2019年04月21日
洗練されてるなあ!崎谷健次郎「夏のポラロイド」
1987年。
崎谷健次郎さんのファーストアルバムに収録されている「夏のポラロイド」
ギターのカッティングとキーボードが夏の空気を、このうえなく醸し出しています。
洗練されてるなあ。
と感じるのです。
いまも音楽の素晴らしさは色あせるどころか、聴くたびに新鮮な気になります。
音楽に対する「感じ方」が、季節や年齢によって異なるのかもしれません。
あるいは、星のめぐりあわせのように、占星術的に相性が良くなるタイミングがあったりするのかもしれません。
久しぶりに聴いて、あわぁうわぁうわぁと喜んでいるところ。
1987年の春にリリースされたファーストアルバム「DIFFERENCE」は、最高傑作。
いえ、この二年後にリリースされる「Kiss of LIfe」も最高傑作なので、もはや『最高!』を連発するしかないのです。
1987年の私は、夏を満喫していました。
今、思い出すと、はっきりわかります。
なぜならば、翌年の1988年は、やたらと雨が多くて、晴れていた印象が、ほとんどないからです。
1987年の夏も雨は降っていましたが、富士山に登山して雲の上の山頂を満喫しましたし、伊豆の巨大な砂浜を目の当たりにして驚愕していたので、わりかし「夏最高」モードだったんですよね。
いつも音楽を携帯していたわけではないのですが、いま記憶をよみがえらせると、当時のことも含めて、いい感じに脳内リミックス状態。頭の中で映像が広がります。
こういう感覚が好きなんだよな、とあらためて気づくのでした。
ヒット曲という意味では、1987年の秋にリリースされた「もう一度夜を止めて」が知られています。
「夏のポラロイド」は、さまざまな意味で「夏」の良いところを総取りしてしまったかのような音と歌詞の世界。
夏の名曲、「ポラロイドの夏」も連想させてしまいます。でも違います。
夏と言えば誰でしょう。山下達郎さんですか、TUBEですか。1987年は、1986オメガトライブや杉山清貴さんに、角松敏生さんなど、夏が似合うアーティストの名曲と名盤が、たくさんあります。
そんななかで、「夏のポラロイド」
じんわりと夏の日差しを思い浮かべながら聴くことのできる名曲です。
日差しを避けて部屋の中で涼みながら聴くのも合います。
アルバム一枚を通して「夏」というよりは、アルバムの中に「夏の曲」が入っている。そんなアーティストの崎谷健次郎さんが自らの歌唱力を披露した、最高にリラックスできる夏の名曲それが「夏のポラロイド」です。
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