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2018年07月30日

糖尿病性網膜症

「糖尿病は合併症が怖い」


糖尿病自体は自覚症状がありませんが、糖尿病は合併症がとても怖いんです。

今日は数ある合併症の内、糖尿病網膜症についてお話します。

【糖尿病網膜症とは】
糖尿病で高血糖状態が持続すると、視力障碍が生じます。
糖尿病網膜症は進行威すると失明することもあります。
成人になってからの失明の原因の第2位が糖尿病です。
視力障碍を防ぐためには、早期発見が大切で、
少なくとも年に一回は定期的な眼科の検査を受けて、
合併症の有無をチェックしましょう。
また、糖尿病網膜症と診断された場合には、
網膜症の程度によって1〜2か月に一度、あるいは3〜6ヵ月に一度は
病状の進行をチェックする必要があります。

【糖尿病の程度と治療】
血糖コントロールが良くないと網膜症が進行します。
その進行の程度によって次の3段階に分けられます。

〇単純網膜症
網膜の細い血管(毛細血管)の一部に小さな瘤(毛細血管瘤)が出来ます。
また、血管壁から血液が染み出た点状の小出血が起こります。
しみ出した血液の成分による白い斑点がみられるのも特徴です。
網膜にこのような変化が起こっても視力には影響しませんので、
眼の検査(眼底検査)をしないと分かりません。
この段階の網膜症は血糖コントロールを良くすると改善します。
網膜症はこの段階かそれ以前で食い止めることが重要です。

〇増殖前網膜症
単純網膜症の状態で高血糖が続くと、血管が細くなって詰まったり、
血流が悪いところが綿状に白くみえたりします。
大きめの出血斑もみられ、視力の低下を感じることがあります。
増殖前網膜症まで進むと血糖のコントロールだけで改善するのは難しくなります。
レーザー光線で詰まった血管が出血した部分の網膜を焼いて網膜症の進行を止める必要があります。

〇増殖網膜症
さらに網膜症が進行すると、網膜の血流の流れが悪くなり、
酸素が十分に供給されない部分に新しい血管が作られます。
この新しい血管は、とてももろくて出血しやすく、破れると大量出血の原因となります。
症状が進むと、網膜の一部がはがれる「網膜剥離」の状態まで進行します。
こうなると、視力が極端に低下し、場合によっては失明することもあります。
治療には手術が必要となります。

進行を食い止めるのは大変なことです。
発症を防止するためには血糖コントロールを良好にしておきましょう。
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