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2020年10月26日

還元:酸素は浮気モノ!!

こんにちは、YOSHIOです。
今回は化学変化の3回目、還元のポイントです。
1回目の化合・2回目の酸化と違い、
今回は物質が分かれる反応についてまとめていきます。


まずは復習から。
還元とは、酸化物から酸素を切り離す反応です。
重要ポイントは、酸化物が必要であることです。

では、いつものように例を扱っていきますね。


例)酸化銅と炭素粉末の混合物を加熱すると、
銅と二酸化炭素ができる。


henka6.jpg

(1) 物質を化学式に
反応したもの酸化銅:CuO  炭素:C
発生したもの銅:Cu  二酸化炭素:CO


酸化銅CuO銅Cu へ、
炭素 C から 二酸化炭素 CO へ、
酸素は銅から炭素へ心変わりを起こしています。
(なので、タイトルを「酸素は浮気モノ!!」としました…。)


(2) 化学反応式
CuOC2 → CuCO

酸化銅CuOと銅Cuの前に2を付けて数合わせします。


(3) 反応のポイント
酸化銅は酸素を切り離して銅になりますが、
上図にもあるように、
黒い酸化銅から、赤い銅へ変化します。
物質名・化学式・色をセットに覚えることを
おすすめします。


(4) 他のポイント
注意しておきたいポイントは、二酸化炭素の調べ方です。
確実に覚えておきたい方法は、
石灰水に入れて混ぜると白く濁るです。

あとは、二酸化炭素は空気より重たい気体なので、
下方置換または水上置換で集めます。
二酸化炭素のポイントとして覚えておくようにしましょう。



では、還元のポイントは3つ。
@ 還元とは、酸化物から酸素を切り離す反応
A 燃焼は、光や熱を発して酸化する化学変化
B 酸化銅は、銅は



物質が銅とマグネシウムが異なるだけで、
共通点が多い酸化をまとめてみました。

…が、マグネシウムは、
燃焼という激しい反応・酸化物が白色
というテストに出やすいポイントがあったので、
押さえ間違いがないように覚えてくださいね。

特徴の違いに注意しながら、
化学変化・酸化、頑張ってみませんか?


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YOSHIO
15年近く塾などで勉強を教えてきて身に付けたことを、 ブログを通して伝えられたらと思い、投稿を始めてみました。 主に苦手な子が多い中学理科を基本から分かりやすく、ポイントを伝えていけるよう勧めていきたいと思っています。
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