2017年10月09日
案件紹介(オーナーズブック 2案件)
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オーナーズブック:新宿区商業ビル第1号
オーナーズブックから、10/10と10/11に募集開始となる新案件が公開されましたので、その内容について
記事にしたいと思います。まずは10/10の分から。
・板橋区アパート用地第1号ファンド第1回
募集開始:10/10 18:00〜
予定利率:4.5%
期間:23ヶ月
貸付総額:1億円(主部分)
担保:対象物件(査定額7億100万円)への第二順位抵当権
先順位4億5,600万円
LTV:79%
新宿区四谷にある地上1階、地上6階建ての商業ビルを担保とする案件です。
条件に合うビルを探していましたら、一応こんな物件が見つかりました。
*竣工年月と階数が一致するだけなので、この物件だと決めつける証拠ありません。
ただ、下のリンクによるとリニューアルも行っているようで、状況証拠はそれなりに揃っています。
・ACE四谷ビル (officetar)
・ACE四谷ビル リニューアル実績 (エースコーポレーション)
限られた情報からの推測となりますので、一旦この物件が当たりだと仮定して話を進めます。
@賃料
オーナーズブックの説明によると、地上1階の賃料は29,000円/坪。
こちらの情報によると、1階の賃料は30,000円/坪程度なので、妥当性はあると思われます。
(ただ、この情報が正しいなら1階と3階が空きテナントのはずですが、現状を調べますと
1階はHUB 四谷しんみち通り店、3階はfillin.studioがテナントに入っています)
A貸付状況
シニアローンが65%分、おそらく銀行などの堅い金融機関が食い込んでいる。
銀行の審査を通った案件ということで、貸し付け状況に問題はないと思われます。
Bビルの価値
ビルの土地面積は81m2程度。
四谷の平均地価は約260万円/m2ですが、この案件は駅近のためもう少し高いと予想されます。
仮に300万円/m2とすると、土地代のみで約2億5,000万円。
また、テナント+住居の合計賃料はおよそ330万円/月、年間で4,000万円程度と推定されます。
オーナーズブックの評価額7億円は、表面利回り5.7%に相当します。
ということで、もし対象物件がここで当たりであれば、賃料の情報と貸し付け構造に問題はありませんが
評価額は少し過大評価かな? という結果になりました。
もちろん、対象物件がここではない可能性の方が高い事はご承知おき下さい。
期間が23ヶ月と長め、利率控えめという案件ですが、銀行が貸し付けていると思われることから
案件としての安全性は高いと思われます。
オーナーズブック:新宿区商業ビル第1号
・銀座商業ビル第1号第1回
募集開始:10/11 18:00〜
予定利率:5%
期間:24ヶ月
貸付総額:4億円(主部分)
担保:対象物件(査定額5億100万円)への第一順位抵当権
LTV:80%
こちらはオーナーズブックで過去最高額となる、4億円あまりの大型物件です。
(というか、今までは全体の貸付金額を細分化して募集していたのですが)
オーナーズブックの案件はサーバレースとなる事が多いので、細分化して毎回激戦になるくらいであれば
今回のように、一つにまとめて募集してくれる方が投資家としては嬉しいです。
さて、1992年竣工の6階建て複合ビルということで探してみましたが、ぴったりの物件は無し。
一応下の物件が似ていますが、地下のあるなしがオーナーズブックの情報とは異なります。
・第27中央ビル (officee)
銀座には多数のビルがあるので、この情報だけでは何とも言えません。
なので、賃料や評価額の妥当性も評価が難しいです。
以下、オーナーズブックの説明を丸呑みして考えます。
銀座という土地柄、現時点における稼働率100%、LTV80%、オーナーズブックの実績から考えますと
期間が2年と長く、その割に利率も平凡ですが、検討の余地はあると思います。
私は今月に償還される元本がありますので、間に合えばこちらに投資を考えています。
オーナーズブックでの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
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posted by SALLOW at 15:10
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