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高原茂
メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー・行動心理士の高原茂です。宜しくお願い致します。 「このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。」 など
プロフィール

2023年07月19日

【歴史的名著『愛の法則』】

『愛の法則(魂の法則U)』(著者 ヴィセント・ギリェム 訳者 小坂真理 ナチュラルスピリット)

は、前作『魂の法則』同様、

著者とイザヤという高次元の意識体との対話を記述したものです。


本書に書かれていることは、

非常に大胆な見解ですが、

趣旨には大旨共感できました。

現代人の大半は、

受け入れ難いでしょうが、

将来的には本書に書かれている方向に進んでいくであろうと感じました。



本書の趣意の核心部分を紹介します。


「『愛の法則』

・魂の目的は、

自身の自由な決断で、

無条件の愛の経験を通して、

幸福になることである。


・愛なくして進化はなく、

愛なくして叡智はなく、

愛なくして幸福はない。


・愛は、

霊的宇宙を調和し躍動させる力である。」(23頁)



「イエスのレベルまで進化するためには、

エゴを排除して愛の感情を発展させることに大変な力を注がねばならないのだが、

それは、たやすいことではないのだ。

一度きりの人生での仕事ではない。

何千もの転生、

何十万年もの歳月がかかる。

しかも、

すべての魂がこの目的のために生まれ変わってきているにもかかわらず、

一度肉体を持つや、

何のために生まれてきたのかを思い出せないでいる。

大多数の人びとは、

肉体生があるところまでしか意識を向けておらず、

物的な福の神が笑っている限りは、

物欲を満たすことに人生を費やしている。

そして、

実存に関する内省はどれも無意味なたわ言であり、

時間の無駄だと考える。

彼らは、

気ままな生活をやめたくないので、

何の変化も起こしたくないのだ。

物質主義的な科学教育の下で知性を発達させて、

自身の心の危惧を回避しようとする人たちは、

存在に関わるあらゆる疑問を嘲り、

無益だと見なしている。

(中略)

無関心、無知、不信感、

熱狂や絶望から大多数の人びとが人生の真の意味を見出すことができずにいるというのが、

以上の総合的な結論である。

したがって、

人生を理解しないまま生きており、

そこから学べないので、

人生において進化することができない。

つまり、

エゴをそぎ落として愛の感情を育む努力が、

ほとんどなされていないということだ。

(中略)

利己的な願望と愛の感情に裏付けられる願望とは、

異なるものである。

利己的な願望を排除することとすべての願望を捨て去ることとを混同し、

自身の意志を放棄しなければ霊的な進歩は望めないとの結論に達する人もいる。

これは大きな勘違いなのだが、

他者を意のままに操ろうとする者たちにつけ込まれる要因となる。

君たちが仏陀と呼ぶ者は、

人間の諸悪の根源がエゴであると見抜き、

霊的に進歩するにはエゴを根絶すべきであると知っていたので、

利己的な願望のことを指して、

それらの衝動を排除しなければ幸せになれないと言ったのである。」(138〜140頁)



「内面の能力とは、一朝一夕に向上するものではない。

大変な努力と長い進化の時間を要し、

多くの転生でたゆみなく、

エゴを排除して愛の感情を発展させていくことが求められる。」(151頁)




「所有したいとか支配したいというような強力な願望では幸せになれるどころか、

自分自身に動揺と不安を生み、

他者にあらゆる苦悩を与えると気づくことだ。

行き過ぎた野心は、

極度に有害なエゴが顕れ出たものである。

過度の野心に支配された人は、

人類に最大の弊害と苦悩とをもたらすが、

同時に、

自分自身でも大きなカルマの負債を負う。

人類の最大の犯罪者は、

この物質界の所有者になろうとして、

思いのままに政治や国際金融の糸を操ってきた権力者たちである。

世界支配を渇望し、

自分たちの富と権力を増やせるのであれば、

何百万という人たちに苦悩や死を引き起こす決定にも躊躇しない。

だが彼らは、

自分たちが生み出した苦悩が全部、

霊的次元に戻った際に、

自らの身に降り注いでくることに気づいていない。

一生懸命獲得したものは全部、

一切合財、

物質界を去る時に失うことになり、

霊界に移った時に待っているものは、

カルマの巨大な債務である。

そして、

他の人びとに与えたあらゆる苦しみを、

自分の身を持って味わうことから返済していくのだ。

彼らの魂は犯した罪を全部修復し終えるまで苦しみ続けるが、

それには大変長い時間がかかるので永遠に思えるほどである。」(159〜160頁)



「本書に登場するイザヤの十戒

1.神と隣人とを自分のことのように愛しなさい。


2.神の名を、

利己的な目的を正当化するために使ってはならない。(霊性で商売をしてはならない)


3.少なくとも週に一日は休日として、

仕事を休むためにとっておきなさい。


4.君たちの人生を取り巻くすべての人たち、

特に最も傷つきやすい者である子どもたちに対して、

慈愛、尊重、理解を示しなさい。


5.どのような形であろうと、

いかなる理由があろうと、

絶対に命を絶ってはならない。


6.望まない性行為を誰にも強いてはならない。(感情の自由を尊重せよ)


7.エゴに突き動かされて、

他者に損害を与えてはならない。(公共の益・社会の正義・富の公平分配を促進せよ)


8.自由意志を尊重せよ。


9.霊的裁きの法則を尊重せよ。


10.個人的または集団的な争いごとを平和に解決せよ。 」(167〜168頁)




「求められるのは、

前進したいという意志のみなのだ。

(中略)

霊的な向上に役立つのは、

エゴを排除し愛の感情を育むことにおける我々の進歩のみである。

そしてこれには、

日々の努力が欠かせない。

それゆえ、

霊性の道に近道など存在しない。

つまり、

多くの人びとが望むように、

自己努力をせずに目標に達する、

手段も儀式も存在していないということだ。」(175頁)




「自分たちの心の中のエゴを根絶して、

愛の感情を発達させるように努めなさい。

それだけが唯一、

奮闘する甲斐のあることで、

霊的な進化の階段を昇らせてくれるものだ。」(199頁)




「他者を愛するということは、

相手が必要としていることを助けてあげるということで、

その見返りとして、

自分の考えや信仰を共有してもらうことを期待してはならない。

霊的な知識を広めようとすること自体は、

悪いことではない。

その反対にそれは善いことで、

人が成長し幸せになるために求められることでもある。

だが、

それを相手の意志に反して行ってはならないのだ。

要するに、

自分が真実を知っていると信じていても、

人に強要してしまえば間違いを犯していることになる。

したがって、

自分自身の信念を相手にも信じさせようと躍起になって、

無理強いしたりプレッシャーをかけたりしてはならない。

誰にも、絶対に、

自分の信仰を押しつけてはならない。

そうではなく、

それを自分自身に適用して、

愛の感情を発達させてエゴを一掃することで、

もっと幸福になるのだ。

自分が実際に手本となって示してあげることが、

他の人たちにとっては、

一番の学びとなるのだ。」(205〜206頁)



著者・訳者は、

前作同様、印税を放棄しています。

しかも、本書はネットで無料で読めます。

http://tamashiinohousoku.blogspot.com.es


著者と訳者の心意気に共感致します。

『人生、意気に感ず』


個人的見解ですが、

本書は『歴史的名著』である、

と認識しています。


すべての人に、

本書を読んでいただき、

真実の愛の感情を育んでいただきたい

と、

切に願っています。



『愛の法則』(著者 ヴィセント・ギリェム 訳者 小坂真理 ナチュラルスピリット)
https://amzn.asia/d/6roDmWh

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2023年07月10日

【感動した!!

【感動した】

『魂の法則』
(著者 ヴィセント・ギリェム 訳者 小坂真理 ナチュラルスピリット)

を読み、非常に感銘を受けたので投稿します。

本書は、

著者とイザヤという高次元の意識体との対話を記述したものです。

本書を読めば、

@ 人間とは?

A 人生とは?

B この世のしくみとは?

