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2017年11月20日

鍼灸の効果と残念なこと

土曜は夕方だけ仕事だったので、午前に鍼に行った。C鍼灸院のO先生(女性)には2年半近く診てもらっている。(鍼遍歴については「退院後の生活」〜「受傷一年を迎える」までに記載)
まず軽くマッサージ。この時に身体の状態(張りなど)を確認してくれている。気になる箇所は口頭で伝える。20分程度全身マッサージをしてもらってチェックしてもらう。1週間に一回なのだが、変化があれば気づいてくれる。マッサージの時は冗談も言い合う。

次に鍼をしてもらう。全身に60本位打ってくれる。かなり手早い。時々だが痛いときもある。箇所によっては神経まで響く。特に気になる箇所の鍼には電気を通す。今一番気になるのは坐骨神経痛だ。
それに加え、右腰のツボにお灸をしてくれる。そのツボにお灸をしてもらうと、右足の先までピクピクする。不思議だ。そのお灸をしていただいてから随分痛みが軽くなったと思う。

鍼が終わると上向きで、麻痺側の左手・左脚にEMSを装着。かなりキツメの強さでかける。手足が動くくらい。
右手・右脚は筋がよく張るので、数か所鍼をしてもらう。
EMSは10分位か。終わると足を左右にストレッチ。普通は腰がボキッと鳴るのだが、右は鳴るが左は鳴らない。左が少しでも鳴ったら二人で大喜びする。

僕にとって鍼灸の効果は絶大だ。一時的だが手の痺れも緩和される。歩いて5分くらいなのだが、行きと帰りの足の動きが全く違う。

合計1時間の治療。2年半、正確には2015年の7月からずっと診てもらっている。その頃から比べるとかなり身体は変わった。そのころ出来なかったことが随分出来るようになった。
筋トレで筋肉をつけ、タイムリーなアドバイスと鍼灸。これが僕のリハビリの全てといってもいい。(家で超音波はたまにするが)

ずっと続くものだと思っていた。土曜の帰り、先生はいつも見送ってくれるのだが、この日は外まで出て「実は12月で退職します」と。C鍼灸院は接骨院と併設。もう1店舗ある。鍼灸はO先生1人だ。
今後について・・・訪問治療とかできないのだろうか。それとも僕が資金を出して鍼灸院を開業するか。
以前行っていたU接骨院は廃業して、その店舗は空いたままだ。家のナナメ前。

12月まではあと5回行く予定。最初のころ治療中に先生に「一緒に飲みに行きましょう」とよく誘った。
軽くかわされていたが。
今度の土曜は言おう。御礼を兼ねて食事にと。

日曜はゴルフだったが、これまでになく歩いたのだが全く身体の状態が良かった。鍼灸の効果か。
今日は凄く寒い。外に出て気づいた。杖を忘れたことに。杖なしでもトットコ歩けていた。
もっとO先生の治療を受けたいなぁ。
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posted by shigenon at 10:43| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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