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2020年10月29日
分解:熱や電気で物質を分けてしまおう!Part.3
こんにちは、YOSHIOです。
今回は化学変化の6回目、分解のポイントPart.3です。
今回で化学変化・分解はラストです。
…ただ、ラストだけあってかなりの強敵なので、
もうひと踏ん張り、頑張りましょうね。
今回はPart.3として、
(3) 炭酸水素ナトリウムの加熱分解
です。
例)炭酸水素ナトリウムを加熱すると、
炭酸水素ナトリウム、二酸化炭素、水に分解される。
(1) 物質を化学式に
・反応するもの … 炭酸水素ナトリウム:NaHCO3
・発生するもの … 炭酸ナトリウム:Na2CO3
水:H2O
二酸化炭素:CO2
面倒なことをつぶやくと、
炭酸水素ナトリウム と 炭酸ナトリウムが
本当に紛らわしいです。
…誰がこんな間違いやすい化学式を考えたのでしょうか…。
覚え間違い・慌てて書き間違いをしないように、
注意して覚えましょう。
(2) 化学反応式
2NaHCO3 → Na2CO3 + H2O + CO2
炭酸水素ナトリウム NaHCO3 の前に
2を付けて数合わせします。
(3) 反応のポイント
化学反応の最難関だけあって、
反応のポイントは今までの中で一番深く、
注意したい反応のポイントは2つです。
1つ目は、発生するものに注目すると、
固体・液体・気体の物質がそれぞれあることです。
固体 … 炭酸水素ナトリウム
液体 … 水
気体 … 二酸化炭素
固体以外は理科で馴染みがある物質ですが、
共通点を見つけにくい、嫌な組み合わせです…。
2つ目は、上図を見た時の試験管の口を
少し下げていることです。
これは、加熱分解で発生した水が
加熱部分に水が流れて試験管が割れてしまうのを防ぐためです。
記述問題で出題されることがあるので、
チェックしておくことをおすすめします。
(4) 他のポイント
(3)反応のポイントと同様に一番深いですが、
テストでも注意したいポイントが2つあります。
1つ目は、試験管内に発生した水の調べ方です。
調べる方法は、塩化コバルト紙をを使用します。
塩化コバルト紙は、水を付けることで、
青色から赤色または桃色に変化します。
※色については、教科書や先生の指示に
従うのが良いでしょう。
2つ目は、反応前の炭酸水素ナトリウムと、
反応後の炭酸ナトリウムについてです。
実は、この2つの物質に大きな違いはなく、
・水溶液はアルカリ性である
・白い固体である
という共通点があります。
ただ、
フェノールフタレイン溶液を使用すると、
・炭酸水素ナトリウムは、薄いピンク
・炭酸ナトリウムは、濃いピンク
と濃さの違いが出ることは区別しておく必要があります。
では、炭酸水素ナトリウムの加熱分解のポイントは3つ。
@ 紛らわしい化学式に要注意
A 水の調べ方は塩化コバルト紙で赤色変化
B 炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムは共通点が多い
…恐らく、今回は内容が盛りだくさんだったので、
読みづらい部分多かったと思います。。。
6回に渡って、化合・酸化・還元・分解
を扱ってきました。
覚えることをチェックしやすいツールを、
次回以降のブログでアップできればと考えています。
大容量のPart.3にお付き合いくださり、
本当にありがとうございます!
前回までの化学反応がごちゃ混ぜにならないように、
炭酸水素ナトリウムの加熱分解、頑張ってみませんか?
≪コメント記入≫
感想や質問など、気軽にコメントしてOKです。
・お名前:ペンネームでOK
・コメント
を記入するだけで構いませんからね。
今回は化学変化の6回目、分解のポイントPart.3です。
今回で化学変化・分解はラストです。
…ただ、ラストだけあってかなりの強敵なので、
もうひと踏ん張り、頑張りましょうね。
今回はPart.3として、
(3) 炭酸水素ナトリウムの加熱分解
です。
例)炭酸水素ナトリウムを加熱すると、
炭酸水素ナトリウム、二酸化炭素、水に分解される。
(1) 物質を化学式に
・反応するもの … 炭酸水素ナトリウム:NaHCO3
・発生するもの … 炭酸ナトリウム:Na2CO3
水:H2O
二酸化炭素:CO2
面倒なことをつぶやくと、
炭酸水素ナトリウム と 炭酸ナトリウムが
本当に紛らわしいです。
…誰がこんな間違いやすい化学式を考えたのでしょうか…。
覚え間違い・慌てて書き間違いをしないように、
注意して覚えましょう。
(2) 化学反応式
2NaHCO3 → Na2CO3 + H2O + CO2
炭酸水素ナトリウム NaHCO3 の前に
2を付けて数合わせします。
(3) 反応のポイント
化学反応の最難関だけあって、
反応のポイントは今までの中で一番深く、
注意したい反応のポイントは2つです。
1つ目は、発生するものに注目すると、
固体・液体・気体の物質がそれぞれあることです。
固体 … 炭酸水素ナトリウム
液体 … 水
気体 … 二酸化炭素
固体以外は理科で馴染みがある物質ですが、
共通点を見つけにくい、嫌な組み合わせです…。
2つ目は、上図を見た時の試験管の口を
少し下げていることです。
これは、加熱分解で発生した水が
加熱部分に水が流れて試験管が割れてしまうのを防ぐためです。
記述問題で出題されることがあるので、
チェックしておくことをおすすめします。
(4) 他のポイント
(3)反応のポイントと同様に一番深いですが、
テストでも注意したいポイントが2つあります。
1つ目は、試験管内に発生した水の調べ方です。
調べる方法は、塩化コバルト紙をを使用します。
塩化コバルト紙は、水を付けることで、
青色から赤色または桃色に変化します。
※色については、教科書や先生の指示に
従うのが良いでしょう。
2つ目は、反応前の炭酸水素ナトリウムと、
反応後の炭酸ナトリウムについてです。
実は、この2つの物質に大きな違いはなく、
・水溶液はアルカリ性である
・白い固体である
という共通点があります。
ただ、
フェノールフタレイン溶液を使用すると、
・炭酸水素ナトリウムは、薄いピンク
・炭酸ナトリウムは、濃いピンク
と濃さの違いが出ることは区別しておく必要があります。
では、炭酸水素ナトリウムの加熱分解のポイントは3つ。
@ 紛らわしい化学式に要注意
A 水の調べ方は塩化コバルト紙で赤色変化
B 炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムは共通点が多い
…恐らく、今回は内容が盛りだくさんだったので、
読みづらい部分多かったと思います。。。
6回に渡って、化合・酸化・還元・分解
を扱ってきました。
覚えることをチェックしやすいツールを、
次回以降のブログでアップできればと考えています。
大容量のPart.3にお付き合いくださり、
本当にありがとうございます!
前回までの化学反応がごちゃ混ぜにならないように、
炭酸水素ナトリウムの加熱分解、頑張ってみませんか?
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