が、わかります。

本書に書かれていることは、

大旨、正しいと直覚しました。

形而上学に理解のある方には、

参考になる点が多々あります。

唯物論者・無神論者は読まないでください。

無駄になるだけです。

本書から何を感じ、

何を得るかは、

読者の器量次第です。

私の長年の人生経験から言えることは、

批評・批判・非難・否定・否認・誹謗する人は、

意識レベルが低いです。

受容・承認・称賛・共感・感謝する人、

寛容な人は、

意識レベルが高いです。

本書に書いてあることが、

事実であるか、

フィクションであるか、

は問題ではありません。

良性の想念かどうかが、大切です。

なぜなら、

たとえ幻想であっても、

良性の想念は、

人を幸せに導くからです。

本書は、

良性の想念を説いている、

と認識しています。

結局、

人生の目的は、

自己意識の進化と向上です。

人生は、

魂の成長の旅です。

なぜなら、

人間の本質は、

意識(魂)だからです。

著者と訳者は、

本書の印税を放棄しています。

しかも、

本書はネットで無料で読めます。

http://tamashiinohousoku.blogspot.com.es

著者と訳者の心意気に共感します。

沢山の人に本書を読んでいただき、

魂の進化・向上に役立てていただきたいと、

切に願っています。

『魂の法則』
(著者 ヴィセント・ギリェム 訳者 小坂真理 ナチュラルスピリット)
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2023年06月29日

【究めれば愛こそすべて!

【究めれば『愛こそすべて!!』】

突き詰めれば、

宇宙の本質は情報を持つエネルギーです。

しかも、

それは愛で出来ています。

これについて、

アーノルド・パテント氏は、著書 

「『成功』+『幸せ』 を手に入れる21の法則」 
(訳者 あさりみちこ 徳間書店)

の中でこう述べています。 
(19頁〜20頁)

「 宇宙に存在するものは、

目に見えるものも、

目に見えないものも、

すべてエネルギーでできているのです。

宇宙とは、

エネルギーがありとあらゆる姿に変化したもの、

といってもいいですね。

このことを、

さらにつきつめていきましょう。

宇宙はエネルギーでできているといいましたが、

では、

このエネルギーはなにでできているのでしょうか?

それは 

『愛ある知性』 

です。

無限であり、

永遠であり、

目的をもった愛ある知性でできているのです。

これが真実だとすると、

宇宙に存在するすべてのものも、

無限であり、

永遠であり、

目的をもった、

愛ある知性ということになります。

これを、

『神』 

とか、

もっとシンプルに 

『愛』 

と呼ぶ人もいます。

わたしたちのどんな行動も、

どんなクリエイティブな活動も、

宇宙をつくっている、

この愛のエネルギーが原動力になっているのです。

宇宙のものが、

すべて愛でできているとするなら、

わたしたち人間も、

愛でできている、

ということになります。」

私たちの本質は愛のエネルギー体です。

精神世界の巨匠である山川紘矢さんは、著書 

『すべては良きことのために』
(角川文庫) 

の中で、

宇宙が愛そのものであること、

そして私たちが世界に愛を広めることについて

次のように述べています。
(274頁〜276頁)

「 最近、つくづく考えていることは、

この宇宙はすべて完璧にできていること、

そしてそれは愛そのものであるということです。

見えない世界は確実に存在していますし、

神は確実に存在していて、

私達を常に守ってくださっているということです。

人間には自由意志が与えられているのですから、

もっともっと人間が賢くならなければならないと思うのです。

そのために必要な事は

一人ひとりが

自分が何者であるかに目覚め、

自分を受け入れて愛すること、

そして幸せになることです。

自分を大切にすること、

そして今、ここに意識を向けて生きる事です。

(中略)

私達が親しくしている

精霊からのメッセージによれば、

『歌って、踊って、人生を楽しんで、健康的に生きなさい』

 
そして世界に
 
『愛と平和を広げて行きなさい。

全ては波動が変えて行く』

 
そうです。

ですから、

人生を楽しんで、

良い波動を広げてゆきましょう。

自分が本当にしたいこと、

ワクワクすること、

幸せになれることをしてゆけばいいのです。」

世界を変えるためには、

まず私たち自身が幸せになることが大切です。

そのために、

本当にやりたいことをやりましょう。

ウキウキ、ワクワクすることをしましょう。

天性を発揮し、

天命を全うしましょう。

嬉しい、

楽しい、

幸せな気持ち、

面白い、

明るい気分が良い波動となり、

世界に広がっていきます。

その波動が世界を平和に導きます。

世界中の皇室や政財界トップリーダーたちのメンターを務める

“スピリチュアル界の巨星”、

ディーパック・チョプラ博士は、著書 

『ゆだねるということ(下)』 (住友進=訳 サンマーク文庫)

の中で、

私たちが愛を振りまくようになること、

宇宙の本質が愛であることについて

次のように述べています。

「 ありとあらゆるものが存在する宇宙全体が創り出している、

神秘的な素晴らしい存在があなたなのです。

このような悟りに気づいたとき、

個人的な自己は宇宙的な自己へと完全に変化します。

魂が不滅であることに気づき、

死をはじめとするあらゆる恐怖がすっかり消えていきます。

太陽が光を降り注ぐのと同じように、

あなたも愛を周囲に振りまくようになります。

(中略)

あなたは 

『すべて』 

である世界から、

ほんのつかの間、

物質的な世界に姿を現しているにすぎません。

スピリチュアルな世界でたえず進化して、

より深い、

創造的な経験をしながら、

この世界と 

『すべて』 

である世界の間を行き来しているのです。」(140頁)

「 一人ひとりの人間が拡大された自己を表現し、

知識や経験を互いに分かちあいたいと強く願うようになれば、

生命に対する敬意に根づいた環境が創り出され、

海、

森、

荒野のバランスを取り戻すことができるでしょう。

環境が改善されていけば、

まったく新しい世界を開いてくれる出来事がいっせいに発生してくるでしょう。

このように、

地球が理想的な惑星になれば、

人々は穏やかで、

神聖な意識を持てるようになり、

経済的な協力と繁栄、

効率的でクリーンなエネルギー産業、

新しい現実に関する科学的理解が実現し、

芸術や哲学が栄え、

人類がひとつであることが理解されていくでしょう。

宇宙の中心にある究極の力が愛であることがはっきりと理解されるようになるのです。」(146頁)

私たちの本質は愛です。

世界に愛を広めましょう。

“Transform Our World.”
(私たちの世界を変革しましょう)

マハトマ・ガンジーは 

『非暴力・無抵抗主義』 

を貫き、

愛を広めましたが、

志し半ばにして凶弾に倒れました。

ジョン・レノンは

“All You Need Is Love”
(『愛こそはすべて』)

“Imagine”(『イマジン』)

で、世界に愛を広めようとしましたが、

彼もまた志半ばにして、

凶弾に倒れました。

私たちが彼らの遺志を受けつぎ、

世界に愛を広めましょう。

世界は日本に期待しています。

私たち日本人がリーダーシップをとり、

『世界平和』 

と 

『人類の幸福』 

を実現させましょう。

『地球パラダイス』 

『ユートピア(理想郷)』 

を実現させましょう。

“We are universe.”
(私たちは宇宙意識そのものです)

“We are oneness.”
(私たちはひとつ【ワンネス】です)

私たちは愛のエネルギー体です。

究めれば 

『愛こそすべて!!』
 

「『成功』+『幸せ』を手に入れる21の原則」
(著者 アーノルド・パテント 訳者 あさりみちこ 徳間書店)
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『すべては良きことのために』
(著者 山川紘矢 角川文庫)
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『ゆだねるということ(下)』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
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【小我を捨てて大我に生きる】

【“小我”を捨てて“大我”に生きる】

『小我(エゴ)を捨てて、大我(愛)に生きましょう!』

とはいえ、

これは究極の理想です。

小我も造物主がつけてくれたものですから、

全否定する必要はありません。

晩年になって、

小我(エゴ)がゼロ(0)になり、

大我(愛)が百(100)になるのが理想です。

偉大な詩人のヘイデン・カルースは、

晩年に書いた詩で、

『今の自分にあるのは愛情だけだ』 

と述べています。
〔『人生で大切なたったひとつのこと』(著者 ジョージ・ソーンダーズ 訳者 外山滋比古・佐藤由紀 海竜社)参照〕

今はエゴが百(100)であっても、

少しずつエゴを削りながら魂を磨いていきましょう。

私が高校一年生の時、

クラスメイトの高濱正伸君(花まる学習会・代表)に 

『高原は打算的なんだよ』 

と指摘されたことがあります。

確かに当時の私はエゴイストでした。

それから少しずつエゴを削りながら、今に至っています。

未だ完全にエゴを払拭することはできていませんが、

『肉体が亡ぶ時エゴがゼロ(0)になっていたら良いな』 

と思っています。

エゴについて、

多摩大学大学院名誉教授の田坂広志博士は、著書 

「未来を拓く君たちへ なぜ、我々は『志』を抱いて生きるのか」 (PHP文庫) 

