大事な初戦を落としてしまいました。
これでアドバンテージ入れて1勝1敗の五分となり、
かなり厳しくなったと言えるでしょう。
CSファイナルはエースを最初に投入できる1位チームが初戦を勝たないと不利になります。
進出した側はファーストステージの投手を2戦目以降に登板させていくので、
相手の投手はどんどんレベルが上がるということになります。
それでは試合を簡単に振り返りましょう。
先発はニールと和田。
ニールは初回にまさかの2失点。
しかし、その後はゴロアウトの普段どおりのピッチングで抑えてくれました。
3回に味方が逆転に成功。
チャンスに強い中村のタイムリーを皮切りに外崎も続きましたね。
この2点を守り切りたいところでしたが、
7回にニールが一発を浴び1点差になったところで降板。
そして8回は平井が登板しましたが、ピンチを作り平良にスイッチ。
平良は松田を三振までは良かったですが、その後に苦しくなりましたね。
この場面ですが、平井を途中で替えたのはCSならではというところでしょう。
結果的には失敗となりました。
ただ、ひとつ言えることは平井は夏場以降はセットアッパーを任せられるほどの成績を残していません。
他にいないので起用されていましたが、3試合に1度は失点しています。
1点差という状況を考えれば平井の起用自体に疑問が残るところ。
短期決戦は状態の良い投手を見極める必要があります。
上り調子であるヒースを使った方が良いのではないだろうか。
また、平井を信頼して送ったのであれば、平良に継投というのも結果論もあるかもしれませんが、
まだ19歳という平良にCSの大事な場面を任すというのはかなりのギャンブルだったでしょう。
ランナー3塁という場面でのリスクがそのまま形にもなりましたね。
平井は9月の防御率が9点台です。
明日以降も平井をこうした場面で使うのであればこのCSはかなりのギャンブルかもしれませんね。
また、1点ビハインドで最終回は榎田が登板しました。
これも疑問の残る継投ではないでしょうか。
今季の榎田はダメダメなので、先発ローテから外れています。
使うのであれば、ロングリリーフもできるような場面。
明日の万が一の登板を考えてもここでの1イニングはもったいないのでは。
その投手を1点差の大事な場面で投入というのはリスクが高すぎます。
ヒースやマーティンをこの場面で使わないのであればどこで使うつもりなのでしょうか。
結局、終盤に失点を増やしてしまいました。
打線に関しては久々を考えればこんなものではないでしょうか。
昨年のように明日は爆発を期待しましょう。
状態が良いメヒアもスタメンで起用されませんでしたね。
調子のよい選手を優先して起用しなければいけないのが短期決戦。
明日の起用にも注目したいですね。
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