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2017年09月20日

指示エネルギーを理解していますか?

今日は、少し食事のお話をしようと思います。

糖尿病の治療の大きい三大柱は、「食事療法」と「運動療法」と「薬物療法」です。
中でも糖尿病と「食事療法」の関係性は非常に大きいと言われています。
このことからも管理栄養士は沢山ある疾患の中でも
「糖尿病」の食事療法には力を入れて勉強するように教育され、
管理栄養士の国家試験でも毎年出題される頻出事項となっています。
それほど、糖尿病と食事療法は大きな関係性を持っています。
なので、まず信頼できる管理栄養士が見つかると、
これから先の糖尿病治療の中で力強い味方になってもらえると思います。

私が糖尿病の方と食事についてお話をする際、必ずする質問があります。
「先生から指示エネルギーをお聞きになっていますか?」という質問です。
管理栄養士はドクターの指示の元栄養相談を行っているんですが、
指示エネルギーだけ管理栄養士に告げてあとは丸投げというドクターも多いんです。
患者さん自身は指示エネルギーも聞かされず、
とりあえずドクターの指示の元で栄養相談に来たという方が非常に多いんです。
なので、まず私は指示エネルギーをしってもらうことから始めています。

糖尿病で定期的に通院されている方は、自分の指示エネルギーをご存知の方も多いと思います。
そうでない方は、以下の計算式で適切なエネルギーを計算してみてください。

*標準体重(kg) = 身長(m) × 身長(m) × 22
*適正エネルギー量(kcal) = 標準体重(kg) × 活動度(kcal)
  
●25 kcal 軽労働
1日に1時間程度の歩行と軽作業(運動・買い物など)
家事などによる立ち仕事ぐらいの活動量
大部分が座って仕事、勉強、会話などをしている事が多い
●30 kcal 中労働
1日に、2時間ほどの中作業(通勤・買い物・歩行など)
事務・読書・会議などの座ってする作業が主体
機械の操作・接客・家事などによる立ち仕事が多い
●35 kcal 重労働
農耕・漁業・建築などほぼ動き回る作業量
1日に1時間程度の重い筋作業をしている場合



例)160p 軽労働の場合
・標準体重=1.65×1.65×22=59.9s
・適正エネルギー=59.9×25=1498kcal≠1500kcal
 ⇒1食当たり500kcal程度が適量になります。

まずは、指示エネルギーを計算してみましょう。
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食品会社で4年間勤務後、管理栄養士として総合病院で6年間勤務。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削っています。
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