の中でこう述べています。 
(142頁)

「 たとえ、一つの国家を建設した国王でも、

それが、ただ 

『自分の権勢を拡大したい』 

との思いだけで

成し遂げたものであるならば、

その人物の人生の意味は、

単なる 

『エゴの衝動』。

ただ、自分のエゴに振り回されて生きたに過ぎない。

しかし、

たとえ、日々、街の片隅で
ささやかな仕事に取り組んでいる人物でも、

もし、その人物が、

広い世界を見つめ、

遠い彼方を見つめて

仕事に取り組んでいるならば、

その人物の人生には、

素晴らしい意味がある。」

『エゴの衝動』には価値がありません。

大我(愛)に生きてこそ意味があります。

では、どうすれば私たちは 

『小我を捨てて大我に生きる』

ことができるようになるのでしょうか?

田坂広志博士は、著書 

「逆境を越える『こころの技法』」 
(PHP文庫) 

の中でそのヒントについて、

こう述べています。
(218頁)

「 この『世の中のために、多くの人々のために』 

という意識が深まっていくと、

これも自然に、

『こうしたら自分に有利だ』 

とか、

『どうすれば自分が得するか』

といった自分中心の発想、

『私心』 

が消えていくのです。

言葉を換えれば、

『私心』、

すなわち 

『小我』 

が消えていき、

『世の中のために、多くの人々のために』 

という 

『大我』 

が、心の中に育ってくるのです。」

キーワードは 

『世の為、人の為』 

です。

換言すれば、

『博愛主義』 

『慈悲心』 

『フィランソロピー』 

です。

ディーパック・チョプラ博士は、著書 

『富と成功をもたらす7つの法則』 
(渡邊愛子=訳 角川文庫) 

の中で、

大我を培うワークについて次のように述べています。  
(131頁)

「 毎日自分に 

『どうすれば役に立てるでしょうか?』 

『どうすれば人の助けになるでしょうか?』 

と質問します。

これらの質問の答えは、

仲間である人類の役に立ち、

愛情をもって奉仕できるようにしてくれます。」

小我(エゴ)を捨てて

大我(愛)に生きる人々が増えると

世界は平和になり

文化の様相も変わっていきます。

これについて、

チョプラ博士は、著書 

『ゆだねるということ(下)』 (サンマーク文庫) 

の中でこう述べています。 
(145頁)

「 より広い意味で、

世の中、地域社会、制度のなかに

ある考えを抱く一定数の人間が現れてくると、

集団全体の態度も決定されていきます。

抑圧された自己が多数を占める文化では、

利益、

無慈悲な競争、

経済的帝国主義、

極端なナショナリズム、

軍事的対立、

暴力、

恐怖が支配することになります。

しかし、

拡大された自己をもつ人間が同じ数だけ現れてくれば、

願望が自然に叶えられるようになるだけでなく、

文化の様相も変わっていくでしょう。

暴力を使わない対立の解決、

思いやり、

謙遜、

平和、

社会的・経済的な公平などが実現されていくのです。」

大我に生きる高い意識を持った人々が増大し、

クリティカルマス(物事が劇的に広がり、定着するために必要な最低人数)に達すれば、

『世界平和』 

と 

『人類の幸福』 

は実現します。

ということで、結論はこうなります。

(結論)
『 “小我” を捨てて “大我” に生きよう!』

「未来を拓く君たちへ なぜ、我々は『志』を抱いて生きるのか」
(著者 田坂広志 PHP文庫)
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「逆境を越える『こころの技法』」
(著者 田坂広志 PHP文庫)
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『富と成功をもたらす7つの法則』(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 渡邊愛子 角川文庫)
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『ゆだねるということ(下)』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
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2023年06月28日

【究極の幸福とは?】

【『究極の幸福』とは?】

『究極の幸せ』とは何でしょう?

それは、

無条件の “幸せ” です。

『○○だから、幸せ』 

ではなくて、

『わけもなく幸せ』 

『生きているだけで幸せ』 

という絶対幸福です。

それが至福です。

条件付きの幸せは、

一時的なものです。

なぜなら、

諸行無常で

条件は常に変化するからです。

至福は永遠です。

なぜなら、

スピリットの歓喜からくる幸福感だからです。

スピリットは始めも終わりもない永遠の存在です。

至福について、

ディーパック・チョプラ博士は、著書 

『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法』 
(訳・解説 渡邊愛子 フォレスト出版) 

の中でこう述べています。
(151頁〜152頁)

「 喜びと悲しみ、

幸せと苦しみは、

反対の性質同士の遊びごとです。

それらはすべて時間に縛られているため、

一過性のものです。

あなたの本質であるスピリットは、

反対の性質同士の遊びごとから離れたところにいて、

永久不変の静かな至福の中に住んでいます。

そして、

自分自身が純粋意識の場であることを知ったとき、

あなたは自分の源から生きているのです。

それが至福です。

あなたが幸せを探し求めることをやめて、

幸せをすでに手にしていることを知ることが、

永続的な幸せへの鍵です。

もしあなたが幸せを探し求めるならば、

一生見つけることはないでしょう。

あなたが、

幸せはその角を曲がったらあると考えているならば、

あなたは角を曲がりつづけるだけで、

ついぞ幸せを手にすることはないでしょう。

幸せへの本当の鍵は、

ポジティブさやネガティブさを超えた知性の場で暮らし、

遊ぶことなのです。

その場はあなたの源で、

魔法のようでいて、

神聖で、

喜びに満ちていて、

自由です。」

さらにチョプラ博士は、著書

『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法 【実践編】』
(訳・解説 渡邊愛子 フォレスト出版) 

の中で、

“スピリットの歓喜”(則ち、至福)

について、

次のように述べています。
(189頁〜190頁)

「 あなたの存在の深いところは、

純粋な存在の光であり、

純粋な愛であり、

純粋な喜びです。

あなたが深いところから生きるとき、

新しい世界が開けます。

その世界は際限なく、

無限で、

永遠で、

喜びに満ちています。

そしてそれは、

あなたが望みさえすれば、

あなたの世界になり得ます。

この世界では、

あなたのパワーと自由と恩寵に限界はないのです。

(中略)

ひとたびあなたが真の自分を知れば、

真の幸せ、

愛の陶酔、

スピリットが

その純粋な本質の中に流れていることを知るでしょう。

純粋な本質は、

何にも邪魔されず、

何の制限も無く、

謎に満ちていて、

魔法のようで、

冒険そのものです。

幸せはスピリットの領域に存在しています。

幸せを見つけるということは、

あなたの魂を見つけるということです。

魂を見つけるということは、

永遠の幸せの源から生きるということです。」

真の幸せとは、

“至福” であり、

理由のない無条件の幸せです。

スピリットの歓喜です。

あなた自身の魂を見つけてください。

それが本当の幸せを掴む鍵です。

ペンネーム天外伺朗さん(土井利忠工学博士:ソニーのAIBOの開発者)は、著書 

「『あの世』の科学・『この世』の科学」
(著者 天外伺朗 桜井邦朋 PHP研究所)

の中で本当の幸せについて、

次のように述べています。 
(196頁〜197頁)

