美味しいワインとお酒の酔いどれ日誌

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皆さんご存知のように、ワインはブドウジュースのみで作るお酒です。
他のお酒のようにお水などは入っていません。
葡萄を育てて、ジュースを絞って、発酵させて作るお酒です。

ただし、品質の安定や常時定量生産するためには、葡萄を育てるために農薬を使ったり、酸化による劣化を防ぐのに酸化防止剤を使ったりと、人間の知恵も必要ですね。

自然派にも様々なワインがあります。
無農薬や減農薬、酸化防止剤不使用な物や微量に添加した物、フィルターをかけてないものなどが代表的な物だと思います。
なるだけ自然に近い状態で栽培された葡萄を使って造ったワインを大まかに自然派と呼びます。
これっ！て言う決まりがないのが現状です。
いろいろな国で生産されているため、なかなかの決め事を作るのが難しいんでしょうね。

収穫時の月の満ち欠けにまで気を使う変態的な生産者もいますし、生産者も様々です。
むかし日本で流行った地酒ブームに似ているのかも知れませんね〜
小さな生産者を見つけて、お〜これはスゴいぞ的なノリもあるような気がします。

昔から有名な生産者(ボルドーのような大規模生産者ではない人達)は、限りなく自然に近い形でワインを作ってきたと思いますし、今でもより気を使って葡萄を育てて、ワインを作っていると思います。
自然に近い分、良い菌、悪い菌、雑菌も多いだろうし、衛生面には最大限の注意を払っているはずです。

この頃よく市場で見かけるのは、フランスのロワールや、ラングドック、プロバンスの物が多いようです。
ブルゴーニュや、コート・デュ・ローヌにも沢山あります。

ロワールや、ラングドック、プロバンスのワインの味わいは、優しい口当たりで、ツンツンしたところがありません、ちょっとドライであまいブドウジュースのようです。




新しい生産者やブランド、果実味に溢れた新しい味わいを探すのもとても楽しい事ですが、なるべく安定した評判の生産者のワインを選んだほうが、良いのではと思います(^^)
新しい自然派ワインへのチャレンジは、リーズナブルなワインから始めてみたらいいかもです。

フィリップ・シャルロパン・パリゾ



ブルゴーニュの優良生産者の1人です。
故アンリ・ジャイエに師事しています。
リュット・レゾネ(減農薬栽培)で、驚くほど果実の凝縮感のある、香り高いワインをジュヴレ・シャンベルタン村で作っています。
上位のワインは、少し古目のものがあれば、とても美味しいブルゴーニュの体験が出来ると思います。



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ワインは作り手によって出来、不出来が大きく変わります。
その年のブドウの作柄によっても大きく左右されます。

ワイン選びのギャンブル性、それも魅力の１つになっていますし、同じランクのワインだけれども生産者によって価格も全然違います！
ピノノワールは栽培が難しい品種なので特に作り手の技量が正直にワインに出ます
濃いピノノワールが好きな方、薄いピノノワールが好きな方、渋いピノノワールが好きな方、熟成したピノノワールが好きな方と好みも千差万別であって良いと思います。

良い生産者を見つけるのも、ワイン選びの楽しみ方の１つです。
気に入った生産者が見つかるといろいろと掘り下げていくことも可能ですし、探すことが楽しくなります。
不思議なもので、1人の生産者のラベルが見分けられるようになると、他のものまで見えてきます。
ワイン選びが、ますますたのしくなります。

フランス ブルゴーニュのネゴシアン(ワインを取扱う酒商 自分のブランドで販売する)で

ルモワスネ・ペール・エ・フィス

と言う、有名なワイン商があります。
熟成にこだわり、自社の熟成庫に膨大なワインを保存、保管して、澱引きやリコルクを行い、飲み頃になったら出荷するといった凝りようです！
ワインは熟成していても若々しく綺麗な酸と香りのバランスが良い物が多いです。
お気に入りになれば、種類も豊富ですし、白ワインも秀逸ですし、探す楽しみが大いに増えるかと思います(^^)
熟成庫の中で静かに保管され、輸送や移動のストレスなく穏やかに熟成を重ねたワインは、こんな感じなんじゃないか〜と思ったりします。






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日本のウイスキーが、年々評価が高くなっていっています。
世界の品評会で賞を受賞して、認知度が上がり、生産が間に合わない物まで出てきているようです。

