2018年01月24日
追加投資を行いました(1/23 maneo、クラウドバンク)
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maneoに追加投資@
maneoに新規資金を投入、追加投資を行いました。
ちょうど募集していた下記の2件に投資です。
・ガイアファンディングセレクトファンド109号 20万円
予定利率:8%
期間:9ヶ月
貸付総額:1億860万円
担保:無し
ガイアファンディング側では担保設定あり 評価額29億1,200万円、先順位6億6,000万円
そういえばmaneoにはいつのまにか、オープニングでやらかしたプレリートファンドのセレクトファンドも
募集していました。プレリート案件は売れ行きは良くないようですが、自業自得でもあります。
何となく可哀想なのでこちらにしようかとも思ったのですが、既にプレリート本体で投資しているものと
案件が被っているため却下、代わりにガイアファンディングのセレクトに投資しました。
案件説明には、「販売期間延長に伴う借り換え」とあります。要は当初期間中に売れなかったようです。
こういうお代わり案件はあまり続くと売れ残りリスクが怖いのですが、調べて見た限りではこの案件は
1回くらいしか借換を行っていないようですので、まだ大丈夫か? と思っています。
同じく案件説明に、「担保物件の完成後の予定評価額」と言う一文があることから、物件はまだ完成して
いないと見るべきでしょう。従ってLTVは計算していません。
もっとも、完成後予定評価額から先順位を引いた金額が22.5億円ほどあり、貸付総額に対して十分に
大きい事から、おそらく安全ではないかと判断しました。
なお、maneoで他事業者のファンドを募集するときは、基本「売れ残り」か「追加枠募集」です。
ですので私は、もう一度同物件のお代わり案件が来たら、今度は投資しないつもりです。
maneoに追加投資A
もう一つmaneoに投資しました。こちらは国内不動産案件です。
・不動産担保付きローンファンド1030号 50万円
予定利率:5.95%
期間:15ヶ月
貸付総額:2億5,000万円
担保:宝塚市土地に対する第一順位根抵当権 評価額3億4,910万円 極度額3億円
公正証書による契約
LTV:86%(極度額基準)、72%(貸付総額基準)
オーソドックスな不動産担保付き案件です。
5.95%という数字に、企業努力というかギリギリ高利率を出そうとする姿勢が窺えて好印象でした。
土地評価額は3億4,910万円、貸付総額を基準としたLTVは72%ですが、根抵当の極度額が3億円に設定されて
いますので、追加で同第一順位で5,000万円までは案件募集の可能性があります。
従ってLTVは極度額基準で判定する方が、リスク分析という視点では妥当ではないかと考えています。
極度額基準のLTVは86%。
宝塚の土地ということを考えると少し高いようにも思えますが、今まで私の投資案件の中には宝塚市案件や
EH社案件がなかったため、リスク分散を考えて投資することにしました。
この案件、集まりがイマイチ良くないのは利率が地味なせいなのか、それとも首都圏の担保でないからか、
もしかしたら15ヶ月というそれなりに長い投資期間のためなのかもしれません。
個人的に投資期間については、どうせ期限前償還する、とか思っていたりしますが。
クラウドバンクに再投資
クラウドバンクから今月2回目の償還を受けましたので、追加投資を行いました。
クラウドバンクは少し前から、月初に1回目の償還(元利金)、月半ばに2回目の償還(元本のみ)と
一月に2回の償還を行うようになっているようです。
クラウドバンクに投資される方は参考にして下さい。釈迦に説法な方には申し訳ありません。
・風力発電ファンド80号 2.4万円
予定利率:6.7%
期間:7ヶ月
貸付総額:3,990万円
担保:合同会社持分への質権設定
経済産業省ID及び電力会社契約地位の譲渡予約
今回は少額のチリツモ投資ですので、あまり内容については吟味していませんが、いつもの風力発電案件と
おそらく同様ではないかと推定しています。
この案件で注目すべき点は、下記の2点でしょう。
@クラウドバンク案件で、投資対象電力のFIT買い取り価格が明記された。
今までやっていなかった事に若干ツッコみたいですが、ともあれ情報公開を行ったということについては
素直に評価したいと思います。
良い対応に対して「なんで今までやらなかった」などとクレームを飛ばしては、物事は改善しません。
A貸付先がクラウドバンク100%支配権を持つ合同会社である事が公開されている。
こちらについては、以下の記事で詳細に取り上げましたので、併せてご覧下さい。
・参考記事:クラウドバンクの案件説明に重要な変更(情報追加)がありました
最近のクラウドバンクは、上記のように重要な情報をきちんと公開する対応を取っており、個人的には
なかなか好印象を抱いています(なので、もっと頑張って欲しいです)。
以前に行政処分を食らった過去は消えませんが、そこから再起して人気事業者の一つになっているという
経緯があることからも、投資先として検討される価値はあると思います。
クラウドバンクでの投資をお考えのお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
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posted by SALLOW at 12:10
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プレリートは危機感を持つべきだという点、同意です。
資金の集まりが悪くなった向こうにあるのは、誰も注目しない空気事業者になってしまうことでしょう。それでも大口が付いていれば存続自体はできるかもしれませんが、それはもう「ソーシャル」レンディングではないと考えています。
バイオマス案件はアリだと思います。確か公共団体も絡んでいる事業だったはずなので、箱を空けてみたら中身が空っぽ、ということはなさそうです。
問題は、バイオマス案件は良くても事業者自体がどうなんだろう、という懸念ですね。あれだけの金額を集めているということは、B/Sが恐ろしい事になっていそうです。
クラウドバンクについても同意見です。あとはクラウド証券が黒字化してくれれば。
メガソーラーは、転売出来なければ最悪売電で回収してもらう方法もないわけではないですが、不安ですね。
グリフラは、バイオマス発電ファンドに入れました。東海市のバイオマス発電所が完成間近と地元新聞にも書いてあり出口が見えてきたので。
クラウドバンクは、再投資効率も投資額も少ないので微調整が可能な会社で重宝しているので今後も期待の営業者です。
いつもご贔屓にありがとうございます。
プレリートの件、新ジャンル追加とはいっても実際のファンドが出てきませんからね。複数対象ファンドを同時に募集しないと投資金額が集まりにくいということ、そろそろ事業者の側も学習すべきだと思います。
(なお、最新ファンドの5%分は大口が現れて全額をさらっていったようですが)
クラウドバンクのSPC、倒産分離というのは同意見です。
最近はFIT価格も表示していますし、情報公開という点ではなかなか優れているのではないでしょうか。極度額の件はその通りですが、経営姿勢については共感できるところがあります。
再生エネルギー案件の岐路については、個人的にグリフラの案件が延滞するかどうかが観測気球になると思います。延滞後逃げ切る事ができるかどうかは微妙ですが。
プレリートの1月中というのは来年1月かと言いたくなるくらいプレスが出ませんね。新ジャンルを追加して来ましたが。
さて、クラウドバンクについても投資をしていますが、SPC方式(maneoやLCもよくある方式)であり合同会社だから危険という感じではないと思います。あくまで、事業の器でしかないペーパーカンパニーでこのファンドの風力発電所の売却をもって解散する会社はリスクではないと思います。グループ貸付を悪用した有名な会社とは違い、倒産分離の要素が強く見えます。
問題なのは、いくら注ぎ込まれているかが問題です。クラウドバンクは、極度額も何も本当にわかりません。本当のリスクは事業の不透明さであり、グリフラのリファイナンス頻発おかわり案件を見るとこの分野もそろそろという感じはします。