2018年05月29日
カーボカウントに基づく糖質の量
昨日に引き続き、今日はカーボカウントに基づき、
糖質を多く含む食品と含まない食品について考えてみたいと思います。
炭水化物を含む食品を知ることがカーボカウントを行う上では非常に重要になってきます。
炭水化物は、主食、野菜の一部(芋類、かぼちゃ、コーン、豆類)、乳製品、果物、菓子類、ジュース
などに多く含まれます。
肉や魚などのたんぱく質を多く含む食品や油脂類には、ほとんど含まれないか微量なので、
カウントしなくて構いません。
では具体的に食材例を挙げてみていきましょう。
〇主食
食事の中心として主要なエネルギー供給源となる食べ物
(でんぷんを多く含むので血糖値が上がりやすい)
例)ご飯、パン、シリアル、麺類(うどん、そば、中華麺、パスタなど)
〇副菜
糖質の多い野菜類、芋類、豆類を用いた主菜に次ぐおかず
(ビタミン、ミネラル、食物繊維も豊富だが、でんぷんを多く含むので、血糖値が上がりやすい)
例)糖質の多い野菜、種実(れんこん、とうもろこし、かぼちゃ、栗、ぎんなんなど)、
芋類(里芋、じゃがいも、山芋、さつま芋など)、
豆類(空豆、いんげん豆、小豆、ひよこ豆、大豆を除く)
〇嗜好品
・菓子・飲料(砂糖の主成分であるショ糖を多く含む)
・醸造酒などの糖質を含むアルコール(食事を摂らずにアルコールを摂ると低血糖のリスクあり)
例)日本酒、ビール、ワインやリキュール類
〇主食
食事の中心になるおかずとしてたんぱく質、脂質、エネルギー、鉄の供給源になる食べ物
(糖質を含まないのでこの食品だけでは血糖値を上げにくい)
例)肉類、魚類、魚介類、卵類、大豆製品、チーズ
〇副菜
糖質を含まない野菜、きのこ類、海藻類を用いた主菜に次ぐおかず
(ビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源なので、毎日摂取する)
例)糖質を含まないまたはわずかに含む野菜(ほうれん草、玉ねぎ、レタス、人参、きゅうり)、
きのこ類(しめじ、しいたけ、まいたけ、えのきだけ)、
海藻類(わかめ、ひじき、昆布)
〇油脂類、種実類
・油・植物油
例)バター、マーガリン、ドレッシング、マヨネーズなど
・種実類
例)ピーナッツ、ヘーゼルナッツなどのナッツ類
〇嗜好品
・糖分のない飲料
例)日本茶、無糖飲料など
・合成甘味料で甘味をつけた飲料
例)「糖質オフ」、「ゼロ」などの表示がされた飲料
・蒸留酒などの糖質を含まないアルコール
(蒸留酒自体は血糖値を挙げないが、甘い酒やジュースなどを加えた場合は糖質が増える)
例)焼酎、ウイスキー、ウォッカ、糖質ゼロ表示の醸造酒
カーボカウントでは上記のような考え方の元、
決められたカーボ数の中で適切な献立を立てて実行していきます。
エネルギー制限とは違う考え方なので、
カーボカウントの方が食事制限されている感覚は少なくて済むでしょう。
また機会があれば、具体的なカーボ数等、ご紹介して行きたいと思います。
カーボカウントについてもっと詳しく知りたい方は、
「カーボカウントナビ」がオススメです。
私も実際に患者さんの栄養食事指導で使用している本です。
食材の写真付きで何カーボかが示されており、視覚的にも分かり易くまとめられています。
糖質を多く含む食品と含まない食品について考えてみたいと思います。
炭水化物を含む食品を知ることがカーボカウントを行う上では非常に重要になってきます。
炭水化物は、主食、野菜の一部(芋類、かぼちゃ、コーン、豆類)、乳製品、果物、菓子類、ジュース
などに多く含まれます。
肉や魚などのたんぱく質を多く含む食品や油脂類には、ほとんど含まれないか微量なので、
カウントしなくて構いません。
では具体的に食材例を挙げてみていきましょう。
【糖質を多く含む食品】
〇主食
食事の中心として主要なエネルギー供給源となる食べ物
(でんぷんを多く含むので血糖値が上がりやすい)
例)ご飯、パン、シリアル、麺類(うどん、そば、中華麺、パスタなど)
〇副菜
糖質の多い野菜類、芋類、豆類を用いた主菜に次ぐおかず
(ビタミン、ミネラル、食物繊維も豊富だが、でんぷんを多く含むので、血糖値が上がりやすい)
例)糖質の多い野菜、種実(れんこん、とうもろこし、かぼちゃ、栗、ぎんなんなど)、
芋類(里芋、じゃがいも、山芋、さつま芋など)、
豆類(空豆、いんげん豆、小豆、ひよこ豆、大豆を除く)
〇嗜好品
・菓子・飲料(砂糖の主成分であるショ糖を多く含む)
・醸造酒などの糖質を含むアルコール(食事を摂らずにアルコールを摂ると低血糖のリスクあり)
例)日本酒、ビール、ワインやリキュール類
【糖質を含まない食品】
〇主食
食事の中心になるおかずとしてたんぱく質、脂質、エネルギー、鉄の供給源になる食べ物
(糖質を含まないのでこの食品だけでは血糖値を上げにくい)
例)肉類、魚類、魚介類、卵類、大豆製品、チーズ
〇副菜
糖質を含まない野菜、きのこ類、海藻類を用いた主菜に次ぐおかず
(ビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源なので、毎日摂取する)
例)糖質を含まないまたはわずかに含む野菜(ほうれん草、玉ねぎ、レタス、人参、きゅうり)、
きのこ類(しめじ、しいたけ、まいたけ、えのきだけ)、
海藻類(わかめ、ひじき、昆布)
〇油脂類、種実類
・油・植物油
例)バター、マーガリン、ドレッシング、マヨネーズなど
・種実類
例)ピーナッツ、ヘーゼルナッツなどのナッツ類
〇嗜好品
・糖分のない飲料
例)日本茶、無糖飲料など
・合成甘味料で甘味をつけた飲料
例)「糖質オフ」、「ゼロ」などの表示がされた飲料
・蒸留酒などの糖質を含まないアルコール
(蒸留酒自体は血糖値を挙げないが、甘い酒やジュースなどを加えた場合は糖質が増える)
例)焼酎、ウイスキー、ウォッカ、糖質ゼロ表示の醸造酒
カーボカウントでは上記のような考え方の元、
決められたカーボ数の中で適切な献立を立てて実行していきます。
エネルギー制限とは違う考え方なので、
カーボカウントの方が食事制限されている感覚は少なくて済むでしょう。
また機会があれば、具体的なカーボ数等、ご紹介して行きたいと思います。
カーボカウントについてもっと詳しく知りたい方は、
「カーボカウントナビ」がオススメです。
私も実際に患者さんの栄養食事指導で使用している本です。
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