「 『宇宙が愛に満たされていて、

全体でひとつである』 

というのも大変な仮説ですが、

もしもそれが本当だとすると、

それを知識としてではなくて、

実感として感じられるというのが 

『幸福』ということの定義ではないか、

と私は思います。

幸福というのは、

それ以外には定義のしようがないのではないかとさえ私は考えています。

それはどういうことかというと、

言い換えれば、

波動関数が収縮した状態だけがすべてではなくて、

波動関数が収縮しない状態というのも本当は感じることができるのだということです。

そういう波動関数が収縮しない状態を仮に『あの世』、

あるいは『宇宙の根源』というならば、

人間は誰でもそことつながっているはずです。

普通の人は、

最初ごく細い糸でつながっているに過ぎません。

しかし、

それが段々に太くなって、

つながりもしっかりしたものになってくると、

その人は自然、

宇宙の愛を感じるようになり、

幸せになるのです。

宗教的な修行とか気功法とか、

ヨガや瞑想法というのは、

煎じ詰めれば、

そのパイプを太くするための手段に過ぎないのです。

つまり、

未来に関しても何の心配もなく、

過去に関しても何の後悔もなく、

至福感をもって一瞬一瞬を過ごし、

現在を最大限に生きるためだということです。

ですからまず、

知識としてそういうことを知って、

それからそこにどうやってつながるかということを心がけると、

幸福になれるのです。

お金があることが幸福なことであるとか、

あるいはいい伴侶が得られることが幸福なことだと思っていると、

たぶん幸福にはなれないでしょう。」

宇宙観・幸福観ともに核心を衝く伶俐な指摘です。

土井博士の洞察力には感服致します。

結局、

宇宙意識につながることが究極の幸せである、

ということです。

これについて天風師は、

『力の結晶 中村天風真理瞑想録』 
(著者 中村天風 PHP研究所)

の中でこう述べています。  
(150頁〜153頁)

「 宇宙霊の心と一緒になるにはわけないよ。

宇宙霊の心がどんな心だってわかりさえすりゃ。

そういう心になってみろ。

なんとも言えない清々しい気持ちになるから。

宇宙霊の心とは哲学的に言うと 

『真・善・美』だ。

これを通俗的な言葉で言い表すと、

真とは誠なり。

善とは愛なり。

(中略)

美というのは調和の整っているものが美なんだよ。

(中略)

だから、

我々は造物主の心と現実に結びついた日々を生きていくと思うならば、

平素どんなことがあっても、

心を誠と愛の情で満たして、

調和というものを旨として生活しなきゃいけない。」

私たちは、

時々スピリチュアルな経験をする人間ではなくて、

時々人間を経験するスピリチュアルな存在です。

これが正当な自己認識です。

宇宙意識(天風哲学では宇宙霊)とのパイプを太くすることが

“究極の幸せ”

をつかむ鍵になります。

造物主の心と結びつくために、

『真・善・美』 

換言すれば、

『誠・愛・調和』 

を旨として、生活しましょう。

(結論)

「【究極の幸福】とは、

『宇宙意識との一体感(統一意識)』

である」

『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 渡邊愛子 フォレスト出版)
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『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法【実践編】』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 渡邊愛子 フォレスト出版)
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「『あの世』の科学・『この世』の科学 宇宙は意識が作ったのか?」
(著者 天外伺朗 桜井邦朋 PHP研究所)
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『力の結晶 中村天風真理瞑想録』
(著者 中村天風 PHP研究所)
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【一人ひとりが救世主】

【一人ひとりが救世主】

実は

私たち一人ひとりが、

『救世主』 

です。

世界中の人々が皆、

『自分自身が救世主である』 

と自覚すれば、

『世界平和』 



『人類の幸福』 

は実現します。

精神世界の巨匠である山川紘矢さんは、

これについて、著書 

『輪廻転生を信じると人生が変わる』 
(角川文庫) 

の中でこう述べています。 
(178頁〜180頁)

「 自由に生きたい、

とは思いませんか?

戦争のない、

互いに助け合う世界を作りたい、

とは思いませんか?

そんなことはとても無理だ。

競争は人間の本能だし、

人間はこれまでもずっと戦争を続けてきたではないか。

これからも止められるはずがない

――という意見も確かにあります。

ところが、

これからは時代が違うのです。

愛と光の 

『みずがめ座(アクエリアス)』 

の時代に入っているのです。

これは愛と平和の時代です。

一人ひとりが、

『自分が何をしに、この地球に生まれてきたか?』 

を知る時代です。

覚醒した人が多くなれば、

人類は救われます。

安心しましょう。

もう人類は救われる道を歩み始めているのです。

今、日に日に覚醒しつつある人、

アセンションする人が急激に増えているからです。

あなたにできること、

それはあなたが自分の中を深く見つめ、

愛の人間として変容していけばいいのです。

『みんないいのよ、そのままで』

と、

すべての人の生き方をまず認めることから始めましょう。

みんな違っていて、

それでいいのです。

誰もが今しなければならないことをしています。

人を変えようとする必要はありません。

変えられるのは自分だけです。

他人のことを心配する必要はありません。

時期がくれば、変わるからです。

自分を変えることによってのみ、

世界が変わります。

今あるすべてのものをゆるすことから始めましょう。

自分の心の声、

たましいのささやきを聞きながら、

進みましょう。

『あなたが幸せになること』、

それだけが大切です。

心の扉を開き、

真実を発見しましょう。

自分が愛と平和をこの地球上に広げに来たことを思い出しましょう。

あなたは、

この世を救うために生まれてきたのです。

一人ひとりが救世主となる時代です。

誰がえらいなどということはありません。

みんな今はそれぞれの役割を演じているのです。

やがて多くの人が目覚めます。

軍隊や核兵器などいらない、

と気づきます。

今は恐れから行動しています。

やがて、

愛に基づいて行動し始めます。

そうプログラムされていますから、

安心しましょう。

今はあなたの番です。

あなたが目覚めて、

幸せになる番です。

あなたが幸せになり、

あなたがなりたい自分になる。

それが地球を救う道です。

心の命ずるままに生きましょう。

本当の自分に気づきましょう。

自分が愛そのものであり、

宇宙から全面的に愛されていることを知るのです。

瞑想を毎日5分だけでいいから、

始めませんか?

自分の中に意識を向けましょう。

あなたが変わり、

世界が救われるのです。」

大変素晴らしい意見です。

これは、神からのメッセージです。

こころして受けとめましょう。

自分の周りの世界(外界)は

自己の内面(心の世界:内界)を

映し出しています。

内界を変えれば、

外界も変わります。

その意味で、 

『自分は、自分の周りの世界の救世主である』 

とも言えます。

世界中の人々が、

内界を変えることによって

外界を変えれば 

『世界平和』 

と 

『人類の幸福』 

は実現します。

中村天風師は、著書 

『心を磨く 中村天風講演録』
(PHP研究所) 

の中で救世主に関して、

こう述べています。
(363頁〜366頁)

「 あなた方もだよ、

人の前へ出たら、

まず、

『我は尊し』
 
を崩さないように。

(中略)

『今までおれは迷ってたけれども、

今度はこういう話を聞いて、

豁然として悟って、

実行していたら、

なるほど真理は尊い。

とにかく理屈なしに、

病のとき苦しかろう、

つらかろうけれども、

苦しい、つらいと言って治るもんじゃないんだから、

人間が生まれるのも、

既に向こうの力で生まれ、

生きているのも向こうの力だから、

死ぬ、生きるはあちら任せにして、

とにかくおまえの心の中を、

もうちょっと尊く持ったらどうや。

おれは天に代わっておまえにそれを忠告する』

 
ぐらいのことを言ったらどうや。

(中略)

天風のいないときに、

憐れな運命に悩む人間や、

あるいは病なんかに屈託している人間があったら、

自ら救いの大使命を真っ向から振りかざして、

自分が観音菩薩になり、

自分が救世主にならなければいけませんよ。

(中略)

とにかく、

『先ず隗より始めよ』 だ。

『まだ日が浅いさかい』 

なんてこと言っちゃいけねえよ。

正しいことするのに、

日が浅かろうと、

古かろうと、

そんなことに区別はねえじゃねえか。

うぬぼれろじゃないけど、

ひとたび表に出てごらん。

あなた方のように、

人生に絡まる真理を知って生きている人が、いるか、いないか。

そうしたら、

その得た理解をもっと尊く応用したらどうよ。

(中略)

説いているうちに、

自然と自分の説いている心ならびにその気持ちに、

自分自身がどんどん、どんどん、

自己陶冶をうけて。

だからむしろこういう仕事を始めなかったらば、

これほど早く私は完全な者になれなかったろうと。

だから、

うそでもいいから、

よいことは、

よろしいか、

もう盛んに誇張しておやりなさい。

(中略)