サントリーのハイボール戦略や、NHKの朝ドラ「まっさん」などの好影響もあるようです。
ウイスキーも日本での生産が軌道にのるまで長い年月がかかりました。
今、日本のワインもがんばって良い物を創り出しているようです。これから、ますます美味しいワイン作りが進んで行く事でしょう。

ワインの後に、ウイスキーを飲む機会も多くあります。
サントリーの山崎や白州、ニッカの余市や宮城峡などが代表的なジャパニーズモルトです。
ロックや水割り、ハイボールなどでいただくと美味しい時間を過ごす事が出来ます。
葉巻など一緒に楽しむのも、素敵な時間の使い方だと思います(^^)


日本でウイスキーが売れない時期に原酒を作ってない期間が10年近くあって、今の出荷規制の原因の１つになっているようです。
ウイスキーは、仕込みに長い時間がかかるお酒です。
自然の力を享受してできる、自然の賜物です。
ワインと同じで、人の力と自然の力が一緒になってできる、とても贅沢な逸品です。
自然の恵みに感謝して、今日も美味しいお酒をいただきます…(^.^)

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残暑がきびしい博多ですが、少しずつ秋が近ずいてきてるような印象です。
朝晩は若干涼しくなってきて、赤ワインの美味しい季節の始まりですね。

夏の暑い盛りには、きりっと冷えた白ワインやスパークリングワインを飲みたくなるのは当然で、暑い時に常温で赤ワインをっていうのは、身体が求める感覚とすればちょっと無理があるのかもしれませんね。

秋は涼しくて過ごしやすくなって食材も美味しくなって、ワイン好きや食いしん坊には嬉しい季節です。

ブルゴーニュの名門に、「グロ一族」があります。
ヴォーヌ・ロマネの一流ドメーヌです。
香り高い、繊細な美味しいブルゴーニュワインを沢山作ってます。

アンヌ・グロを筆頭に、AF・グロ 、ミッシェル・グロ 、グロ・フレール・エ・セールと続きます。
「Gros」の文字を見かけたら、１度お試しください。若いうちはチャーミングなサクランボと言った印象ですが、力を発揮してきたら妖艶な姿を魅せてくれます。
アンヌ・グロは、生産量も少なくて希少ですが、AF・グロ、ミッシェル・グロは比較的手に入りやすいワインです。

特にミッシェル・グロのワインは、価格的にもこなれているものが多いのでオススメです！











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沢山の種類のチーズがあります。
ワインとチーズは相性の良いものもありますし、悪いものもあります。
よい組み合わせは、お互いを引き立てあい、とても幸せな時間を提供してくれます。

フレッシュチーズや優しい白カビチーズは、白ワインや軽めの赤ワインと相性がよいですね。
フレッシュチーズの代表といえば「ブルサン」ニンニク入りや、胡椒の入ったもの、ハーブ入りなど、様々な種類があります。
白カビチーズの代表といえば「カマンベール」や「ブリー」、ただ熟成した白カビチーズには熟成したワインの方が合いそうです。

山羊乳のチーズには、ロワールの「ソーヴィニヨンブラン」が、とてもよく合います。
山羊乳独特な風味とソーヴィニヨンブランの若草の香りがよい感じでマッチアップします。

青カビチーズには、甘口の熟成した白ワインや熟成したボルドーの赤ワインに合います。
あまりにも匂いが強烈で、舌が痺れるくらいのチーズは、ワインの香りや味わいを消してしまうので注意が必要です。

若いウォッシュチーズなどはピノノワールに合います。が、熟成ウォッシュチーズは、熟成したワインでしか相手にならない様な気がします。

硬質タイプの「コンテ」や、「ミモレット」などが、赤ワインの種類など選ばずに上手に相手してくれます。

でも、1番のマリアージュは、自分の気に入ったワインとチーズを楽しい会話とともにいただく事だと思います(^^)

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ブルゴーニュワインは美味しい！
ジョルジュ・リニエのヴォルネイは、熟したベリーの香りとバニラ香、少し沈んだ感じのルビー色で、ドライだけれどほのかに甘い乳酸を感じれるような美味しいワインでした(^^)
美味しいブルゴーニュワインに出会うと幸せな気分に浸れます…
ピノノワールの魅力って事ですか
ただ、あのコルクはいただけんな〜 だだの個体差であった事を祈ります^^;

