2017年05月17日
ソーシャルレンディングと他投資商品の比較
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前置き
私見ですが、投資商品の優劣については、万人の納得する結論は出ないものだと思っています。
(当然、詐欺商品は除いての話です)
理由は、人はそれほど理論的に、かつ賢く設計されているわけではないからです。
議論の末に商品の優劣が決まったとしても、人はその結果だけで動くわけではありません。
「優れているのは分かるけど心情的にダメ」という投資方法もあるでしょう。
人はそれぞれ考え方、投資に使える時間、嗜好、知識、リスク選好性が異なっていて当然ですから、
商品の優劣は事実として気にしつつも、自分に合った投資方法を選べばいいだけです。
もちろん、投資しない(預金のみ)というのも、投資の一手段です。
何にせよ、投資の果実も責任も、投資を行った人だけのものです。
今回の記事では、それぞれの投資商品の特徴について自分なりにまとめてみました。
もちろん、その中にはソーシャルレンディングを入れています。
ソーシャルレンディングの特徴を明らかにして、どんな人に向く投資なのかを見ていくのが目的です。
注意:
以下、かなり主観が入っていると思われますので、鵜呑みにせずご自分での判断をお願いします。
投資商品の比較
色々な投資商品の特徴を比較してみました。
株式や債券、ETFなどは国内と海外でも特徴が変わりますが、大まかなところでまとめています。
なお、それぞれの◎〜×は、だいたい以下のような基準で付けました。
私なりの解釈
実際にまとめたところで、感想は主に下記の3点です。
1.収益可能性と収益安定性は反比例している
→リスクとリターンが比例する、という事と同じ意味だと思います。
2.収益可能性も安定性も高い不動産・太陽光投資は、投資が高額、難易度も高く、流動性が低い
→高額投資と低い流動性は、片方だけならともかく、両方揃うと投資のハードルが上がります。
3.ソーシャルレンディングは、債券投資に特徴が似ている
→実際、SLの本質は「お金貸し」なので、債券投資と似ているのは当然かもしれません。
3について、ソーシャルレンディングが債券投資と異なる点は
・日々の値動きがない(代わりに、いきなり吹き飛ぶ恐れはある)
・事業者の安定性が低い
・途中売却できない
・債券よりは少額から投資できる
と言ったところでしょうか。
事業者の安全性や流動性を犠牲にして相対的に高い利率を得る、という意味においては
ソーシャルレンディングは、ハイイールド債券の仲間に入れて良いように思えます。
こんな人に向いている
まとめますと、ソーシャルレンディングはこんな人に向いているのではないでしょうか。
・日々の値動きを追うのには疲れたので、インカムゲインが欲しい人。
・単独の案件に大きな金額を投資したくない人。
・投資額がいきなり吹き飛んだら諦めも付くが、じわじわとした日々の値下がりには耐えられない人。
一番下、まさに私の性格そのものです。
SLの特徴を比較したところ、やはり自分にはこの投資方法が合っていると再認識する結果となりました。
この結論、認知バイアスがかかっているのは認識してます。
そこはそれ、分かっていてバイアスに引きずられているので問題ない、と開き直ってみます。
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posted by SALLOW at 13:30
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