そうすると、

そうした気持ち、

心持ちがぐんぐん、

ぐんぐんこの自己陶冶にやっぱり大きな影響があるんだ。

だから病でも患っている人があったら、

神経過敏なやつは神経過敏なやつほどだよ、

自分のことだよ、

自分が神経過敏で困るような人間だったら、

自分は全然神経過敏でない人間になって、

その人間に忠告する。

その言った言葉によって、

自分自身がcultivate(訓練、強化)されちまう。

(中略)

せっかく受け入れた真理をものにしようと思ったら、

それをちょいとでも、

たとえうそでも実行するということが必要だろう。」

天風師が述べているように、

『天風師に代わって自分が救世主になる』 

くらいの気概が大切です。

天風哲学をマスターして、

あなたが救世主になってください。

『我は尊し』 

の信念で、

堂々と真理を説いてください。

(結論)
『一人ひとりが救世主であると自覚しよう!』

『輪廻転生を信じると人生が変わる』
(著者 山川紘矢 角川文庫)
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『心を磨く 中村天風講演録』
(著者 中村天風 PHP研究所)
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2023年06月27日

【信仰心を持つ】

【信仰心を持つ】

信仰心を持ちましょう。

ウィリアム・ジェームズ(アメリカ心理学の父)はこう述べています。

『信仰は、人間が生きる拠り所とすべき力の一つだ。そしてそれが皆無となることは破滅を意味する。』 (【名言ナビ】より)

フランシス・ベーコン(イギリスの哲学者)はこう述べています。

『浅薄な哲学は人の心を無神論に傾け、深遠な哲学は人の心を信仰へ導く。』

天風哲学もチョプラ哲学も信仰の大切さを説いています。

私はあなたに 

『宗教団体に入りましょう』 

と誘っているのではありません。

宗教と信仰は違います。

宗教は同じ信仰心を持った人々の団体です。

帰依者は教団を営みます。

多くは教祖・教典・典礼などをもちます。

一方、信仰は 

『信じ尊ぶこと』 

です。

教団に所属せずとも個人的にできます。

私は全肯定を原則としているので、

宗教を否定するつもりはございません。

しかし、宗教にはメリットとデメリットの二面性があります。

メリットは、

『同気、相求む』 

で同じ信仰心を持つ人たちが集まることによって共振共鳴現象が起き、

元気になることです。

お互いに励まし合い、

助け合うことができます。

デメリットは 

『セクト主義(セクショナリズム)に陥りやすい』 

ということです。

『私の信ずる宗教は正しい、あなたは間違っている』 

ということになりかねません。

歴史を見れば明らかなように、

争いの元になっています。

もう一つ挙げると、

『受動的になる』 

ということです。

私が駿台予備校に通っていたとき、

現代国語の講師で、

芥川賞候補作家の池山廣先生が、

こう話してくれました。

『 宗教はヘリコプターで富士山の頂上に連れて行くようなものである。

足に血豆を作り、

汗をかき、

泣きべそをかきながら頂上を目指している者を見下してしまう。』

宗教は 

『これが答えですよ』 

と一方的に与える傾向があります。

つまり、

帰依者が受身になるということです。

『教義』『経典』を尊重はしても、

信奉はすべきではありません。

あくまで、自分の足で頂上を目指すべきです。

教義や経典を学ぶことは大変素晴らしいことですが、

それが最上のものとは限りません。

『百尺竿頭一歩を進む』 

で自ら高みを目指し、

進歩・向上することが大切です。

無宗教の方には自然を崇拝することをおすすめします。

理由は三つあります。

@ 人間の驕りや思い上がりに対する戒めになる。

A 自然を愛し、自然に感謝することが良い波動となり、良い出来事を引き寄せる。

B 自然崇拝は争いを生じない。

@について。

一部地域で自然破壊が進行しています。

自然と共生することが肝要です。

また、科学信奉による思い上がりを戒めることも大事です。

Aについて。

『良い波動』は『良い出来事』を引き寄せます。

愛と感謝の波動が大切です。

Bについて。

『私は自然が大好きです。』 

という人をいぶかる人はいないでしょ?

みんな自然が大好きです。

なぜなら、

私たちは自然から生まれたからです。

自然崇拝は立派な信仰心です。

もともと私たち日本人は自然を信仰していました。

これについて、

保坂幸博博士は、著書 

『日本の自然崇拝、西洋のアニミズム――宗教と文明/非西洋的な宗教理解への誘い』 
(新評論) 

の中でこう述べています。
(179頁)

「 日本人の自然崇拝は、

必ずしも、

お社を造営したり、

そこで周期的に捧げものをしたりという、

いかにも宗教というスタイルにはなっていないかもしれません。

むしろ、人々は、

常に自然のイメージを心に抱き、

そのイメージと関連させる形で、

生きていくスタイルを作り上げました。

ですから、

日本人の自然崇拝は、

日本人の精神の根底にあって、

生活と文化の総体を形成してきた根本思想だということができます。」

自然を敬い、

自然を愛し、

自然に感謝しましょう。

大自然を創造した、

人知の及ぶところではない偉大なる知性の存在を信じましょう。

メーテルリンクはこう述べています。

『能うべくんば、究むるもよし、

さりながら究め能わざるものは、

信ずるにしかず』
(科学で解明できるものは究めれば良い。しかしながら、究明できないものは信じるしかない。)

天地開闢の神秘は科学で解明できません。

ビッグバン理論もインフレーション理論も 

『宇宙はどうして始まったのか』

を解き明かすことはできません。

そもそも、

宇宙は四次元時空とは限りません。

超弦理論(superstring theory)は、

『宇宙は10次元である』 

と予想しています。

したがって、

宇宙創造の謎を解明することは不可能です。

『インテリジェント・デザイン論』

『宇宙の人間原理』

『ゼロポイント・フィールド仮説』

を学べば、

宇宙や生命が偶然に誕生したのではないことは明らかです。

人知の及ぶところではない偉大な知性(インテリジェント・デザイナー:the Creator)が創造したと信じるしかありません。

『人知の及ぶところではない造物主を創造したのは誰か?』 

と訊く人がいますが、

答えは、 

『人知の及ぶところではない造物主を創造した、造物主の知性の及ぶところではない創造主』 

です。

きりがない、つまり、解明不能です。

『何でもかんでも解明しないと気が済まない』 

という気持ちは理解できますが、

『世の中には科学で解明することができないものもある(例えば、ダークエネルギー、ダークマター、異次元の存在、etc.)』 

ということを覚ることも大切です。

これが、

『諦観』 

『諦念』 

です。

とにかく、

宇宙創造の謎は究明することができないので、

『人知の及ぶところではない偉大なる知性が宇宙を創造した』 

と信じるしかありません。

宇宙の意志について、

アインシュタインは名言を残しています。

『科学を真剣に追究する人は誰でも、人間の意志よりも優れているある意志が、はっきりと宇宙の法則を示していると確信するようになる』 

さらに、こう述べています。

『私は神の考えを知りたいのだ。・・・・・・その他は細かいことにすぎない。』
   ―――アルバート・アインシュタイン

アインシュタインのような立場を理神論、

または自然神論といいます。

人間に賞罰を課す人格神に対する信仰ではなく、

神は世界を超越する創造主であるとする人間の理性による神の解釈です。

理神論(自然神論)は、

名誉革命後のイギリスにおいて、

宗教的な熱狂と無関心に対する両面批判として、

宗教と理性の調和を図る目的で主張されました。(山川 世界史小辞典 参照)

私がおすすめする自然崇拝も自然神論に近いものです。

人知の及ぶところではない偉大な知性(インテリジェント・デザイナー:the Creator) 

の存在を信じ、

自然を崇め敬い、

自然を愛し、

自然に感謝しましょう。

アーノルド・パテント氏は、著書

「『成功』+『幸せ』 を手に入れる21の原則」

の中で神について、

こう述べています。
(87頁〜91頁)

「 みなさんは、『神』 と聞くとどんな気持ちがしますか?

神という表現に抵抗があるなら

『宇宙の英知』 

でも結構ですが、

これが、人間をふくめ、

この世のすべての創造主だと信じていますか?

