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2017年08月12日

追加投資を行いました(8/8その2 クラウドバンク、LCレンディング)



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クラウドバンクに追加投資

 クラウドバンクから70万円弱の償還を受けましたので、再投資を行いました。


 ・太陽光発電ファンド91号 69.1万円

  予定利率:6.8%
  期間:7ヶ月
  貸付総額:1億1,500万円
  担保:太陽光土地及び地上権に対する抵当権
     代表者連帯保証、経産省IDの譲渡予約、電力会社との系統連系権利の譲渡予約

  


 最近のクラウドバンクは、太陽光発電、風力発電、バイオマス発電、中小企業支援の4種類の案件が
 良く出てくるように見受けられます。
 貸付先の分散もかなりできていますし、案件分散がしやすいのではないでしょうか。

 今回の案件はオーソドックスなもので、再生可能エネルギー事業者への貸付です。
 この事業者とは別の太陽光事業者の持分取得資金と開発資金が、貸付の資金用途となります。
 7ヶ月(期限前償還あり)という短期間の場合、金融機関からの融資は金利の面で不利になる可能性があり
 ソーシャルレンディングで資金調達をする妥当性はあると思われます。
 (もしくは、金融機関から融資を受けるまでのつなぎ資金という可能性もあります)

 20170812CB1.png

 不動産担保については、貸付時点で不動産がまだ貸付事業者の所有物になっていないため、担保としては
 若干価値が落ちると言えるはずです。
 もっとも、土地担保だけではなく地上権に経産省ID、系統連系権利の譲渡予約とフルコースの保全があるので
 おそらく大丈夫ではないか、と判断しました。
 (代表者連帯保証はお守り程度です)


 以前の記事で、クラウドバンクが2回目の行政処分を受けた際に

 「責任所在の明確化」を命じられたクラウドバンクが、どのような発表を行うのか。
 この点についてのみ、対応を注視していこうと思います。


 と書きました。
 この件についてクラウドバンクに問い合わせしましたところ、丁寧なお返事をいただきました。

 「既に退任している取締役に重大な責任があるものの、現任の取締役に対する社内処分を行っております」

 とのことです。
 本来、退任していたとしても責任があれば追求すべきなのでしょうが、それが難しいのも理解しています。
 「重大な責任がある」と明確に言葉にした事は、一定の評価をすべきと判断しました。

 今後もクラウドバンクには内部統制、業務改善を進めていただきたいと思います。
 私も一投資家として、継続的な投資という形で応援していくつもりです。


 クラウドバンクでの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
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 クラウドバンク

LCレンディングに追加投資

 祝:成立ローン総額100億円突破

 LCレンディングの成立ローン総額が100億円を突破しました。
 2015年7月に最初のローンファンドを公開してから、約2年での事となります。
 LCレンディングは利率面での魅力は他の事業者に譲るところもありますが、その代わり強固な担保や
 運営母体の安定性が評価され、この結果になったものと思います。

 これからも手堅い案件を中心に、安定した運営を積み重ねていただければと思っております。
 *明らかに個人レベルの資金額ではない投資家による案件の瞬間蒸発など、若干改善すべき所はあります。
  もちろんそういった投資家が参加するのも自由なのですが、クラウドファンディングの本義からは
  少し外れてしまうような気がしますので。


 ・LCセレクトファンド133号 32万円

  予定利率:6%
  期間:12ヶ月
  貸付総額:5億1,000万円(総額、主部分)
  担保:信託受益権に質権設定

  


 横浜市にある複合商業施設の収益を返済原資とする案件です。
 この商業施設はロジコムがマスターリース、LCパートナーズがアセットマネジメントを担当しますので
 実質的にはロジコムグループの所有物と言えるでしょう。

 20170812LC1.png

 大手の金融機関から22億円の融資が既に行われており、この案件における5億1,000万円については
 メザニンローンの形を取っています。
 この5億1,000万円を1,000万円ずつ細分化して、リファイナンス(借り換え)の案件としています。
 本来、リファイナンスを繰り返すのは管理費の上で得策ではないのですが、投資家としては常時募集が
 あるわけで、素直に喜ぶべき事ではないでしょうか。


 本案件の保全を強固にしている理由の一つが、「投資家と貸付先の利害関係が一致している」事です。
 対象となる複合商業施設の運営がおかしくなれば、ロジコムグループの経営数字に影響します。
 ですから、ロジコムグループはそうならないように努力をするでしょう。
 そして、経営が上手く行っている限りは返済原資である収益は確保され、投資家は配当を受けられます。


 貸付先と投資家の利害が一致しない場合(あるいは、最悪のパターンとして利害が相反する場合)には、
 何らかの束縛(担保)が必要になります。
 一方で利害が一致していれば、信義誠実の原則が保全の一種として機能し得るのではないでしょうか。
 特に、貸付先が匿名化されている事の多いソーシャルレンディングにおいては、この利害一致というのは
 重要なキーワードになる、というのが私の持論です。



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posted by SALLOW at 14:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 投資記録
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