ヴォルネイは、コート・ド・ボーヌの優良な村で、よい生産者が沢山います。
ブルゴーニュの中では繊細で女性的と表現される、優しい酸と絹のような喉ごしが特徴のワインです！

ヴォルネイ・クロ・ド・ラ・プス・ドール

プス・ドールの単独所有畑。10年くらい経ったものがあれば…






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きのう抜栓に失敗したワインを、今晩いただこう思います。
コルクがボロボロになって、かなり悲惨な状態でしたが、なんとか、尖ったアイスピックやらでコルクを取り除いて、セラーで一晩保存しました。
1日経っているので、若干香りはとんでるかもしれませんが、強いワインなのできっと大丈夫！
美味しかったらいいな~
でも、ブルゴーニュのワインはなかなか難しいので、あまり期待はせずにおろおと思います。


美味しかったらご報告を…(^^)



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ワインの抜栓中にコルクが折れたりする事があります。
コルクが乾燥していたり、古めのワインのコルクで起こる事が、ままあります。
そんな時は、コルクを押し込んでワインの中に落として、その後、茶漉しなどで除去するのが一般的なようです。
あんまりカッコ良くないので、抜栓の時は気をつけましょう〜
昨日、2006ヴィンテージのヴォルネイのコルクが折れて大変でした…^^;
コルクがまったく上がらず、ボロボロに… いろいろ試してみましたが結局のところ、ワインの交換とゆう不名誉な結末になりました。
前回お話しした ワインのコルク抜きスクリュープルはオススメです！最初から使っとけば良かったな〜と後悔先に立たずな出来事でした。

コルクに代わって樹脂製のコルク風キャップや、金属製やプラスチック製スクリューキャップの物も増えてきました。
衛生面や、コストを考えての事なのでしょうが…
ただ、今のところは安価なワインに多いようです。
新世界(もはや死語に 近いかも…)のワインには良く使われてきてるように思います。たまに上等な物にも…
上手く抜栓出来るかなとか、途中でコルクが折れないかなとかのストレスとは無縁です。
時代なのかも知れません。 自然の産物のコルク(ポルトガル産が多い)と共存できれば良いですね。









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ブルゴーニュワインを選ぶのは楽しい事ですが、どれを選んでよいか悩む事も大いにあります。
品質的に安定していて、価格もそれほど高くなくて、味や香りも十分満足出来るような優良なワインがあったら嬉しいですね。
コート・ドールの真ん中辺りのサヴィニーレボーヌのワイン。
酸の穏やかな、ふくらみのある喉ごし、ちょっとだけ土の香りがするような優しいワインが多いです。

ドメーヌ・トロ・ボー サヴィニーレボーヌ

ショレイレ・ボーヌにある優秀な生産者でファンも多いドメーヌです。
ワインは、飲み口の優しい穏やかなタイプが多いです。

このドメーヌ・トロ・ボーは、少量ですが白ワインも作っていて、高い評価を受けています。
なんせ生産量が極端に少ないので、見かけたら即ゲットの価値ある逸品だと思います！
ドメーヌ・トロ・ボーの幻ワイン グランクリュ コルトン・シャルルマーニュを感じる事が出来るはずです(^_^)

ワインは熟成して美味しくなる物もあります。
リリースされて、すぐに飲んだ方がいいワインもありますが、熟成と云う言葉に多いに魅力を感じます。
熟成したピノノワールのワインの特徴は、酸味がまろやかになって、香りが複雑化する事だと思います。
言い換えれば飲みやすくなって、なんじゃこりゃ！みたいな香りがします。

昔ながらの作り方をしているブルゴーニュの優良生産者 ミッシェル・ゴヌー
ブドウの収穫からワインの出荷までの期間が、普通のワインよりも長い事もあって、市場に出てくるものが、すでに10年選手ってくらいの物が沢山あります。熟成したワインは美味しいですよ〜を体験するにはうってつけだと思います。

ドメーヌ・ミッシェル・ゴヌー ポマール プリミエクリュ グラン ゼプノ

リリースしたての頃は、タンニンが強くて、香りも閉じている感じですが、10年〜15年くらい経っているものは、酸味の角が取れて、熟成に伴うブーケ(土の香りやなめし皮とかの艶めかしい香り)を感じる事が出来ます。
飲み頃の時期を的確に捉える事は、なかなか難しいです。が、当たった時の感動は計り知れません。
ブルゴーニュのピノノワールの楽しさを機会があれば是非感じてみてください！