宇宙の英知は、

どんなときもあなたを無条件に愛し、

サポートしてくれていると感じていますか?

さあ、あなたの答えはいかがでしたでしょう?

これらの質問に対する答えは、

きわめて重要な意味をもっています。

タネ明かしをすると、

神とどんな関係にあるかで、

あなたの人生が決まってしまうからです。

『神は、どんなときでも、わたしたちを 100パーセント愛し、サポートしてくれている』。

心からそう信じているなら、

あなたは、きっと自分の人生に満足しているはずです。

平和で喜びあふれる人生を謳歌しているに違いありません。

もし、あなたの人生の満足度が100パーセントに満たないなら、

それは、ちょうどその分だけ、

神に対して疑いの気持ちがあるからです。

神の愛は完全無欠。

しかも、神はいっときも休まず、

わたしたちみんなを全面的にサポートしてくれている。

この真実を疑う気持ちがあるなら、

たとえそれがケシ粒ほどであっても、

平和な気持ちも完全にはならず、

喜びの度合いもその分だけダウンしてしまいます。

この疑惑の念が、

自分自身をふくめ、

すべてのものに完璧さを見いだすことを困難にしているのです。

人間の愛は『完璧』ではない――。

みんながつねに自分をサポートしているとは限らない――。

こうした考えにもつながってくるのです。

(中略)

神に、完璧さと無条件の愛を見いだすことができれば、

自分をふくめ、

すべての人にも、

完璧さと無条件の愛を見いだすことができる――。

(中略)

あなたにとって神が友だちなら、

すべての人も、

あなたの友だちになる。

結論を言うと、

あなたと神(または『宇宙の英知』)の関係は、

あなたの心の状態が、

鏡のようにそっくりそのまま映しだされたものなのです。

つまり、

神とどんな関係を結んでいるかは、

あなたの意識の状態で決まるのです。

(中略)

わたしたちはひとつ――。

このことを、

いつも心にとめておけば、

神といい関係をきずくのに役立つはずです。

神は、わたしたちと独立した存在ではありません。

宇宙のあらゆるものに、

あまねく広がっているエネルギーです。

しかも、

わたしたちは、

エネルギーを構成する一部分であると同時に、

エネルギーすべてでもあるのです。

究極的には、すべてはひとつです。

これが、まぎれもない真実だと確信していると、

『ワンネス』

――わたしたちはひとつ――

を肌で感じるようになり、

あなたの人生の代名詞は 

『喜び』 

に変わります。

無条件の愛と助けを分かち合うとき、

人間は喜びを感じます。

これは、

すべての人にあてはまる普遍的な真実です。

だれひとりとして例外はありません。

愛し合い、

助け合うことが、

人間にとって自然なことであり、

それこそが、

どんな問題をも解決する 

『魔法』 

であり、

『奇跡』 

なのです。

愛とサポートのエネルギーである神は、

わたしたちが助けを必要とするとき、

いつもわたしたち一人ひとりの心のなかにいます。

わたし自身は、

この助けを 

『インナーセルフ』 
(『内なる自己』) 

を通して受けとっています。

わたしの場合、

インナーセルフとつながりたいと思ったときは、

自分の心をインナーセルフに向けて開くことにしています。

そして、かならずサポートが得られると信じて待つのです。」

『神』という表現に抵抗がある人は、

『宇宙の英知』 

『宇宙意識』 

と置き換えて考えてください。

実は、

わたしたちの人生はこの 

『宇宙の英知』 

との関係ですべてが決まります。

パテント氏が指摘しているとおりです。

自分の 

『宇宙の英知』 

に対する意識が宇宙意識に反映されます。

わたしたちの心の状態がそっくりそのまま鏡のように宇宙意識に映し出されます。

『宇宙の英知』 

に全幅の信頼を置いていれば、

いつも平和な気持ちでいることができます。

喜びで溢れる人生を謳歌できます。

人知の及ぶところではない偉大なる知性、

則ち、

『宇宙の英知』 

の存在を信じましょう。

『宇宙の英知』 

に全幅の信頼を寄せましょう。 

ということで、

結論はこうなります。

(結論)
『大自然を崇め、敬い、愛し、感謝の念を捧げよう。パーソナルな信仰心を持とう!』

『日本の自然崇拝、西洋のアニミズム―宗教と文明/非西洋的な宗教理解への誘い』
(著者 保坂幸博 新評論)
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「『成功』+『幸せ』を手に入れる21の原則」
(著者 アーノルド・パテント 訳者あさりみちこ 徳間書店)
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【自灯明と法灯明】

【『自灯明』と『法灯明』】

自灯明・法灯明とは、

『〈自らを灯明とし、

自らをたよりとして、

他人をたよりとせず、

真理(法)を灯明とし、

真理をよりどころとして、

他のものをよりどころとせずにあれ〉 

という教え。

釈迦の遺言として超阿含経巻2などに伝えられる。―岩波 仏教辞典―』
 
です。

この『自燈明』について、

『中陰の花』 

で第125回芥川賞を受賞した、

福聚寺住職の玄侑宗久さんは、
著書 

『自燈明』 
(三笠書房) 

の中でこう述べています。
(1頁〜2頁)

「 『自燈明』などと言われても、

何のことかチンプンカンプンかもしれない。

これはお釈迦さまが亡くなる前に、

アーナンダという弟子に対して話した最後の教えである。

つまり、

お釈迦さま亡きあと、

何を頼りに生きていけばいいのかと訊ねるアーナンダに、

お釈迦さまは 

『汝自身を拠り所(燈明)にせよ』 

『その汝の感じる世界の在り方(法)を拠り所にせよ』 

『それ以外を拠り所にしてはいけない』 

とおっしゃった。

(中略)

お釈迦さまはべつに自分の教えを強要するのでもなく、

自分の言葉を拠り所にせよともおっしゃらなかった。

ただ数学者が静かに示す定理のような、

この世界を貫く法則があるだろうし、

それを実感できるように自己を調えなさい。

そしてそういう自己を、

拠り所にしなさいとおっしゃったのである。」

仏教には 

『三法印』 

というものがあります。

仏教教理を特徴づける三つの根本教説です。

@ 諸行無常(万物は流転するものであり、永久に変わらないというものは世の中に一つも無いこと。―新明解国語辞典―)

A 諸法無我(いかなる存在も永遠不変の実体を有しないということ。―広辞苑―)

B 涅槃寂静(煩悩を断じた悟りの世界は、心の静まった安らぎの境地であるということ。―広辞苑―)

です。

これが法(真理)です。

その他に、宇宙真理として知っておくべきことは、

@ 波動の法則
(引き寄せの法則、類友の法則、鏡の法則とも言います。)

A カルマの法則
(因果律、因果応報、因縁生起、原因と結果の法則、善因善果・悪因悪果の法則ともいいます。)

B ダルマの法則
(人生の目的の法則:宇宙意識の進化・向上に順応するということ。具体的には、自己意識を進化・向上させること。)

です。

物理法則や数学の定理・宇宙真理は不変です。

法(真理)を拠り所にすることが大切です。

思想・イデオロギーは時代とともに変化します。

時代に流されない確固たる自己を築くことが肝要です。

『自灯明』というのは、

『己の内なる声を頼りにせよ』

『内なる魂を信じよ』 

ということです。

他者の意見はあくまで参考であり、

流されないようにしましょう。

『内なる声』にしたがって行動しましょう。

私は天風師やチョプラ博士を尊敬し、

その哲学を尊重していますが、

信奉はしていません。

尊重と信奉は違います。

信奉とは、

『最上のものと信じて従うこと』 

です。

ある主義や教えを最上のものとしてしまったら、

進歩・向上はありません。

真理の探究と

自己陶冶(生まれつきの性質や才能を鍛えて、優れたものにすること)

が大切です。

『百尺竿燈一歩を進む』 
(満足することなく絶えず進歩・向上をはかること) 

が肝要です。

ということで、

結論はこうなります。

(結論)
『真理を拠り所とし、自己意識の進化と向上を目指しましょう。』

『岩波 仏教辞典』
(編者 中村元 福永光司 田村芳朗 今野達 岩波書店)
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『自燈明』
(著者 玄侑宗久 三笠書房)
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2023年06月26日

【日本人よ、立ち上がれ!

