sisieoです。
なかなか日本プロ野球は開幕しませんね。
とりあえず来月末頃からの開幕を目指しているとのことですね。
現状はピーク時に比べると、新型コロナはだいぶ終息には向かってるように感じます。
私は仕事で都内へ日々行ってますが、
一時期より、人が増えつつあります。
5月に入って人が相当動いているにも関わらず、
感染者数は減少傾向にあるのですから、気を緩めなければ大丈夫だと感じます。
さて、そんな中、MLBが7月の開幕を目指しているとかで、
あのダルビッシュ氏がSNSにだいぶ怒りのツイートをしているという記事を見ました。
ツイートの方を覗いたのですが、
人として素晴らしい発言をしているなと思う一方でMLB選手としてはどうなんだろうというように感じました。
MLBの選手たちは闘犬とほぼ同じ状況だと思う。
— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) May 14, 2020
リスクのない、お金を儲けたい人たちが外から騒いでいる。
実際に自分や家族を犠牲にして戦うのは選手や現場スタッフ。
クラブハウスとか飛行機とか密どころじゃないからな。
独身、または結婚していても子供がいない人はプレーしたい人多いと思う。
— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) May 14, 2020
ただそういう人たちを英雄的な感じに仕立て上げられると思うし、それにより参加しなかった選手は叩かれる。
それにより理由が「家族の健康への不安」と正当な理由なのにも関わらず後ろ指を差すことが正当化されてしまう。
私はアメリカの新型コロナの現在の状況がどの程度かはそこまで詳しくないため、
開幕の日程などについては状況に応じて、決めるべき人が決めればいいのかなと感じます。
ただ、この一連のツイートを見て不思議に感じたのは、
自分や家族が第一であるというスタンスです。
よくスポーツ選手が「ファンのため」なんて発言がありますが、
ああいうのは言わされてるというか、本当には思っていないことが多いのかなとダルビッシュ氏の発言を見て感じました。
というのはファンがいるから成り立っているものであり、
そういった収入で球団は経営されているわけです。
球団に在籍している限りは、球団やMLBが決めた方針に従うべきです。
野球選手は野球をすることによってお金を得られて生活できているのです。
つまり、野球をすることが家族を守ることにもなります。
年俸6000万円の補償というのも球団で野球をするから貰えるものであるので、
それを拒んで、プレーしないのであれば話は変わってくるでしょう。
また、家族を犠牲にして働いているのは医療従事者はもちろん、
インフラを支えている多くの人々だったりします。
医師は家族にも会えなかったり防護服を着て子供に会うなんてケースもあります。
それは人を守るためです。
インフラではないスポーツに同じことは言えませんが、
少なくても、好きな野球をやりながらお金を貰ってやるわけです。
それなのに、家族を犠牲にするという考えは少し短絡的に感じます。
一時的にでも医師のように家族と会う時間を我慢できないものなのか。
「家族のため」という言葉こそ美談に感じますし、ちょっとカッコよく聞こえますが、
一方で、ポジションに甘んじて幸せで平和な安全な世界に浸っていたいという意味にも取れます。
現在は倒産する企業や経営者の話がちらほら聞こえています。
日本のプロ野球でもこのままでは球団経営が苦しくなり、身売りするなんてチームが出てきてもおかしくありません。
あくまでも野球をすることによって、選手たちは支えられているというのは変えられない事実でもあります。
この1年に賭ける選手もいることでしょう。
日本においては【新型コロナ=死】ということは稀でもありますし、
野球をすることにおいて、感染するリスクは非常に少ないレベルだと感じます。
世の中ではこういう状況でも現場で仕事をしている人は多くいるわけでして、
線引きも非常に難しいところでもあります。
ただ、私なんかは会社が決めたのであれば、その指示に従う必要が出てきます。
それが嫌なら辞めるのもひとつの手でしょう。
そのあたりでちょっとダルビッシュ氏の発言には少し違和感がありましたので記事にしました。
これに関しては賛否両論でしょうし、
正解も不正解もあるものではありません。
ただ、ビジネス的なところで言えば、
何もしない状態からは何も生まれませんよね。。。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image