2019年04月19日
本日、「台東区新築マンション第1号ファンド」募集開始。
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新ファンドは金額上限付き
本日、オーナーズブックから新しいファンドが登場となります。
・台東区新築マンション第1号ファンド第1回
予定利率:4.4%
期間:25ヶ月
貸付総額:5,000万円
担保:物件に対する第に順位抵当権 評価額4億2,400万円、先順位約2億6,740万円
LTV:75%
備考:一人当たり上限金額は50万円
今回案件の特徴は、一人当たりの上限金額が付いていること。
オーナーズブックの場合、数千万円くらいの案件では良く付いている条項です。
個人的にはこれは良い制度だと思います。
投資家により資本額は様々なので、ある案件に大資本が投下されたとしてもそれを否定することはできない
のですが、やはり「ソーシャル」レンディングと言うからには不特定多数の投資家によって出資がなされる
べきだと考えるからです。
少数の大資本により寡占されてしまうのなら、「ソーシャル」や「クラウド」とは言えないでしょう。
色々意見はあると思いますが、私はそのように考えています。
最大50万円ということは先着100人。多少厳しいですが、私は参戦してみます。
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案件説明と気になる一文
案件説明を見ていきます。
まずはいつもの、リスク分析と財務情報から。
稼働率単位が「0%」になっていますが、これは新築マンションであり未稼働のため。
台東区の新築マンションで、貸付先は直近3期連続で経常利益・当期純利益を計上。
さらに銀行がシニアローンに入っていますので、審査もきちんと行われていると考えられます。
おそらく、銀行融資で借りられなかった分の追加融資をソーシャルレンディングで申し込んだのでしょう。
台東区でLTV 75%、新築マンションであることを考えればリスクは限定的と思われます。
代わりに利率4.4%、期間25ヶ月というのは少し寂しいですが、REITの平均利回りなどと比較すれば、おお
むね無理のない利率と言えるのではないでしょうか。
案件の紹介は以上ですが、最後に案件説明の気になる一文を紹介します。
※担保不動産・借入人に関する情報開示は行政当局の見解に基づいております。本案件については担保不動産・借入人を特定する情報の開示に必要な要件を満たさず、当該写真はイメージとなりますのでご了承ください。
オーナーズブックは当初より、ソーシャルレンディングの匿名化や複数化には疑問を持っていて、案件情報
については開示すべき、というのが一貫した立場でした。
・融資型クラウドファンディングに関する金融庁からの回答に関するお知らせ
にも関わらず、今回の案件で「情報開示に必要な要件を満たさない」とのこと。
これはオーナーズブック側の問題か、あるいは貸付先の問題か。
おそらくオーナーズブックのシステム変更と、投資契約の約款変更がまだ行われていないためだと思います
が、引き続き興味を持って見ていきたいと思います。
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posted by SALLOW at 12:40
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