣けてきた
不安になって　泣けてきた

泣けてきた

悲しくもないのに　なんで　泣けるんだろ

思い出すと　なんでも泣ける
楽しかった日々
もう帰ってこないんだろな

もう助け合えないんだろうね
そんなの悲しいな
でも　それを選択したのは　あなた

私は一人で生きていく

そう　一人で　生きていくの

正しい　間違ってるなんて　関係ない
進んだ道が　正しいと信じて　進むしかない
お互いにね

でも　いままで　ありがとう
そして　ごめんなさい