2019年05月10日
期間無制限・途中換金可能の不動産投資型クラウドファンディング?
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新しいサービスが登場していました
今回は当ブログ初の話題(だと思います)。
マリオン(JASDAQ上場、コード3494)は不動産賃貸サービスを展開するのと同時、不動産の証券化サービ
スも行っている事業者です。
(証券化サービスというのは、おおむね不動産投資型クラウドファンディングのことです)
すでにマリオンは「マリオンボンド」、「サラリーマンボンド」という不動産小口投資商品を販売していま
したが、今年4月に不動産特定共同事業法(電子申請を含む)の許可を取得し、本格的に不動産クラウドフ
ァンディングに乗り出すことになったようです。
そのマリオンから本日正午ローンチされる商品が、「i-Bond」。
(始めて聞いた時、Apple社債券の俗称かと思ってしまいました)
1万円から始められ、運用は無期限、さらに中途解約(買取請求)が手数料ゼロでできる商品です。
「i-Bond」の仕組みは、マリオン曰く「リアルエステートクラウドファンディング」。
カタカナの名前がついていますが、実物不動産を対象にして匿名組合で出資、賃料から収益を得るというス
キームで、要は「不動産投資型クラウドファンディング(CF)」のことです。
それにしても、運用期間無期限で買取請求可能という商品は画期的です。
金利1.5%は少し寂しいとしても、マリオン社が言うように「お金の第3の置き場」になる可能性は十分に秘
めている商品ではないでしょうか。
対象不動産
i-Bondが組み入れる不動産は入れ替え制とのこと。これは予想ですが、今後募集が好調で金額が増えれば、
組み込まれる不動産が順次追加されていくのではないか、と考えています。
まず当初組み入れられる不動産は下記の通りです。
対象不動産は「AIFLAT dokanyama」。
IoT×AI不動産物件を実現する構想のもと、スマートホームサービスを採用した物件とのことです。
所在は荒川区西日暮里5-23-2。賃料20万円という高級賃貸です。
・AIFLAT (ソニー不動産)
・AIFLAT dokanyama (at HOME)
気になること
少し気になることとしては、評価額5億7,000万円に対して優先劣後出資の合計額は同額。
事業者の劣後出資分は5%なので、価値低下に対するバッファがあまりないことでしょうか。
買取請求はいつでも可能とは言え、請求時に価値低下が起こり劣後出資でカバーできなければ、買取金額自
体が目減りすることになります。
とは言え、まだまだ地価上昇は続きそうな23区内。
収益は年1回決算とのことですが、中途で買取請求をしても利息は日割りで支払われます。
今後の展開がどうなるか分かりませんが、面白そうな商品が出てきたと判断しましたので、さっそく会員登
録を行いました。
まだウェルカムレターは来ていないので投資はできませんが、間に合えば資金の一部を突っ込んで体当たり
記事を書いていきたいと思います。
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posted by SALLOW at 09:20
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