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2022年10月31日

巡礼の旅 5 善峰山

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善峰山は京都盆地の西に位置し、東には比叡山があります。
この善峰から京都タワーが見え、市街地が一望できるので胸のすく思いがします。
ここは丹波篠山から車で一時間強。近くの穴太寺に立ち寄ることをお勧めします。

巡礼の旅 6 醍醐寺・准邸観音

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丹波篠山からは少し遠いですが、京都伏見区にある醍醐寺に行きました。
電車で二条から醍醐まで東西線を使います。醍醐は駅ビルがあるような大きな駅で、そこから10分も歩けばもう森閑な寺の境内になります。
数年前の猛台風で境内の森が全滅して観音堂に行く道は見るも無残に服を脱がされたようでした。
准邸観音は一番奥にあり、しかも本尊は見えないのです。
なのにお参りする人が絶えないのは、この准邸観音は釈迦の母で、これをお祭りしているのは珍しいからです。 
写真は右が観音堂、左は五重塔。

2022年09月26日

巡礼の旅 4 一乗寺

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 国道372号線を西に姫路に向かって車で1時間。
 加西市のフラワー公園近くにこの西国三十三か所の二十六番、一乗寺があります。
 姫路駅からもバスが出ているようです。
 
 国宝の三重塔が建築史的に見たくて、高い階段を上がりました。
 そのうえの坂に本堂があり、本堂から見える風景が三重塔を透かして播州の山々ともう少し空気が澄んでいれば瀬戸内海が見えるかもしれません。
 奥の院から賽の河原も足を鍛える意味ではいいかもしれません。
 

2022年09月21日

巡礼の旅 3 花山院

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 ここは花山院(かざんのいん)。
 丹波篠山からだと40分くらいです。
 新三田駅からも近くですが、丹波篠山から母子(もうし)地区を経由する手段もあります。

 山の麓まで到達するのは容易ですが、入り口から花山院の本殿までは峻険な坂道です。
 健脚でないと登れないようにできています。車でも行けますが、坂のすべてをローギアで登るほどしんどいです。
 ただ、登った後の有馬富士や六甲方面の景色は素晴らしいものがあります。
 この山の中にある堂にもかかわらず、建築物やその周りの佇まいは瀟洒な京都風で、青紅葉が愛しくなりました。これは約1000年前、花山の院は元天皇であり、政争に追われて19歳で退位、一条天皇に譲らざるをなくなって、諸国を行脚し、ここにたどり着いたという経緯があるからなのです。
 その諸国が西国三十三か所というわけです。
 詠んだ歌が、写真にあるように
 
 有馬富士 麓の霧は海に似て 波かと聞けば 小野の松風

 一条天皇と言えばその皇后は藤原彰子と定子、彰子の女房(女官のようなもの)が紫式部、定子の女房が清少納言という流れになります。藤原氏の権力争いに翻弄された幼い花山の院の心を回想しているように思いました。
 お盆の御詠歌恐るべし。
 
 


 

2022年09月12日

巡礼の旅 2 穴太寺

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今月から始まった何となく巡礼の旅は、近くの寺を制覇することから始まりました。
 今回は、京都府亀岡市にある「穴太寺」(あなおでら)。
 亀岡が国道372号線の整備で簡単に行けるようになって親しみを感じるようになり、京都サンガの本拠地やその隣の保津川下りの出発点に行ったりしたのは報告済みです。

 21番札所の「菩提山 穴太寺」は丹波篠山から車で40分くらいで到達できます。
 播州清水寺とは違い国道からすぐのところにある平寺なので巡礼しやすいところです。
 寺務所から望む風景は京都らしい趣があり、赤毛氈の上で寝っ転がって楽しみました。色とりどりの鯉がやってきて肥満の体をうねうねしている姿に平和を感じ、ストレスフリーになって一人で蘊蓄をしゃべっていたら後ろに別の客がいるのに気づかず、あとで赤面することになってしまいました。

 涅槃仏は珍しくお布団をかぶっていらっしゃり、めくって自分の悪い部分と同じ部分を祈ると平癒するといわれています。頭と肩と下腹部を触りましたが、どうでしょう。
 物語「山椒大夫」に出てくる安寿と厨子王の持仏も安置されているそうですが、特別拝観の時だけ拝見できるそうなので、それがいつなのか知りたいと思いました。

2022年09月05日

西国三十三か所 播州清水寺

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 丹波篠山の端、今田町からだと15分くらいの山に西国三十三か所の第25番播州清水寺があります。
 丹波篠山の中心部からは30分はかかりますが、今田薬師温泉からだとほんの近く、ネキにあるといえます。
 最近は若い子もこういうところのスタンプラリーを楽しんでいるようで、ドライブがてらに行くのもいいですね。犬のドッグランもあり、イヌを連れた参拝客もいました。
 せっかくだから、ここから御朱印ラリーでもはじめようかと、ベターハーフと話し合い、何かワクワク気分でお参りしてきました。菩薩堂には新しい彫刻があり、写真のような犬の十二神将が飾られています。
 考えてみれば、想像上のものだから自由な発想で彫るのもいいかな。古いと思いきや、創建時はもっとも最新のものを取り入れた歴史があるのです。
 写真の犬だけでなく干支のすべてが飾ってあるのです。デュマの三銃士みたいで楽しめました。
 次はどこのお寺に行こうか?
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篠山永住権を持って篠山に住んでいます。わかる限り10代以上前から開拓しています。 篠山は宇宙の観念的中心と考える「丹波ささやまにぃの会」代表。 写真は篠山市のゆるキャラ、まるいの君。
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