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posted by fanblog

2020年10月28日

分解:熱や電気で物質を分けてしまおう!Part.2

こんにちは、YOSHIOです。
今回は化学変化の5回目、分解のポイントPart.2です。
前回Part.1は、酸化銀の加熱分解でした。


今回はPart.2として、
(2) 水の電気分解
です。

例)水を電気分解することで、水素と酸素が得られる。

henka8.jpg

(1) 物質を化学式に
反応したもの水:HO
発生したもの水素:H  酸素:O


(2) 化学反応式
HO → HO
水 HO と水素 H の前に2を付けて数合わせします。

化学式から考えた時に、
HO が、H と O に分かれると考える方が
楽かもしれません。


(3) 反応のポイント
今回のように、物質に電気を流すことで物質を分ける方法を、
電気分解と言います。



(4) 他のポイント
注意すべきポイントは2つあります。

1つ目は、水素と酸素の発生する体積の違いです。
上図からも分かるように、
水素の方が酸素よりも発生する体積が多いです。
そこで、覚えておきたいポイントは、
水素の体積は、酸素の体積の2倍発生することです。


2つ目は、隠れたポイントですが、、、
水に電気が通りやすいよう、
少量の水酸化ナトリウムが加えられていることです。

テストなどでは、
・電流が通りやすいよう加えられている物質は何か?
・水に少量の水酸化ナトリウムが加えられている理由を述べよ。

のような問題が出題されることがあります。

答えとしては、
・加える物質:水酸化ナトリウム
・加える理由:電流を流しやすくするため
です。

※ ただし、水酸化ナトリウムの代わりに、
塩酸を使う場合もあります。
教科書等で確認してみてくださいね。



では、水の電気分解のポイントを3つ。
@ 電気分解とは、電気を流して物質を分ける方法
A 発生する水素の体積は、酸素の体積の2倍
B 少量の水酸化ナトリウムで電気を流しやすくする



一見、水の電気分解は地味ですが、
隠れたポイントを出題されることが多いです。
物質名・記述問題のポイントにもつながるので、
化学式・化学反応式と合わせて
確認しておくと良いでしょう。

隠れたポイントを見逃さずに、
水の電気分解、頑張ってみませんか?


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YOSHIO
15年近く塾などで勉強を教えてきて身に付けたことを、 ブログを通して伝えられたらと思い、投稿を始めてみました。 主に苦手な子が多い中学理科を基本から分かりやすく、ポイントを伝えていけるよう勧めていきたいと思っています。
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