近年は情報化社会の進展で、社会での効率化、利便性に役立つために、
特にスマホやアプリを利用した情報機器とおのおのの業界での応用など次々と最新技術や
システムが登場してきており、それらを仕事に取り入れることが求められる。
業務工程の効率化に役立つために情報通信機器や時代の変化などトレンドが早い。
よって、国家資格の多くも取得後に毎年一定の定期的な講習が義務付けられることが多くなった。
そのようなことは顧客ニーズや同業他社に負けないでビジネスを行てゆくために必要である。
しかし、それを逆手にとって、資格の登録、更新に多大な費用がかかる資格ビジネスが横行しているのも多くあると思う。
いろんな業界では監督官庁があり、その監督官庁では公的な資格や民間資格の
認定団体をつくり、資格ビジネスになっていることをネットで調べると知ることができた。
資格ビジネスの方法は大体決まっている。
まずは資格試験の受験の前に講習会受講の義務があり、講習会を受けないと資格試験が受けられない
その講習会受講には数万円の受講料が必要である。
次に資格試験受験となるが、受験費用が別途1万円程度が必要で資格試験もそう簡単ではないのだ。
したがって、数年かけて資格を何度も受けさせ、受験料で一つは儲ける。
2つ目として合格した資格は登録制になっており、登録料が別途必要で3万円から5万円必要、
3つ目として数年おきに登録の更新が必要であり、更新登録の際の講習会費として更に3万円から5万円必要
4つ目として時代での顧客ニーズに合ったサービス提供のためにという名目で、定期的に講習会の参加費用がかかる。
このようなパターンが多いのである。
このような資格ビジネスでの資格認定団体の多くが社団法人00協会とかなっているが、
ほとんどの場合、国土交通省、農林水産省、文部科学省、総務省、環境省、経済産業省、金融庁などのOBが
理事として天下っている天下り団体であることがほとんどだ。
国家公務員の上級職はもちろんだが、地方出先の国の機関で中級クラスで課長職以上の経験者は退職時に
2000万円以上の退職金をもらったほかに、このような天下り団体に天下り、
そこで数年過ごし、毎年高い年収を貰い続け
更に退職後の70歳くらいでも高い年金を貰える公務員OBの焼け太り制度は許し難い面がある。
よって、宅建士や建築士のような業務独占資格で会社での必置資格である程度の最新技術や法令知識
社会情勢や社会ニーズの学習義務ずけは理解できるが、
業務独占資格でもなく必置資格でもないのに、頻繁な最新技術の講習など資格維持にお金がかかる資格は推奨できないと思う。
それは役人OBの社団法人の天下り団体の資格ビジネスになっている可能性があるからだ。
たとえば、ファイナンシャルプランナーやITパスポート、ビジネス検定、秘書検定など
そんな業務独占資格でもなく、その資格者が会社にいないと法律上営業ができないわけではない資格には注意が必要だと思う。
このような資格はもちろん最新の法令知識や社会動向やニーズ、トラブル事例、法令を保持するための講習会への参加義務はある。
民間資格や公的な資格取得では資格ビジネスになっていないか気をつけて資格取得に臨む必要があると思う。
1、法律で規定された業務独占資格でない資格
2、更新や維持に多額の費用が必要な資格
3、受験に際して多額の講習会費が必要な公的資格や民間資格
以上のような資格はお金がかかる割に役立たない資格は取得すべきでないと私は思う。
そのような維持に多額なお金がかかる公的資格や民間資格を狙うよりも、
宅建士や2級建築士のような業務独占の国家資格のほうが転職に有利だと思うし、
人脈や実力次第で開業もできる。
ホワイトカラーの仕事の場合、資格が無くともパソコンやネットワーク技術の実務ができるほうが
即戦力になるため、自己アピールが転職で有利になると思う。
宅建士のように企業に5人に1人の割合以上で資格者を置かなければいかいないと法律で規定され、
有資格者がいないと営業ができなく、それを無視すれば宅建業法違反で3年以下の懲役とか
300万円以下の罰金が科せられるような規定がある資格は強いと思う。
しかし、そうでない業種の場合、自分が中程度以上のパソコン使用スキルを保持していることや、
顧客対応など人的なスキルを高める学習のほうが転職には有利だと思う。
なぜなら、仕事の多くが人と人の接点によって成り立っていることがほとんどだからだ。
そのような中で対人スキルが低いことは致命的だと思うのである。
資格には資格ビジネスで儲ける団体があり、勉強での業界知識を身に着けることは無駄ではないだろうが、
資格ビジネスで儲けて、自分が目指す資格がそれほど仕事で評価対象にならなり側面があることを知っておく必要があると思う。
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