1ぱち、5スロ… 低貸しで遊ぶユーザーの「負けて当たり前」の心理
️少ないお金で遊べる「低貸し」ユーザーたちの心理は
パチンコ店に掲げられているポスターやのぼりにある「1ぱち(1パチ)」や「5スロ」という文字。
これらは、通常よりも安い料金でパチンコやパチスロが遊べることを意味するもの。
ユーザーはパチンコの場合1玉4円
パチスロはメダル1枚20円
このレートでで店から借りて、それを使って遊技しているが、『1ぱち』であればパチンコ1玉1円、『5スロ』であればメダル1枚5円で借りられるというもの。
当然、景品と交換する際も1玉1円以下、メダル1枚5円以下で計算される。
通常のパチンコ・パチスロよりも少ないお金で遊べる一方で、勝ちも少ないということである。
料金の“レート”は店によって様々で、“0.5ぱち”なんていうものもある。
店内では貸玉料金によってエリアが分かれており、異なる料金のパチンコ玉やメダルを持ち込むことはできない。
“貯玉”という形で預けている出玉については、貸玉料金に合わせた数を引き出すことができる店もある。
例、
“4ぱち”で100玉を獲得して預けていた場合、それを“1ぱち”用の400発として引き出すこともできる。
パチンコ店によってシステムは異なるが、いずれにしろ少額で遊べるというのが、1ぱちや5スロ。
では、ユーザーの立場からして、一般の料金で遊ぶのと低貸しで遊ぶのでは、何が違うのだろうか。
ここから、更に詳しく説明していきます。
スポンサーリンク
コスト0円で始められるスペースビジネス「特P」
️40代の自営業の男性Aさんは、20年来のパチンコファン
以前は4ぱちで遊んでいたが、最近は1ぱちがメインになっている。
⏹️1ぱちで遊ぶ最大の理由
以前のように大勝ちができなくなくなっているから。
単純に出玉スペック的にマイルドな機種が増えて、4ぱちでも5万円とか10万円とか、大きく勝つことが減っている。
例、
2万円くらい使ってしまうと、なかなか取り戻せる気がしない。
気がついたらコンスタントに2万円ずつほぼ毎回負けている状態だった。
破産してしまうと思ったが、かといって、“パチンコを打ちたい”という欲はある。
とりあえず負けをできるだけ減らすことを優先して、4分の1のお金で遊べる1ぱちを選んでいる。
⏹️1ぱちをメインで打つようになってから、“勝ちたい”という欲にも変化が出てきた
1ぱちだと必死になって出玉をゲットしても、1万円勝てれば超ラッキーっていうレベル。
基本的に勝ちを狙うということはあまりなく、できるだけ少ない投資で、長い時間遊べるかどうかが重要という感じ。
使うお金はマックスで1万円と決めているが、基本的には5000円以内でやめるようにしている。
⏹️ギャンブルというよりは遊びで、ゲームセンターに近い
出玉を交換してやめることよりも、全部使い切ってやめることのほうが多いので、基本的には負けが多い。
勝つに越したことはないですが、負けてもあまりヘコまない。
️「時間つぶしで5スロを打っている」というのは、30代の男性会社員・Bさん
仕事の合間や待ち合わせまでに時間が空いたときに、5スロを打つ。
次の予定まで30分くらい空いていて、特にやることがない時などに、5スロを打つ。
時間つぶしで、少ない投資でちょっとでもプラスになればラッキーくらいの軽い気持ち。
仮に高設定台のような挙動を見せても、5スロであれば粘ろうとも思わない。
短時間で打つには丁度いい。
⏹️パチスロの場合
“高確率状態”や“チャンスゾーン”などというものがある。
本来、そうした状態に入ると、“打ち続けないともったいない”ということになる。
一部の機種では、ボーナスが当たりやすい状態や、高確率でボーナスの抽選が行われるゲーム数というものがある。
そこですぐにやめてしまうと、せっかくの当たりを逃してしまう可能性が高い。
高設定台であれば、長い時間打ち続ければ、その分プラス収支になる可能性も高くなるので、基本的にはやめないほうがいい。
時間に余裕がない時は、パチスロはあまり打たないほうがいいというのがセオリーとされている。
⏹️Bさんは、時間があまりない時にこそ5スロを打つ
5スロの場合、勝ったところで金額も大したことなない。
逆に5スロでたくさん出玉を得てしまうと、“これが20スロだったら、もっと勝てたのに”となんだか逆に損をした気分になってしまう。
むしろ長く打ちたくないという気持ちもある。
それでも、時間が微妙にあって、なんとなくパチスロを打ちたいというときに5スロを打つ。
そもそも5スロで勝とうなんてあまり思っていないし、本当に時間つぶしでしかない。
どうしてもやめなくてはいけない時間になったら、AT(出玉が増える状態)中でもやめることさえある。
️勝ちにこだわる人は低貸しを打たない
「低貸しで遊ぶユーザーは、単純に“遊びたい”という人が多い。
機種に対する知識をしっかり頭に入れて、“勝つ”ことを目的にパチンコ店に足を運んでいるユーザーは、基本的に低貸しを打つことはない。
時間の潰し方、遊び方は人それぞれですが、5000円や1万円というお金は決して安いものではない。
プラスになる可能性があるとはいえ、“負けて当たり前”という感覚でパチンコやパチスロを打つのは、少し危険な気もする。
低貸しとはいえ“お金を使っている”ということは、忘れてはいけない。
スポンサーリンク
2020年01月27日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9589549
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック