2018年08月20日
クラウドクレジット アメリカ倉庫案件に投資を実施
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アメリカ倉庫案件に投資
クラウドクレジットから元利金の一部について償還を受けました。
この分は、新しく募集開始となったアメリカ倉庫案件に投資をしています。
・米国不動産ローンファンド(倉庫A)1号 8万円
予定利率:8%(当初利率・米ドル建て)
期間:約34ヶ月(条件付きで延長あり)
貸付総額:1,000万円(当初)
担保:オハイオ州シンシナチ郊外物流倉庫 評価額525万USD
LTV:76%相当
このファンド、初登場ですがなかなか人気のようで、貸付総額は当初の1,000万円から増額を繰り返して
現在は上限枠が5,000万円にまで拡大しています。
オハイオ州郊外にある物流倉庫を担保とする劣後ローンに、貸付先の会社グループが融資を行います。
投資家は、この融資に参加するリミテッド・パートナーシップ(有限責任組合)です。
細かいところはさておき、貸付先の融資に一枚乗る、という理解をしています。
(有限責任=最悪の場合でも、責任は投資額までに限定される)
投資期間は最大34ヶ月ですが、一定の条件を満たし、貸付先が望めば貸し付け期間の延長が行われます。
具体的には、
・貸付残高が、物件鑑定額の75%を超えないこと(LTVが75%以下であること)
・案件からの収益が、元利返済額の1.25倍以上であること
という2つの条件を満たした時。
つまり「物件の価値と収益が安定している場合」に限って、貸付先が望めば延長できる、ということです。
クラウドクレジットの今後の投資
クラウドクレジットは、海外小口案件に投資できるという特徴のあるソーシャルレンディング事業者です。
不動産担保や事業性資金、あるいは再生可能エネルギーであれば色々な事業者が取り扱っていますが、海外
小口案件を取り扱っているのは数社しかありません。
ソーシャルレンディングに一定金額以上を投資する場合は、抑えておくべき事業者だと思います。
しかし一方で、国内の不動産案件や事業性資金とは異なり、クラウドクレジットの取り扱う案件については
遅延や元本の損害などが起こりやすい、ということは認識しておくべきです。
(私の場合でも現状、3件で遅延が起き、おそらくうち1件は元本が削れます)
今後の私の投資ですが、まずクラウドクレジットへの投資自体は継続します。
為替リスクがない円ヘッジ案件を中心として、一部の資金は比較的レートが安定しているUSDやEUR案件に
振り分けて投資を行っていく予定です。
以前にも記事にしましたが、クラウドクレジットの外貨建て案件に投資する場合、その通貨の政策金利を
利率から差し引く必要があると思っています。
なぜなら、もし政策金利程度の利率しかない案件であれば、事業者リスクや貸付先リスクを考えた場合、
外貨建て国債や外貨預金、もしくはレバレッジ無しのFXをする方がマシ、と言う事になるからです。
・(参考記事)リスクプレミアム差から考える、クラウドクレジットの実質利率
クラウドクレジットへの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
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posted by SALLOW at 09:15
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