【日本人よ、立ち上がれ!】

『世界平和』 

と 

『人類の幸福』 

を実現させるために日本人である私たちが主導しましょう。

東京女子大学初代校長で旧五千円札の肖像にもなった新渡戸稲造博士は、著書 

『武士道』 
(岬 龍一朗=訳 PHP文庫)

の中で、

『武士道が長い年月をかけて営々と“活力”を築き上げてきた』 

として、こう述べています。
(172頁〜174頁)

「 日本に荒波のように押し寄せてきた西洋文明は、

すでにわが国古来のあらゆる教義の痕跡を拭い去ってしまったのだろうか。

一国の国民の魂がそんなにも早く死滅するとあれば、

それは悲しむべきことである。

外国からの影響にいともたやすく屈服してしまうとなれば、

それは貧弱な魂だったといわねばなるまい。

国民性を形成する心理的要素の集合体が、

固く結びついて離れないのは、

『魚のひれ、鳥のくちばし、

食肉獣の牙のように、

その種に欠くことのできない要素』 

と同様である。

皮相な独断に満ちているル・ボン(フランスの社会心理学者)が、

その著作の中で、

『知性による発見は人類共有の遺産だが、

性格の長所や短所はそれぞれの国民が継承する特有の遺産である。

それは何世紀にもわたって日夜、

海水で洗われ、

ようやく表面の粗さがとれた固い岩のようなものである』 

と述べているのは適切である。

もしそれぞれの国民が独自に継承する 

『特有の遺産』 

に長所や短所があるとすれば、

それは十分に考察に値する。

(中略)

武士道が日本国民、

とりわけサムライに刻みつけた性格は、

『種族にとって欠かすことのできない要素』 

を構成しているとはいいがたいが、

それでも武士道が持ち続けている活力については疑う余地はない。

仮に武士道が物理的な力にすぎなかったとしても、

過去七百年の間に営々と築き上げてきた勢いを、

いとも簡単に停止することなどありえないであろう。

たとえそれが遺伝によってのみ継承されたとしても、

その影響は確実に広大な範囲に広がっているはずである。」

私たちには、

武士道が営々と築き上げてきた “活力” があります。

金銭至上主義とは一線を画す品格があります。

世界均質化のグローバリズムに呑み込まれることなく国家の品格を保ち、

世界に範を垂れることが人類への貢献となります。

これについて、

お茶の水女子大学名誉教授でエッセイストの藤原正彦理学博士は、

大ベストセラーの著書 

『国家の品格』 
(新潮新書) 

の中でこう述べています。

「 現在進行中のグローバル化とは、

世界を均質にするものです。

日本人はこの世界の趨勢に敢然と闘いを挑むべきと思います。

普通の国となってはいけないのです。

欧米支配下の野卑な世界にあって、

『孤高の日本』 

でなければいけません。

『孤高の日本』 

を取り戻し、

世界に範を垂れることこそが、

日本の果たしうる、

人類への世界史的貢献と思うのです。」(6頁)

「 日本は、

金銭至上主義を何とも思わない野卑な国々とは、

一線を画す必要があります。

国家の品格をひたすら守ることです。

経済的斜陽が一世紀ほど続こうと、

孤高を保つべきと思います。

たかが経済なのです。

大正末期から昭和の初めにかけて駐日フランス大使館を務めた詩人のポール・クローデルは、

大東亜戦争の帰趨のはっきりした昭和十八年に、

パリでこう言いました。

『日本人は貧しい。

しかし高貴だ。

世界でどうしても生き残って欲しい民族をあげるとしたら、

それは日本人だ』

日本人一人一人が美しい情緒と形を身につけ、

品格のある国家を保つことは、

日本人として生まれた真の意味であり、

人類への責務と思うのです。

ここ四世紀間ほど世界を支配した欧米の教義は、

ようやく破綻を見せ始めました。

世界は途方に暮れています。

時間はかかりますが、

この世界を本格的に救えるのは、

日本人しかいないと私は思うのです。」 (191頁)

日本人は世界の有識者から高く評価されています。

そして、期待されています。

ウエルビーイング分野の第一人者であるディーパック・チョプラ博士は、著書 

『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法』 
(訳・解説 渡邊愛子 フォレスト出版) 

の中で、

日本への期待を次のように述べています。 (1頁〜2頁)

「 私は1980年代後半に、

企業幹部の方々や、

一般の大勢の人々に瞑想をお教えするために何度か日本を訪れたものでした。

その際、

世界中の人々がみな似通っていて、

同じような熱望や憧れ、

特徴を持っている中で、

日本文化にだけは何か特有なものを感じていました。

それは座禅・武士道などといった古来の知恵や伝統と、

現代の科学技術における華々しい成果との絶妙な組み合わせでした。

(中略)

日本には先のような古来の文化に基づいた知恵があります。

それが媒体や娯楽、書籍、

情報技術などの現代技術と組み合わされば、

高い意識を持った人々の数を増大させて、

クリティカルマス(物事が劇的に広がり、定着するために必要な最低人数)に達し、

世界中を癒すことができるはずです。

(中略)

日本はすでに技術において世界をリードし、

最前線にいますが、

意識の面においても、

人類を知恵に基づいた文明の惑星へと導く指導的役割を果たすことになるでしょう。」

日本人に熱い期待を抱いているのはチョプラ博士だけではありません。

バイオテクノロジーの世界的権威である元筑波大学名誉教授の村上和雄博士(1936〜2021)は、著書 

『アホは神の望み』 
(サンマーク出版)

の中で、

法王ダライ・ラマ十四世が日本に期待している旨を次のように述べています。(168頁〜170頁)

「 そのダライ・ラマ法王が私の手を握って、

こういったことがあります。

『二十一世紀は日本の出番ですよ』。

日本の何が出番かといえば、

高い経済力や科学技術力をもちながら、

欧米のように自然を敵対や克服の対象とはせず、

むしろ自然を敬い、

その中に溶け込むようにして自然とともに何千年も暮らしてきた日本人のおだやかで調和的な精神や文化。

それこそが、

この混乱と不安に満ちた世界に必要だと法王はいうのです。

(中略)

そんな日本こそがこれからの世界にもっともっと貢献して、

世界に役立ち、

世界を助け、

世界とともに喜ぶような国になってほしい

――その思いを法王は 

『出番だ』 

と表現したのだと思います。」

一般財団法人 育生会横浜病院 院長の長堀 優博士は、著書

『いざ、霊性の時代へ 〜日本が導くアセンションへの道〜』 (でくのぼう出版) 

の中で、

世界を導く鍵は霊性復活と自然回帰だとして、

次のように述べています。 
(265頁)

「 新型コロナウィルス感染を契機とする全世界の大掃除と建て替えは、

天の揺るがぬ意思であるのでしょう。

霊性復活と自然回帰という今回のパラダイムシフトにおける日本人の役割はたいへんに重要です。

アセンションへの道は、

日本人が拓き、

そして導くのです。

もう後戻りはできません。

新しい社会の実現は、

ひとえに私たちが希望を共有できるかにかかっています。

私たちは、

子どもや孫たちの世代のためにも、

希望を胸に、

強い覚悟をもって前に進しかないのです。」

日本が世界を導く鍵は、

『霊性の復活』 

と 

『自然回帰』 

です。

自己意識を向上させ、

自然を崇拝し、

愛し、

感謝しましょう。

私たち日本人が世界を導きましょう。

ということで結論はこうなります。

(結論)
『世界平和』と『人類の幸福』 の実現は、私たち日本人が主導します。
『日本人よ、立ち上がれ!』

『いま、拠ってたつべき “日本の精神” 武士道』
(著者 新渡戸稲造 訳者 岬龍一郎PHP文庫)
https://amzn.to/3r0UyTI

『国家の品格』
(著者 藤原正彦 新潮新書)
https://amzn.to/3JuvZoF

『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 渡邊愛子 フォレスト出版)
https://amzn.to/3XnjFMI

『アホは神の望み』
(著者 村上和雄 サンマーク出版)
https://amzn.to/3CLWyBX

『いざ、霊性の時代へ〜日本が導くアセンションへの道〜』
(著者 長堀優 でくのぼう出版)
https://amzn.to/46lQ61Y
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【人生の意味・目的】

