消えたくなってから・・・・・そして

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初めて始めた
仕事が一段落してきた
評価も上々だ

元々私は仕事が出来た方だ
上司からも信頼され
難しいプロジェクトも責任者として任されていた

結婚とほぼ同時に
病気を発症し
家庭に入り　主婦をしてきた

なにも出来なくなってしまった私
あなたに　どんなにあたられても
虐げられても　罵られても　

それが　私の役目と信じて
どんなに自分が情けなくても
耐えてきたつもりだった

それももう終わり
私はそのままでも頑張れたけど
あなたが全てを終わらせたんだよ

生きていくためには
お互いに仕方がなかったのかもしれない
でも　悲しい結果になったのは不本意だったね

私は私の世界でがんばってやってみるよ

あなたはあなたの信じた道
子供たちと一緒に
一生貫き通していってね

もともと一人だったあなた
子供達がいれば安心だよね
彼らがきっと守ってくれるよ

私はずっと遠くから
自分を磨きながら
あなた達の未来を見届けます

ありがとう
繋がれていた鎖を
いきなり　切ってくれて

そう　思える時が
いつかきっと
心から　思える時が来るような気がしてきたよ

彼らをよろしくね
そして　私よりいい人
みつけてね

お久しぶりです、お元気ですか？
私は元気です、と言いたいところですが
それなりに元気です

最後に連絡を取ってから
かれこれもう一か月
今の生活には慣れましたか？

最後に会ってから半年
もう私が居なくても
寂しくしてはないでしょうね

何気なくコンビニで買ったジュースが
あなたに買ってあげた
最後の物になってしまいましたね

友人とはうまくやれてますか？
楽しい事は増えましたか？
悲しい思いや　寂しい思いはしてませんか？

私は　悲しい思いも
寂しい思いも
とても辛い思いも

たくさんしています
思い出が辛く心に刺さります
そうなると　涙が止まりません

私はあなたが幸せなら　それでいい
もし　幸せではないのなら
少しだけ私を思い出してください

私はいつでもあなたを思っています
いつまでも　
遠くから見守っています

これからもずっと
あなたの見えない所から
見守り続けます

そして今日から私は
前に進みます
あなたに会った時に
胸を張って会えるように

不遇な毎日を過ごす
過去の幸せと　未来の絶望を感じて
今を生きるべきか　考えてしまう

働けないという事実が
自尊心をも傷つけてしまい
本来あった自信や余裕もなくなってしまいがちに

無理に笑顔を作ってみても
情けない私
鏡を覗くと　そう見えてしまう

着実に前には進んでいるはず
ゴールはずっと先でも
一歩一歩進んでいる

世間では夏休み真っ盛り
私は年中　夏休み
過ぎ行く時間だけを　だた見守るだけの夏休み

この無駄な時間を　有効に使う事は誰もできない
この空虚な思いを持ちながら
何かを達成する事は　偉業に値する


あなたは幸せになってね
ほんとにそう思ってるよ
でもあなたは自分を不幸だと感じてるはず

どんなに時間が過ぎても　時が解決する問題ではない
あの決断をした時から　すでに決まっていたんだと思う
これから永遠に傷を負って生きていくと

正直　幸せになれないよね
これからの苦労　私より大きいよね
でももう近くで助けてあげられないんだよね

絶対後悔させるんだから
私が居なくなったことで
生きづらくなったことを

そして　もし　あなたが本当に困った時
絶対　絶対　
ぜーーーーーーーったいに

助けてあげるんだから

それまでは　私は自分磨きをします
新しい私に生まれ変わります
これからの私の人生　それで幸せになれるかな？

今は人の価値が収入で決まってしまう時代
お金を持っているだけで　何でも出来てしまう時代
安心をお金で買う時代

どんなに社会に貢献していなくても
どんなに人から好かれなくても
どんなに頑張っていなくても

お金があるだけで　価値ある存在になってしまう
今無職の私
全く価値がない人

貯金も無い
結婚もしてないし　
子供もいない

私はどうやら価値の無い人のようだ

道端で困ったおばあさんを助けても
落し物を正直に交番に届けても
迷子の子供をおかあさんの所に連れてっても

感謝はされるが
その時は一瞬感謝されるが
収入の無い私は　価値の無い人

自暴自棄になるときだってあるよ
そりゃ　あるさ
自殺だって　毎日考える

でも　そんな私でも
一瞬
少しだけでも

感謝され価値がある時だってあるんだよ
誰もみてないけど
誰も気づいてなけどね

だから　少しずつ少しずつ
ほんのちょっとずつ
たいへんでも　前に進もうよ

そうやって　少しずつ　彼らを見返してやるんだ！

これからの事を考える

いままでやっていたこと　やらなくてよくなった
自分の事だけを　考えていけばよくなってしまった
自分なりに　自分を犠牲にして　やっていたつもり

でも　違ったんだよね
犠牲になっていたのは　あなたの方
それに　早く気づいていたら　どれほど良かったか

あなたは何が望みだったの？
私がいなくなること？
それとも　私と一緒に歩む道を探し出すこと？

私は前者だと　ずっと前者だと思っていた
いまでもそう思っている
これでいいんだよね　これで満足してもらえるよね

そう　私は厄介者
あなたが私と一緒にいるメリットは
一つもなくなってしまったんだよね

昔あなたは一人じゃ生きていけなかった
いまのあなたはもう大丈夫
大切な宝物もできたし　もう一人で大丈夫だよね

そう思って　私は身を引くことにしたんだよ
だって　いまの私じゃ　あなたのストレスにしかなれないもの

実はずっと一緒にいるのがつらかったんだ
何もしてあげられなくて　自分でもどうしたらわからなくて
でも　あなたはの気持ちがどんどん離れてくのが解る

長い間　わたしはあなたの重荷にしかなってなかったんだよね
足かせを履かせたまま　お仕事に行かせてたんだよね
ごめんね　いま言っても　もう届かないけどね

いまの私は　まだまだダメな私
どうしようもなく　何も達成できていない人間

でも　いまできる事をやろうと思うんだ
あなたの意志とは違うのかもしれないけど
ありのままで　やれること　やって行こうと思ってる

あの時そのままでいいよって　
あなたの為に　やれるだけ頑張ってって
一言いってくれたなら　すごく頑張れたと思う

でも　あなたが出した答えは
退路の無い　逃げ道の無い　苦難だけの一本道
あの紙は　そういう意味だったはずじゃなかったはず

でも　あれがあったから　こういう結果になった
あれがある限り　遅かれ早かれ　こういう結果になったんだと思う
不器用なわたしで　ごめんなさい

いつか分かり合える時がくるのかな
その時は　ありがとう　と　ごめんなさい　を素直に言えるといいな
また　仲良く　みんなで一緒にケーキ食べたいね