2017年07月16日
カーボカウントとは?
カーボカウントという言葉は聞いたことがありますか?
今日はカーボカウントの基本について少しお話してみようと思います。
庵追加物=糖質+食物繊維です。
炭水化物を多くを含む食品の多くは糖質の量に比べて食物繊維の量はさほど多くないので、
カーボ≒糖質と考えます。
カーボカウントでは、最も急速に血糖を上昇させる炭水化物量を管理する食事療法です。
・炭水化物の摂取量が、食後の血糖値上昇の主役とみなして、
適量の炭水化物量を1日の食事に適宜配分することにより、血糖値の管理を試みる。
・血糖を予測する手段として、低血糖の予防などに役立てる。
炭水化物(糖質+食物繊維)、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、水分など。
このうち血糖に影響を与える栄養素は炭水化物、たんぱく質、脂質の3つです。
・炭水化物
消化吸収が早く、ほかの栄養素と比較して最も早く大きく血糖値を上昇させます。
・たんぱく質
50〜60%がブドウ糖に置き換わります。
血糖上昇作用は少ないですが、ゆっくりブドウ糖に変換させるので、
4〜12時間後に血糖が上昇する場合があります。
・脂質
約10%がブドウ糖が置き換わります。
消化に時間がかかるため、食直後の血糖は高くなく、
3〜5時間後に血糖が上昇することがあり、次の食前高血糖につながります。
・炭水化物+たんぱく質:たんぱく質の消化時間により消化吸収が遅延する。
・炭水化物+脂質:脂質は胃の中にとどまっている時間が長いため、特に消化吸収を遅延する。
脂質の量により次の食前血糖の上昇に繋がる。
〇カーボカウントの注意
・脂肪とたんぱく質の血糖上昇が遅いことからこれらを中心に食べると、
脂肪が蓄積されて太りやすくなります。
太るとインスリンの効き目が悪くなります。
・たんぱく質の過剰摂取は腎臓に負担をかけるので避けましょう。
また、たんぱく質を多く含む食品は脂質も多く含んでいる場合があります。
※栄養バランスのよい割合:炭水化物50〜60%、たんぱく質15〜20%、脂質20〜25%
表示の仕方は様々で100g単位や1袋、1個あたりのものなどがあるので、確認が必要です。
今日は、カーボカウントの基本についてお話しました。
次回は、カーボカウントの考え方に基づき、糖質を多く含む食品、含まない食品についてお話します。
カーボカウントについてもっと詳しく知りたい方は、
「カーボカウントナビ」がオススメです。
私も実際に患者さんの栄養食事指導で使用している本です。
食材の写真付きで何カーボかが示されており、視覚的にも分かり易くまとめられています。
今日はカーボカウントの基本について少しお話してみようと思います。
【カーボカウントとは】
カードとは英語で炭水化物のことです。庵追加物=糖質+食物繊維です。
炭水化物を多くを含む食品の多くは糖質の量に比べて食物繊維の量はさほど多くないので、
カーボ≒糖質と考えます。
カーボカウントでは、最も急速に血糖を上昇させる炭水化物量を管理する食事療法です。
【カーボカウントの目的】
・血糖値をできるだけ正常範囲内に維持すること。・炭水化物の摂取量が、食後の血糖値上昇の主役とみなして、
適量の炭水化物量を1日の食事に適宜配分することにより、血糖値の管理を試みる。
・血糖を予測する手段として、低血糖の予防などに役立てる。
【食品に含まれる栄養素と血糖値との関係】
〇食品に含まれる栄養素炭水化物(糖質+食物繊維)、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、水分など。
このうち血糖に影響を与える栄養素は炭水化物、たんぱく質、脂質の3つです。
・炭水化物
消化吸収が早く、ほかの栄養素と比較して最も早く大きく血糖値を上昇させます。
・たんぱく質
50〜60%がブドウ糖に置き換わります。
血糖上昇作用は少ないですが、ゆっくりブドウ糖に変換させるので、
4〜12時間後に血糖が上昇する場合があります。
・脂質
約10%がブドウ糖が置き換わります。
消化に時間がかかるため、食直後の血糖は高くなく、
3〜5時間後に血糖が上昇することがあり、次の食前高血糖につながります。
【炭水化物と他の栄養素との組み合わせによる消化・吸収と血糖上昇の違い】
・炭水化物+食物繊維:消化吸収がゆっくり行われる。食後高血糖を抑制する。・炭水化物+たんぱく質:たんぱく質の消化時間により消化吸収が遅延する。
・炭水化物+脂質:脂質は胃の中にとどまっている時間が長いため、特に消化吸収を遅延する。
脂質の量により次の食前血糖の上昇に繋がる。
〇カーボカウントの注意
・脂肪とたんぱく質の血糖上昇が遅いことからこれらを中心に食べると、
脂肪が蓄積されて太りやすくなります。
太るとインスリンの効き目が悪くなります。
・たんぱく質の過剰摂取は腎臓に負担をかけるので避けましょう。
また、たんぱく質を多く含む食品は脂質も多く含んでいる場合があります。
※栄養バランスのよい割合:炭水化物50〜60%、たんぱく質15〜20%、脂質20〜25%
【食品のラベル、栄養成分表示を確認しましょう】
食品の箱やパッケージには食品の成分表示が記載されているものがあります。表示の仕方は様々で100g単位や1袋、1個あたりのものなどがあるので、確認が必要です。
今日は、カーボカウントの基本についてお話しました。
次回は、カーボカウントの考え方に基づき、糖質を多く含む食品、含まない食品についてお話します。
カーボカウントについてもっと詳しく知りたい方は、
「カーボカウントナビ」がオススメです。
私も実際に患者さんの栄養食事指導で使用している本です。
食材の写真付きで何カーボかが示されており、視覚的にも分かり易くまとめられています。
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