【人生の意味・人生の目的】

人間(human being)としての人生の意味・目的は、ズバリ三つです。

@ 楽しむこと

A 自己意識の進化・向上

B 『世界平和』と『人類の幸福』の実現に微力ながら貢献すること 

@について。

アーノルド・パテント氏は、

人生の目的は

『楽しむこと』

だと明言しています。
                      
瀬戸内寂聴さんやチョプラ博士は、

人生の目的の一つは幸せになることだと語っています。

幸せになるためには、

何よりも楽しむことが大切です。

楽しんだ人だけが幸せになります。

個性を発揮して、

大いに人生を楽しみましょう。

Aについて。

人間も宇宙も、本質は意識です。

生物の進化、

人類の進歩、

精神文化の進展、

物質文明の発展を見ても明らかなように、

宇宙意識は常に進化・向上しています。

私たちは

『宇宙意識の進化・向上に順応すること』

が大切です。

中村天風師は、著書 

『運命を拓く 天風瞑想録』 (講談社文庫) 

の中でこう述べています。 
(132頁)

「 哲学的にいうなら、

あなた方の自我の中には、

造物主の無限の属性が、

宿っている。

それは、

自分および人の世のために、

その尊いものを善用して、

この世に生まれた人間達の幸福を増進し、

進化と向上とを現実化させようとする、

造物主の意図に他ならないのである。」

  
端的に言えば、

『人生の目的は自己意識を進化・向上させることである』 

ということです。

それにより、

精神文化・物質文明の進展に寄与することもできます。

つまり、

クリエイティブな仕事を成し遂げることができます。

自己意識の進化・向上を具体的に言えば、

知識を吸収し、

知恵をつけ、

知性を磨き、

感情と愛情を豊かにし、

情操を高め、

意志を強くし、

高尚なる意思を持ち、

学習意欲・向上心を培うことです。

Bについて。

私たちは本来ひとつです。

ワンネスです。

私たちが目指すべきものは、

分離意識ではなくて統合意識です。

つまり、

争ったり、

競い合ったりすることではなくて、

教え合ったり、

助け合ったりすることです。

協力、共存、共栄です。

自分一人が幸せになれば良いというものではありません。

人類全体の幸福を実現させることが目標です。

私たちは微力ではありますが、

健気に努めましょう。

スピリット(being human:人間を経験している魂)としての目的は、

悟りを開くことです。

煩悩を解脱して、

涅槃寂静の境地に達することです。

つまり、

現世の苦悩から解放されて絶対自由の境地に到達することです。

アンドリュー・ニューバーグ医学博士(トーマス・ジェファーソン大学教授)は、

マーク・ロバート・ウォルドマン氏(神学校のホルムズ研究所の教員)との共著、

「『悟り』 はあなたの脳をどのように変えるのか 脳科学で 『悟り』 を解明する!」 
(エリコ・ロウ=訳 ナチュラルスピリット) 

の中で、

『悟り』 について次のように述べています。

「 悟りには人の現実認識を抜本的に変革するという独特の要素がある。

われわれが行なったさまざまな脳の研究結果が示すように、

悟りは脳に恒久的な変化をもたらし、

世界やそこに住む自分たち自身に対する見方も劇的に変わる。

古びた信条は消え去り、

新しい信条が形成される。

そして新たな価値観がその人の個人的な人間関係や仕事に活かされるようになる。

意識が変わり、

現実も違ってみえてくる。

生き生きと感じられるようになり、

心配ごともあまり執着しなくなり、

より楽観的に未来を見られるようになる。

困難な問題を解決する能力も増大する。」
 (279頁)

「 ワンネス、明瞭さ、自己変革といった内なる体験を誰かが語るのを見聞きしているときには、

同様の体験をコントロールしているあなたの脳の部位も刺激されている。

つまり、

他人の悟りの物語に深く耳を傾ければ、

あなたも悟りを体験しやすくなる。

そして、

次にはあなたが自分の体験談で、

他人が意識や気づきを深める役に立つのだ。

(中略)

人の脳は悟りが開けるようにできている。

その過程をスタートさせる鍵となるのが、

悟りへの道を照らしてくれるような信条、

人生体験と精神修行の適切な組み合わせだ。

悟りはすべての人類に与えられるギフトだ。

その素地は人のからだと脳に備わっていて、

誰ものなかで解放されることを待っている。」 (285頁)

『悟れば一瞬にして幸来る』

悟れば、

絶対自由・絶対幸福の境地に到達することができます。

『言うは易く行うは難し』 

で簡単ではありませんが、

スピリットが目指しているものは

統一意識(宇宙意識と一体になること)

なのでお互い精進しましょう。

ディーパック・チョプラ博士は人生の目的について、著書 

『ゆだねるということ(下)』 (住友進=訳 サンマーク文庫)

の中で次のように述べています。

「 人生を自分の内面と外面で発生する一連の出来事としてとらえることもできますが、

同時にこれらの出来事が相互に影響を及ぼしあい、

スピリチュアルなものと関連していると考えることもできます。

こう考えると人生は、

この世で特別に自分に与えられた才能を、

大勢の人のために役立てるチャンスの場だと見なせるようになるでしょう。

それが 

『なぜ、わたしはここにいるのか?』 

という質問に対するひとつの答えとなります。

自分の人生の目的を明らかにできれば、

自分の意思に気持ちを集中できるでしょう。」 (35頁)                    

「 あなたの意思は心臓のなかからぽんと飛び出し、

宇宙という広大な意識の海全体にさざなみを立てていると思いなさい。
(このイメージを抱くとき “san kalpa: サン・カルパ” と唱えてください)

あなたの意思は、

生態系全体とのバランスを保ちながら、

宇宙の無限の活動の指揮をとっていると思いなさい。
(san kalpa)

あなたの意思は、

病気になったすべての人を癒す力があると思いなさい。
(san kalpa)

あなたの意思は、

悲しんでいる人を喜ばせたり笑わせたりする力があると思いなさい。
(san kalpa)

あなたは失敗した人を、

成功に導いてあげられると思いなさい。
(san kalpa)

あなたは弱者だと思っている人や、

恐怖を抱いている人の力になってあげられると思いなさい。
(san kalpa)

あなたは絶望している人に、

希望の火を灯してあげられると思いなさい。
(san kalpa)

(中略)

あなたが抱く思考、

口にする言葉、

そして実行する行為のすべてが、

この世の中に利益をもたらすものだと思いなさい。

(san kalpa) 」 (80頁〜82頁)

さらに、チョプラ博士は、著書

『富と成功をもたらす7つの法則』 
(渡邊愛子=訳 角川文庫) 

の中で、

究極の目的についてこう述べています。 (119頁)

「 誰にも人生の目的があります。

その目的とは、

それぞれもって生まれた独自の素質や特別な才能を他の人たちに与えることです。

そして、

私たちが自分の独自の才能を他の人たちへの奉仕と混ぜ合わせたとき、

私たちは、

すべての目的のうちの究極の目的である、

自分のスピリットのエクスタシーと歓喜を経験するのです。」

私たちは、

時々スピリチュアルな経験をする人間という存在ではなくて、

時々『人』の経験をするスピリチュアルな存在です。

究極の目的である、

自分のスピリットのエクスタシーと歓喜を経験しましょう。

悟りを開きましょう!

ということで結論はこうなります。

(結論)
@ 天性を発揮して人生を楽しむ。

A 自己意識を進化・向上させクリエイティブな仕事をする。

B 世界平和と人類の幸福の実現に微力ながら貢献する。

C 悟りを開く。

『運命を拓く 天風瞑想録』
(著者 中村天風 講談社文庫)
https://amzn.to/44fozh1

「『悟り』はあなたの脳をどのように変えるのか 脳科学で『悟り』を解明する!」
(著者アンドリュー・ニューバーグ&マーク・ロバート・ウォルドマン 訳者 エリコ・ロウ ナチュラルスピリット)
https://amzn.to/3CKzALl

『ゆだねるということ(下)』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
https://amzn.to/3Pvcv7e

『富と成功をもたらす7つの法則』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 渡邊愛子 角川文庫)
https://amzn.to/3PpPUZG
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