2019年05月13日
クラウド会計/開業サービス「freee」から、納税をお得にするシミュレータが登場。
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freeeのサービス
クラウド会計や家計簿、さらには開業や会社設立などをオンラインで行えるサービスが増えてきました。
形は違えど、これもクラウドファンディングと同じフィンテック生まれのサービスです。
そんな中の一つ、シェアNo.1(*)のサービスである「freee」から、面白いシミュレータが登場しました。
直感的な操作で、法人成りした方が税額が有利になるかどうかが分かるシミュレータになります。
(* 2016/8 デジタルインファクト調べ)
「法人成り」について。
法人成りとは、個人事業主が法人化(つまり、会社設立をすること)です。
これにはいくつかの手続きを行う必要があり、その手続きについてもfreeeのサービスサイトの中で説明が
されています。
法人化、会社設立と言うと何となく難しく思いますが、調べてみるとそうでもないことが分かりました。
私はもしかすると、将来プライベートカンパニーを作ることになるかもしれませんので、その時のために
色々勉強中です。結果的に作らなくても何かの役には立つでしょうし。
freee(広告リンク)
法人成りすることによるメリットは、主に以下のようなもの。
・節税ができる
・個人の財産と法人財産を分別できる
・世間からの信用度が高くなる
・事業の相続(承継)ができる
逆にデメリットは以下のようになります。
・設立費用がかかる
・赤字でも税金を払う、社会保険加入義務など支出が増える
・事務負担が多くなる
ということで、法人成りしてメリットがあるかどうかはその人の状況によります。
そのメリットの有無を、税金の側面から簡単に調べることができるのが今回のサービスです。
サービスの内容
サービスの名前は「法人成りの税額診断」。
「簡単な質問に答えるだけで、個人事業主の場合の納税額と比べてどれだけ得するかを算出します」
というもので、直感的に税額が有利か不利かが分かるシンプルなものです。
例えば、収入500万円・経費率50%・社長給与200万円とした場合、以下のように個人事業主の方が得。
つまりこの条件では、わざわざ法人成りするメリットはないですよということになります。
一方で収入2,000万円、経費率50%、社長給与1,000万円の場合、法人成りの方が得となります。
ただ実際には、社長給与には所得税などもかかりますので、この分の影響も考慮した上で最終的にお得なの
か損なのかを判断する必要があるでしょう。
実際は前述の通り、法人成りには税金の側面以外のメリットやデメリットもありますので、これらを総合的
に判断する必要があります。
やはり、一度は専門家に相談することも必要でしょう。
重要なのは、「こういう選択肢もあるよ」ということを知ることだと思います。
税金も制度も、それを知っている人だけが得をするようにできていますし、知らない人に親切に教えてくれ
るようなものではありません。みんなが知っていては立ちゆかない制度もあるからです。
学校や社会での勉強が大事なのと同様、こういう知識も自ら仕入れていくべきです。
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posted by SALLOW at 11:00
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