【今季成績振り返る】菊池雄星編: 西武ライオンズ応援ブログ

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2017年10月31日

【今季成績振り返る】菊池雄星編

今回は沢村賞を逃した菊池です。

【ニュースレビュー】菊池雄星は沢村賞受賞ならず・・・原因は・・・

今年は岸が抜けた穴を予想以上に埋めるエースとしての活躍をしましたね。

今季の成績は

26試合　防御率　1.97　16勝６敗　187回2/3　217奪三振

最優秀防御率に最多勝と文句なしのタイトル獲得でしたね。

奪三振こそ則本に僅かに及ばずでしたが、充分でしょう。

今年はなんといっても四球の少なさでしょう。

制球が一段とよくなりました。

与四球は49個と一見多いように思えるが、

イニング数を考えると優秀な数字だ。

K/BBという投手の制球力を表す指標があるのだが、

これが菊池は4.43（リーグ４位）と非常に高い。高いほど優秀な投手という数字だ。

ちなみに則本が4.63だ。

また完封を４度達成し、26度の先発で23回QSなのだから、申し分ない。

シーズン終盤には二段モーションを指摘され、厳しい期間もあったが、

それでも翌週にはしっかり修正し結果を出したのだから恐れ入るところだ。

どの数字も優秀なのだが、やはり唯一の汚点はソフトバンク戦の勝ち星がないことだろう。

負け数の６敗のうち、なんと４敗はソフトバンクだ。ちなみに残りの２敗はオリックス。

今年はソフトバンク戦に４度先発しており、いずれも負け投手となっている。

対ソフトバンク戦の防御率はなんと7.97だ。

ソフトバンク戦にもし投げてなければ防御率はなんと1.23と沢村賞をも獲得できたほどだ。

ソフトバンクの積極的な攻撃に見事にやられているようだ。

ただこのへんはソフトバンク戦に滅法弱いとも言われる炭谷との兼ね合いもあるかもしれない。

【コラム】炭谷がいる限りライオンズに優勝はない？！

来季はこれさえ克服すれば、圧倒的な数字を残すことも可能だろう。

それこそ田中やダルビッシュのような数字を残してメジャー挑戦してもらいたいものだ。

打開策のひとつとしてはバッテリーを替えてソフトバンク戦に挑んでみることだろう。

特に森あたりと組んだら面白いと思う。

まずは文句の言わせないフォームをしっかり固めて来シーズンに向かって欲しいですね。

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