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2017年06月16日

追加投資を行いました(6/15、SBI SL)+バイオガスファンドの紹介



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SBI SLに追加投資

 SBI SLから110万円程度の償還を受けましたので、再投資を行いました。
 当初は本日募集開始のテレマティクスローンファンドに一部を投資しようと思ったのですが、操作ミスで
 時間がかかってしまい、気づいたら蒸発していました。

 そういうことで、全額をバイオガスのローンファンドに投入です。


 ・SBISLバイオマスブリッジローンファンド2号 110万円

  予定利率:7%
  期間:11ヶ月
  貸付総額:11億6,300万円(総額18億円)
  担保:@貸付先及び親会社の株式(非公開株式)
     A発電事業用地
     B発電動産(発電設備)
     C建設請負業者が保有する不動産
     D親会社及び代表者による連帯保証による保全
     @及びCの担保評価 19億9,000万円
  LTV:90%


 バイオマスローンファンドの第1弾(貸付総額18億円)が全額集まらなかったので、その追加募集です。
 このファンドや、テレマティクスローンファンドの投資の仕組みについては以前に記事にしていますので、
 よろしければ下記をご覧下さい。

  ・バイオマスローンファンドの紹介

  ・テレマティクスローンファンドの紹介

バイオマスローンファンドの投資先

 100万円というと(私としては)それなりに高額な投資になります。
 それでも投資を決めた理由は、貸付先の情報がおおよそ明確になったからです。
 以下のブログ記事を参考にさせていただきました。

  ・【6/12募集】【7%】SBISL牛ふんファンドの投資先はここかな?
   (ソーシャルレンディング ウォッチさん)

 この記事には、今回の貸付先は株式会社テクノシステムと書かれています。
 実際調べましたところでも、SBI SLの案件紹介と合致するところが多いので、間違いないと思います。
 ソーシャルレンディング ウォッチさん、貴重な情報をありがとうございます。


 さて、この情報と下記の投資スキームから調べますと、おそらく会社は以下のようになると思います。

  A(バイオガス発電事業者)=テクノシステム

  B(Aの関連会社)=株式会社FOODPIT?

  C・D(建築請負業者とその持株会社)=NCD EngineeringNCD電源開発のどちらか

 20170616SBI1.png

 本体(と思われる)テクノシステムは、直前期売上高105億円、資本金2.5億円の会社です。
 決して盤石な規模ではありませんが、再生可能エネルギーのうち太陽光発電所については
 既に40MWを超える建築実績がありますので、一定の信用はおけると思います。
 (40MWの太陽光発電所というと、野立てでも120億円くらいの建築費用がかかります。
  全て自己資金とは考えにくいですし、つまりはそれだけの資金を集められる信用はあるということです)



 一方で、2年前にはちょっとしたオイタもやっているようです。
 ただ、管理技術者を派遣しなかったのならともかく、直接雇用していない者を向かわせてしまったと
 言う事ですので、それほど本質的な問題ではないと思います。

  ・建設業者に対する営業停止処分について(H27.9.3)
  (処分理由:太陽光発電所の建設において、直接雇用していない者を管理技術者として派遣した)

 各Webサイトの作りなどからの勝手なイメージですが、
 会社としての規模はあるものの、ベンチャーの若々しさが抜けていないのかな、というイメージです。
 ちょっとやんちゃな印象を受けるのは気になりますが、そこはSBI SLの堅い審査に通ったということで
 とりあえずは大丈夫なのかな、と思っています。

バイオマス発電の将来性

 貸付先の会社についてはこれで良いとして、次に業界自体の将来性を調べます。
 極論すれば、ソーシャルレンディングの場合は貸付期間が1〜2年なので、その間会社が持てば良く
 業界自体の中長期将来性はそれほど問題ではない
のですが、今後の投資を考えれば調べるべきでしょう。

 今回のバイオガス発電(牛糞による発電)には、以下の特徴があります。

  @売電価格は39円/kWhで20年固定

  A牛糞の原価はゼロ

  B天候に左右されず、24時間の発電が可能(年間予定発電日数340日)


 どうも良いことばかり書いてあって胡散臭く感じてしまうので、
 「なら、なぜ日本でバイオガス発電が普及してないのか?」について重点的に調べてみました。
 普及していない理由が明確になれば、それが今回の案件にも影響することなのか、影響するのならば
 どの程度のインパクトを持つものなのかを評価することができるでしょう。


 ・バイオガス発電が日本で普及していない(しにくい)理由

  @初期投資
   日本ではバイオガスが普及していないため、海外産プラントの方が性能が良い。
   これらを輸入するためのコストが高い。
   *50kWあたり2億円程度必要という情報もある
   (今回の案件への影響)
    今回にも当てはまる。16億円調達ということは、発電量は400〜500kW程度?
    日経記事には熊本で800kW、石垣島で550kWとあるが、今回の募集16億円がこれらのうち
    どの発電所のどれだけの発電量に充当されるのかは不明。

  A事業採算性
   プラント建設に高額なコストがかかるため、補助金などがなければ採算性が保てない。
   加えて、資金調達コスト、原料コスト、人件費なども問題となる。
   (今回の案件への影響)
    資金調達コストはソーシャルレンディング。原料コストは牛糞のため安価。
    プラント発電量を500kW、稼働日数を年間340日とした場合、売電価格は年間1.6億円程度。
    ソーシャルレンディングで資金を借り続ける限り、利息も払えるかどうかというところだが、
    各種の補助金と、最終的にはプラントを転売する事を考えると、大きな問題ではないと思われる。

  Bノウハウ
   バイオガスはヨーロッパで主に行われているため、日本のゴミ処理やエネルギー問題の事情や
   高温多湿の気候などに応じた運用ノウハウを蓄積しきれていない。
   (今回の案件への影響)
    テクノシステムのバイオガス発電ノウハウに関して、情報が無いため不明。

  C法令上の制約、自治体の協力
   バイオガスの原料は、廃棄物処理法などの関連法規に従って処理される必要があり、運搬や貯蔵の
   妨げとなる可能性がある。
   また、スムーズな導入には地域行政の協力が欠かせない。
   (今回の案件への影響)
    原料がある場所の近くにプラントを建築するため、運搬や貯蔵の問題は起きにくいと考えられる。
    地域行政の協力については情報がないが、地域で処分に困っている牛糞などの処理を行う事から
    ある程度の協力を得られる確約はあると思われる。


 以上の検討より、バイオガスプラントの事業採算性については短期・中期的に問題があるものの、
 本案件の貸付期間(1年)の間で問題が顕在化することは少ないだろうと判断し、出資しました。



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posted by SALLOW at 11:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 投資記録
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